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2021シーズン新加入選手記者会見 [質疑応答 西・田中・金子]

18日、埼玉スタジアム2002にて、2021シーズンの新加入選手記者会見がオンラインで開催され、西 大伍、田中達也、金子大毅が記者からの質問に答えた。

【西 大伍】

(西選手はピッチ内では暴れん坊だが人間としてはとても大人だという感じがある。レッズについて、長年対戦相手としてどのように見てきたか?)
「まず、そんなに暴れん坊になれていないと思うので、もう少し暴れん坊になりたいと思っています。レッズの印象は、まずは素晴らしいファン・サポーターのみなさんというイメージです。たくさん戦ってきた相手ですが、いつも熱い気持ちにさせてもらっていました」

(レッズの新しいユニフォームに袖を通した気持ちは?)
「まだあまり慣れないですけど、似合っていますか?似合っているなら良かったです」

(一次販売でネームや背番号が入れられるが、人気がどれくらいか、というのは聞いているか?)
「3番目と聞いていたので、今年は1番を目指してがんばっていきます」

(移籍してきた選手で3番目というのは期待の表れだと思うが、ファン・サポーターの期待というのはどのように感じているか?)
「とてもうれしいことですし、たまにメンバー外とかで試合を上から見ているときに、自分のユニフォームを着ている人がたくさんいるとすごくうれしく思います。メンバー外になったときこそ、着てきてほしいなと思います。見ているよ、ということで」

(1番を目指すということだが、今日から二次販売が始まる。1位になるためにアピールを)
「後悔させません。1人3枚くらい買ってください」

(今まで西選手のことを、レッズのファン・サポーターの中には相手として厄介な存在、すごく嫌な存在だと思っていた人が多いと思う。逆に西選手が対戦していて、レッズの中で厄介だという印象が残っている選手は?)
「対戦回数が多い、年齢が上の選手ばかりになるかもしれないですけど、興梠(慎三)選手、槙野(智章)、宇賀神(友弥)とかは左サイドと右サイドで対戦する機会が多かったので、いつも集中が切れないなと思ってやっていました。武藤(雄樹)選手とかにも結構やられています」

(浦和レッズに移籍するにあたって、決め手となったことは?また、誰かに相談、アドバイスをもらったことは?そして西野TDには、右サイドの補強について伺いたい)
「声をかけてもらったときに、特に何も迷わず決めました。楽しそうだなと思いました。興梠選手とかとは少し話をしましたけど、決めたのは自分ですし、迷わなかったです」

【西野 努TD】
「西選手が迷わず決めたというのを初めて聞いて、すごくうれしく思います。右サイドの補強についてというよりも、今回はサッカーを深く知っている選手プラス複数のポジション、一つだけのフォーメーションではないと思いますので、そういったところをちゃんと理解できる選手ということは、全てのポジションについて共通していた要素でした。そういった中で西選手は、僕はサッカーIQという言葉も使いますけど、それが高い選手として来てほしい選手だったので声をかけさせてもらいました」

(レッズでプレーするにあたって、ここ2、3年の対戦を踏まえ、どういう役割を果たすべきだと考えているか?西野TDには、フィールドプレーヤーで経験のある選手は西選手だけだと思うが、全体的な意図を教えていただきたい)
西 大伍
「右サイドバックであればビルドアップの出口だったりですが、まだ何を求められるかも分からない状況なので、求められたことはできると思いますし、やりたいと思っています」

西野 努TD
「移籍加入の中で経験のある選手の比率が少ないという質問だと思いますが、レッズには経験と実績がある選手がたくさんいます。ですので、今年に関してはそういった選手がしっかりと活躍するという点プラス少し若手、経験はないけれども成長のある選手という組み合わせと考えていました。数的なところはそんなに重要なポイントではなかったと思います」

【田中達也】

(浦和レッズで背番号11で名前が田中達也。今はアルビレックス新潟でプレーしている田中達也選手を思い起こすファン・サポーターも多いと思う。ご自身も加入の際のコメントで「小さい頃から憧れ続けている」と言っていたが、意識したり励みになったりするところはあるのか?)
「意識はかなりしています。小さい頃からずっと憧れ続けていた選手なので、今回こうして11番をもらえたときに達也さんにも連絡させてもらいました。『注目して見ているし、新しい田中達也像をつくってくれ』と言われたので、すごく励みになりますし、がんばろうと思いました」

(その新しい田中達也像をどんなものにしたいか?)
「僕はサイドからドリブルやスピードでチャンスを作ることが得意ではありますが、去年は点を決めることもできるようになったと思います。ゴールもアシストも両方積み重ねていけるような、チャンスを多く作れるような選手になっていきたいと思います」

(ガンバ大阪や大分トリニータでのプレーを見ていると楽しそうという印象だが、どんなことを思い描いてプレーしているのか?)
「楽しそうに見えたならうれしいかもしれません。僕はずっとサッカーが好きで戦術的なところも興味がありますし、リカルド(ロドリゲス)監督は戦術的な深いところに入っていくような監督だと思います。今から楽しみですし、今年も楽しい顔をしてプレーできるのではないかと思います」

(大分ではポジショナルプレーを意識していたと思うが、リカルド監督も相手に応じて試合でフォーメーションを変えたりする。その点で対応できる強みは感じるか?)
「ポジショナル的な戦術は(ロアッソ)熊本のときもやっていましたが、大分ではそういう幅をかなり広げてもらったと思っています。去年はサイドだけではなくシャドーもやらせてもらえて、立ち位置は細かく言われていました。すごく成長できた部分だと思いますし、そこは自分の強みの1つだと思っています」

(リカルド監督は徳島ヴォルティスでいいサッカーをしていてそのイメージもあると思うが、リカルド監督のサッカーのおもしろさを現時点でどのように感じているか?)
「徳島の試合は結構見ていて、立ち位置で優位に立ってサッカーをするというのは僕が大好きなサッカーでもありますし、どちらかと言うと相手を引き込んだり、ビルドアップにおけるボールの出口を見つけることがすごくうまい方だと思います。これまではどちらかというと動きが少ないポジショナルなプレーが多かったですが、すごく動的なポジショナルプレーだと思います。新しい発見もたくさんあると思いますし、楽しみです」

(11番は田中選手自身が希望したのか、クラブから提案されたのか?)
「僕が希望しました」

(レッズのレジェンドと同姓同名で背番号も同じするとなるとプレッシャーも大きいと思うが、そういった面での躊躇はなかったのか?)
「プレッシャーはありますが、昔から自分で決められるときは11番にしていたくらい達也さんのレッズの11番のユニフォームに憧れていました。本当に好きな選手でしたので、今日『TATSUYA』と入っている11番のユニフォームを見て、すごくうれしくなりました。プレッシャーはありますが、シンプルにうれしかったです」

【金子大毅】

(今日から全体練習が始まったが、これから戦術とかに踏み込んでいく上で、求められることもあると思う。自分の強みをどうレッズに落とし込んでいこうと考えているか?)
「まずは自分の特長であるボールを奪うことはもちろんしっかり出さないといけないと思いますけど、その中でリカルド(ロドリゲス)監督が練習から指示するトップ下のプレーだったり立ち位置だったりというところをしっかり理解して、そういうところを身につければ個人としてもさらに成長できると思います。そういう部分は楽しみですし、しっかり自分の力にしていきたいと思います」

(今の時点で意識している選手は?)
「特に思い浮かばないです」

(湘南ベルマーレには山田直輝選手や岡本拓也選手などレッズから移籍した選手が何人かいるが、そういう選手からはレッズについてどういうことを聞いたか?西野TDには、ボランチができる選手というと昨シーズンから3選手が退団しているが、このポジションの入れ替わりの戦略について教えていただきたい)
金子大毅
「山田直輝選手だったり(岡本)拓也君だったり、梅さん(梅崎 司選手)とも話をしました。サッカーのことは加入するときに梅さんに相談させていただきましたし、あとはどこに住んだらいいかとか、そういうアドバイスをもらいました」

【西野 努TD】
「出ていく選手に関しては、プロサッカー選手としての彼らの決断というところもあると思います。中盤の真ん中というのはすごく重要なポジションだと認識していますので、金子選手に関しては、退団する選手がいなかったとしても来てください、という話をさせてもらっていました」

(リカルド ロドリゲス監督はフォーメーションや立ち位置が試合の中で変わることもあるが、ボランチの選手はそこまで変わらないと思う。今の時点で、周りの変化に対して、どういうふうにアプローチして組み立てていきたいというビジョンがあるか?)
「ポジションが変わることで見るところとかも変わってくると思います。湘南にいる頃はシステムが試合中に変わることは少なかったので、そういう経験は初めてですけど、見るところなどをしっかりしていればスムーズに対応できると思うので、そういうところは練習からしっかり意識して取り組みたいと思います」

(代表でクロスに飛び込む練習をしているとき、高い打点でヘディングをしていた。中盤から飛び出してフィニッシュに関わるところはどのくらいイメージしているか?)
「ポジションによってやらなければいけない役割は変わってくると思いますけど、そういう形になれば、そういうシーンはうってつけだと思います。ゴールを奪える選手の方が怖いと思うので、そういうところは意識しながら、得点につながるプレーを目指していきたいと思います」

【浦和オフィシャルメディア(URD:OM)】

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