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Player’s Column「脅威となる存在に」——久保花穂 新シーズンの誓い

加入から半年を終え、新シーズンを迎えた久保花穂に選手としての夢を聞く。
「私がいたら負けない、そう言えるキーパーになりたいんです」
久保はそう静かに言葉を紡いだ。今は、そこに至るまでの道程。今シーズンも、そのために歩みを続ける。
「自信がなくなるくらい、レベルが違った」
東洋大学から今年2月に加入した久保は、大学時代、確かに自信を持ってプレーができていた。しかしプロリーグの世界に飛び込んでみて、その自信は早々に揺らいだと言う。
「入ってみて、もう自分の自信がなくなるというか、レベルの高さについていけていないというのを実感した半年でした」
最も痛感したのは、準備の質だった。
特に攻撃に関わる際、ボールを受ける前に見なければならない選択肢の多さ、そしてボールを持った瞬間に視野が狭まってしまう感覚。学生時代は余裕を持ってプレーできていたのに、レッズレディースではトレーニングでも、トレーニングマッチでも、その余裕が持てなかった。
「準備の質が悪いから自分のプレーも引き出せない。そうした悪循環が続いてしまっていたなと思います」
「堀さん(監督)もGKはいつもフリーだから、つなぎでフィールドプレーヤーが厳しいときはGKを使って、と言っているんですが、きついから私を経由したはずなのに、結果、私を経由してきつくなる、ということもあって」
他のGKたちがビルドアップでバタつかないのに対し、自分のところにボールが入ると次の選手の選択肢が狭まるように感じることもあった。

「止まる」という技術の定着
一方、シュートストップに関しては、着実に改善されている感覚がある。
トップレベルにはまだまだ及ばないが、それでも、ボールのスピードに慣れてきたこと、そしてコーチングスタッフとともに取り組んできた、重要な「止まる」という動作が、身体に自然に馴染んできた。
「トップレベルとはいかないですが、自然に“止まる”というところはなじんできたと思います」

「学ぶだけでは、もう足りない」
4人のGK陣の中で、久保は自身の立ち位置をまだまだ低いと自覚している。
だからこそ、チャレンジしたい。
加入当初は、経験豊富な先輩GKたちの姿を見て学ぶことに、どこか安住していた部分があった。しかし今は、その考えを捨てようとしている。
「学ぶのではなく、このGKチームの中で脅威になれるように練習したいと考えています」
「4人の中で、どこか一つのプレー、この要素のところだけは誰にも負けない、と思ってもらえるGKでいたいんです」
GKは、過酷なポジションだ。
スターティングイレブンの中に一つしかなく、試合に出られる選手は一人になる。
卓越した足元の技術と圧倒的な経験とオーラを持つ池田咲紀子、期限付き移籍での出場経験を得て、潜在能力を開花させ、レギュラー奪取に挑む福田史織、そして、年下だが、ポテンシャルが高く、将来性のある熊澤果歩。
久保は、こうした個性あふれるGKチームの中で、自身の立ち位置を明確に築くことに、今シーズン、挑戦する。

メラメラと、気張った先に
最後に、今シーズンの目標をあらためて聞く。
「今まで、そんなにガツガツした気持ちがあるわけでもないし、いつもメラメラしているかと言われたら、そこまでメラメラしていませんでした。だからこそ、今シーズンは、ちょっと頑張ってメラメラしたいなと思って」
それは成長し、GKチームの中で、よい刺激を与えられる存在になり、ゆくゆくは勝負ができる立場になりたいと心底思っているからだ。
振り返ったときに「気張って頑張ったな」と思えるシーズンにしたい——そう語る久保の表情は、穏やかでありながら、決意のようなものが滲みでていた。
(文・写真/URL:OM)


この原稿は、レッズレディースパートナーであるStoryHub社のプロダクトを活用し、人とAIが共創して作成させていただいております。
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