Match Day Information
MDI 2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ グループC 第2節 vs ノジマステラ神奈川相模原

「自分の良さは、気持ちの強さと運動量
全力で走りきって、結果を残す」
◆昨シーズンよりもずっと成長できている◆
--今シーズンのここまでを振り返って、いかがでしょうか。
昨シーズンはスタメンで出られる試合も多かったので、今シーズンはスタメンでの出場時間を伸ばしていきたいと思っていました。
でも、開幕戦は最初から出られましたけど、その後がなかなか続かず、時間という意味では自分が思ったようには試合に出られていなくて、チームが求めているところにはまだ少し届いていないのかな、というところはあります。
ただ、個人として見たときには昨シーズンよりもずっと成長していますし、今の状況を前向きに捉えて、あらためてスタメン出場を目指してやれることをやっていこうと思っています。
--今シーズンは今までと違うポジションでの出場も多く、高塚選手に求められる部分も変わってきていると思います。
はい、昨シーズンはとにかく前に前にというか、自分の運動量とガッツの部分で相手の嫌なことをやっていくことが求められていました。
今はそれにプラスして、その場その場での状況判断やチームを助けるようなプレーを求められています。そういう部分は、もっと磨いていきたいです。
--その中で、今シーズンは特にどういうところが成長できていると感じていますか。
相手の状況に応じてパスや動きを変えるところについては、相手も見ながら味方も見つつ、スペースも感じてという中で、昨シーズンよりもずっとできるようになっています。
あとは、今プレーしているアンカーのポジションでは1対1の強度も求められますけど、その部分もレベルアップできていると思っています。
--本日拝見したトレーニングでは、少ないタッチ数でピッチを広く使ったスピーディーな攻撃の形に取り組まれていました。その中では高塚選手からどういうパスを出せるかもポイントになると思います。
相手のプレスをワンタッチ、ツータッチで剥がしていければ、相手にとっても嫌だと思います。今は相手にはめられたときにタイミング良くスペースに顔を出してワンタッチではたく、というところに取り組んでいますし、トラップをしてから展開するようなプレーも、スタッフの方に手伝ってもらいながら練習しています。

◆新しい挑戦の中でも、できることは必ずある◆
--学生時代はどのポジションでプレーすることが多かったですか。
高校の1、2年生ではトップ下などでプレーしていて、3年生のときはボランチ、アンカーでした。今のポジションもやったことがないわけではなかったです。
もちろんレベルは全然違いますし、慣れるまでに時間もかかりましたけど、今は慣れてきて、思ったようなプレーができるようになってきています。
–違ったポジションでの出場もしていますが、ポジションが変わることについては、どのように捉えていますか。
自分の中では、まずは与えられたポジションを全うしよう、そこで求められていることを再現しようと決めています。
前のポジションには楽しさもありますけど、後ろのポジションからでも自分のところから攻撃につながるパスを通せたりしたときは、すごく楽しさを感じます。
--今シーズンも含め、レッズレディースに加入してからは新しいことへのチャレンジの連続だったと思います。その際、どんなことを一番意識して取り組んでいましたか。
何かに挑戦するということで、最初はできないことのほうが多いと思います。
だけどその中でも自分にできることが絶対に一つはあって、たとえば今のポジションでも、運動量や1対1の強度は他の人と比べても負けていない部分だと思っています。
そういう部分に対しては強い思いを持って取り組みつつ、そこに自分の苦手なこと、新しくやらなければいけないことをプラスでやっていくことを意識しています。
--新しいことに取り組む際、分からないことはどのようにクリアしようとされていますか。
とにかく吸収しまくることを意識しています。誰かに話を聞くとか、スタッフの方にアフターの練習に付き合ってもらう、あとは自分のプレー動画や他の選手の動画を見て研究するとか。
特に今やっているアンカーは、同期だった楓佳(角田楓佳:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンWFC)がずっとやっていたポジションだったので、1対1とか守備の場面の寄せ方とかは、楓佳のプレーをイメージしながらやっているところはあります。

◆「映奈のメンタルが、いつかチームに必要になるときが来る」◆
--高塚選手のプレーを見ていると、ハードワークする姿勢や献身性がすごく印象的です。そういうプレースタイルはどのように身に付けてこられたのでしょうか。
中学・高校時代から運動量はあるほうではありましたけど、レッズレディースに加入してからは技術的に足りない部分とか、状況判断でミスをしてしまう部分が出てきてしまっていました。
そういうときに光さん(猶本 光:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)がアフターの練習とかでいろいろなことを教えてくれる中で、「運動量が自分の持ち味なんだから、そこをもっと生かしていかないと」と言ってもらって、そういう自分の良さについては負けないよう、そして献身性もそこでアピールできるようにしっかりやろう、ということを意識してやってきました。
「映奈はメンタルが強いから、いつかそれがチームにとって必要になるときが来る」ということを言ってもらったのを覚えています。
自分としても、どんなことがあっても揺るがないよう、気持ちを見せることはいつも心掛けています。
盛り上げないといけないときは自分が盛り上げたいと思っていますし、試合中も指示の声や仲間を盛り上げる声とかも出すようにしています。
--レッズレディースはINAC神戸レオネッサ(I神戸)との上位対決に敗れ、皇后杯も敗退してしまったということで、ここから巻き返していくという意味では、今はまさに高塚選手の気持ちの強さが必要になってくると思います。
今後に向けてまた良い流れを作っていくためにも、次は絶対に勝たなければいけない試合だと思います。選手それぞれが強い思いを持っていますし、それを体現していくだけです。

◆対策してくる相手をどう崩すか◆
--次戦の対戦相手、ノジマステラ神奈川相模原(N相模原)さんの印象についてはいかがでしょうか。
昨シーズンからN相模原さんとの試合ではあまりうまくいっていない印象があります。
相手がレッズレディース対策をしっかりと練ってきているからだと思いますし、そこをどう崩すか、というところは考えながらやっていきたいです。
--レッズレディースのアンカーポジションについては相手もかなり警戒してくるでしょうし、試合のカギを握る部分になりそうです。
中盤のゾーンで、自分たちのボール保持から相手の体勢を崩すようなパス回しをして、狭くなったところから広げ、広げてから中に入れる、ということができれば、ゴールチャンスは作っていけると思います。
自分としても、どこが空いているかをしっかり見ながらプレーしていきたいです。
--そして高塚選手自身にとっても、出場機会があれば内容を伴った結果を出すことが求められると思います。
そうですね、今シーズンはまだ結果を出しているとは言えないので、こういうときだからこそ自分の強さを出していけたらなと思います。
--皇后杯では遠い会場まで、たくさんのファン・サポーターのみなさんが足を運んでくださいました。次戦はホームということで、さらに多くの方が浦和駒場スタジアムに来てくださると思います。みなさんに、ご自身のどういうところを見てほしいですか。
自分の良さは、気持ちの強さと運動量だと思います。対人の部分やチームへの献身性を見ていただけたらと思います。
そして、今シーズンのレッズレディースの目標として「一戦必勝」というものがあります。
もちろん自分は目の前の試合に全力を注ぎますし、チームのためにも、応援してくださるファン・サポーターのみなさんに勝利を届けるためにも、全力で走りきって結果を残せるよう、強い気持ちで挑みます。

◆2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ グループC 第2節 vs ノジマステラ神奈川相模原