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22.01.05

皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝 vs セレッソ大阪堺レディース 試合後 監督コメント

【楠瀬直木監督】
「厳しいゲームになるのは、トーナメントなのでわかっていました。でも予想以上にセレッソ大阪堺レディースさんの走力が落ちず、プレッシャーもきつかったと思います。選手たちも、それぞれ予想よりもはるかにプレッシャーが強かったと感じたと思いますが、その中でもボールを失わずにチャンスを見つけて、フィニッシュまでいこうとしていました。選手たちも逃げずにしっかりとボールを動かしてくれたので、うちがボールを持つ時間が多かったと思います。ただ、得点はPKのみということで、なかなかフィニッシュのところ、ゴールをこじ開ける部分はできませんでしたし、相手チームの守備もすばらしかったです。その中でも勝利をつかみ次につなげたので、前回のサンフレッチェ広島レジーナさん、今回のC大阪堺さんの分も、次につなげて決勝を勝ちにいきたいと思います」

【質疑応答】
(緊迫感と寒さもある中での試合になりました。試合前はどのような声を掛けて送り出しましたか)
「手を抜いたり油断をすると足元をすくわれるということ。言葉でも伝えましたが、選手たちもわかっていて、もう一度それをみんなで再確認しました」

(相手の勢いを受けながらも、いい入り、落ち着いた試合運びができていたのではないかと思います。いいチャンスもつくりましたが、攻撃面での手応えはいかがでしたか?)
「選手たちが落ち着いてボールを動かしていましたが、プレッシャーがきつかったので、どこまで落ち着いていられたのかなという部分はあります。でも、その中で最後を崩せない、ゴールを奪い切れないというところは、判断ができなかったということです。ゴールにつながるようなところをつけなかったのは、やはり相手のスピードもプレッシャーも早かったからだと思うので、そこでワン・ツーを入れたり、スルーパスを狙ったりというような崩しに持っていかないといけません。次の試合にしてもWEリーグの後半戦にしても、研究もされているので、わかっていても崩せるようにならないといけない部分は、レッズレディースのこれからの課題だと感じています」

(ゴールが少し遠い中でも、交代カードを切らずに戦い切りました。選手交代を行いにくい展開でしたか?)
「準備はしていましたが、ゲームが拮抗していたこともあります。控えメンバーで出したい選手もいましたが、ピッチに立たせるにはもう少し準備が必要という部分やケガのこともあるので、ベンチでも相談していましたが、そのままでいきました」

(初制覇、アベック優勝がかかる決勝戦です。意気込みをお願いします)
「こうしたチャンスはないですし、今日も負けてもおかしくないような流れでした。その中で勝てたことは、次へのチャンスや必ず勝てということでもあるので、まずはしっかり休んで、いい準備をして、最善の状態で臨みたいと思います」

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