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26.10.25

Players’ Column/悔しさを糧に。背番号13・長嶋玲奈が見せた成長

 

 

決して派手さはないかもしれない。

 

だが、直面してきた悔しさ、あるいは成功体験を糧に、一歩一歩成長し、チームに欠かせない存在となった選手がいる。

 

背番号13のディフェンダー、長嶋玲奈だ。

 

10月24日の首位攻防戦となったINAC神戸レオネッサ戦。

シーズンの行方を左右するかもしれないこの重要な試合で、彼女はその成長の姿を随所に見せた。

 

 

後半6分、決定機を阻んだ冷静な対応

その中でも一つピックアップすると、後半6分のシーンになるだろう。成宮唯選手の決定機を阻止したシーンだ。

 

センターサークル付近で相手センターバックにボールが渡る。相手の状況からはディフェンスライン背後へのボールを蹴り込みそうなことがわかった。

 

長嶋はこのとき、半身で構えながら自身の背中側を一瞬、見ている。

成宮選手がゴール前へのランニングを開始しているのを見逃さなかった。

 

滞空時間の長いボールが蹴り込まれる。

ボールの落下地点への入りが少しずれたため、成宮選手に先に触られてしまったが、トラップした瞬間を見逃さず、瞬間、身体を寄せて阻止した。

 

相手決定機にも慌てず、冷静にゴールを守ることに集中できたプレーだった。

 

「あそこで成宮選手に先にボールをさわられてしまったというのは、個人の大きい課題だったんですが、そのあと、トラップを狙って、足で行くのではなく身体を入れに行けたのが、少し成長した部分だったと思いました」

 

試合後に彼女に話を聞くと、そう振り返った。

 

https://youtu.be/U7C7jCPY43o 

 

 

 

忘れてはいない、昨年11月の悔しさ

 

長嶋には、忘れてはいない試合があった。

 

それは2025年11月8日、同じくINAC神戸レオネッサと対戦した試合。このときも上位対決で、シーズンの行方を占う試合と言ってよかった。

 

結果は、1−2で敗れている。

 

そして、この試合、成宮選手の先制ゴール時に対面していたのが、長嶋だった。

 

成宮選手がレッズレディースからボールを奪った後、そのまま仕掛けてきたその前に、左サイドバックの長嶋はいた。

 

難しい局面だったが、下がりながら対応した結果、相手に切り込むスペースを与え、内側への侵入を許して、豪快に左足を振り抜かれ、ゴールネットを揺らされた。

 

長嶋は言う。

 

「昨シーズン、この浦和駒場でやった試合が、もう本当に忘れられないぐらい悔しい試合でした。チームとしても負けましたし、個人としても、ほんとに何もできなかった試合だったので、その試合で出た課題を克服したくて、いろいろ練習後とかにも取り組んできた部分があったんです」

 

「(昨年の試合は)失点シーンの部分もそうですし、背後に蹴られたボールに対しても全然対応できなかったのが本当に多かったです」

 

だからこそ、今シーズンのこの試合は、チームにとってはもちろん、長嶋にとっても自身の成長を確かめるという意味で、とても大切な一戦だった。

 

 

 

課題と向き合った一年、変わったメンタル

 

 

今季の対I神戸一戦目は、チームが準備してきたものを、ピッチに立った選手たちがしっかりと表現し、勝利した。

 

長嶋自身も成長した姿を見せられたと言ってよかったと思う。

 

彼女自身、控えめに手応えを口にしている。

 

「試合に出ている分、出られない選手の分まで、絶対にやらなくちゃいけないというところ、そのメンタルの部分で、少し成長ができているのが、プレーにも出ているかもしれません。個人的にはまだまだ課題だらけなんですけど、そういった部分は、強い気持ちを持つというところ、それと試合中のミスがあっても、自分で切り替えるじゃないですけど、そういった部分を、もっと成長しなくちゃいけないですけど、少し改善できたのかなと思いました」

 

実際に、成宮選手の決定機を阻止したシーンも、ミスと言うかは別として、落下地点からややずれ、ボックス内でボールに触ることを許してはいる。だが、慌てずにゴールを守ることに専念し、冷静に対処した結果、防いだものだった。

 

 

 

成長する意志と堅実な行動力

 

育成出身の長嶋は今季で昇格して10シーズン目を迎える。

1年目のリーグ出場数がゼロだった彼女が、その翌シーズンからは毎シーズンのように出場数を伸ばし、着実に前進し続けて、今がある。

 

豪快にゴールを決める、あるいは軽やかなテクニックで相手を抜いていく。

長嶋には、そうした派手さはないかもしれない。

 

だが、起きた事象と真摯に向き合い、成長しようとする意志、そしてそれを行動に移せる実行力が彼女にはある。

 

長嶋玲奈のような存在を、ぜひ、多くの方に知ってほしい。

 

(文・写真/URL:OM)

 



 

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この原稿は、レッズレディースパートナーであるStoryHub社のプロダクトを活用し、人とAIが共創して作成させていただいております。StoryHubについてはこちら▶https://storyhub.jp/

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