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Copa Chivas Internacional 16 試合レポート vs MIDTJYLLAND

1月16日(土) コパ・チーバス第2戦 FCミットラン戦



第1戦の勝利を受けて今日はデンマークのミットランとの対戦となりました。

ミットランは大柄な体格を活かしてシンプルに前線へボールを入れてくる北欧らしいチームで、リスタートでの高さを生かした攻撃は迫力のあるものでした。

結果は1−1の引き分け。1戦目と同様、戦うベースの上に我々の武器を表現したかったのですが、このゲームに関しては少し物足りなさを感じました。

試合は立ち上がりから前線へシンプルにボールを入れてくる相手の攻撃に、身体の大きさ強さで受け身になるような展開となってしまいました。セカンドボールへの反応が遅く、素早いボールへの寄せに後手に回ってしまったのが一番の要因だと思います。

15分くらいからは、相手が警戒して構えてくれることで意図的にボールを保持できる時間を作れました。しかし相手を観て立ち位置を取りボールは保持できるのですが、暑さで判断が鈍ったのか、相手の身体の強さに圧力を感じたのか、ゴールへ向かう、相手に仕掛けていくということが出来ず主導権を握るまでには至りませんでした。

守備のリスタートも多く相手ペースでゲームが進む中、前半21分、左サイドのスローインから突破され最後はクロスに1タッチで合わされゴールを奪われます。立ち上がりからの反応の鈍さを象徴するように、サイドを崩され最後はゴール前の人数はいるものの相手に先に触られてしまいました。

失点した後は相手のペースも落ち、仕掛ける意識を高めたことで我々が押し込んで決定的な形を作ることが出来つつありました。そんな中で前半終了間際の35分、コーナーキックを素早く始めファーサイドからのシュートのこぼれを鈴木が押し込んで同点に追いつきました。なんとか同点に追いついたことで後半へ期待が持てる展開となりました。

昨日のチーバス戦もそうですが、相手は先制点の重要性を認識しペース配分など関係なく前半の最初から全力で戦ってきます。昨日は我々も良いゲームの入りができましたが、今日は失点するまで自分たちから“戦う”というスイッチを入れることが出来ませんでした。ハーフタイムには監督の大槻からも、自信を持って自分たちの武器を出すこと。勇気を持って相手に挑んでいくこと(相手ゴールへ仕掛けていく、2ndボールへの反応、相手に身体をぶつけること)を伝えられました。

後半は積極的にプレーすることで相手を押し込み決定機も幾つか作ることができました。交代で入った2年生の川上エドオジョンや1年のシマブクカズヨシがサイドから仕掛けていくことで、相手に取っても脅威になっていたと思います。ただ相手も最後の局面では身体を投げ出し戦ってきたので、得点を取りきるまでの十分な仕事をさせてもらえませんでした。相手のミットランはリスタートや攻め残りの選手からのカウンターなど、常に隙を逃さない雰囲気は押し込みながらも失点のリスクを感じさせるものがありました。結果どちらもゴールを奪うことができず1−1のまま終了。引き分けとなりました。

昨年のこの大会で“戦う”というベースが大切であることを思い知らされ継続して取り組んできましたが、国内の試合では優勝という結果を掴むこともできたものの、海外に来て国際試合を経験するとまだまだ充分ではないことを痛感させられます。

昨年は1勝もできなかったこの大会で、2試合で勝ち点4は立派な成績だと思います。今日は内容的には良くない中でも勝点1を取れたことは成長を証明しているとも思います。しかし自分たちから“戦う”というスイッチを入れられていたら勝ち切れたのではないかという悔しさの方が強く感じられました。

(育成スタッフ)

Copa Chivas Internacional 16 試合レポート vs CHIVAS

コパ・チーバス

メキシコのグアダラハラに本拠地を置くクラブ・デポルティーボ・グアダラハラ(通称チーバス)が、海外から多くのチームを招待して開催するユース年代の国際大会。アメリカ大陸で行われるユース年代の大会としては最大級のもので、世界中から参加希望クラブが殺到する大会。



2016年大会参加チーム

GROUP A:チーバス(メキシコ)、浦和レッズ、FCミットラン(デンマーク)、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、パルメイラス(ブラジル)

GROUP B:ベンフィカ(ポルトガル)、モンテレイ(メキシコ)、クルゼイロ(ブラジル)、ティファナ(メキシコ)、FCダラス(アメリカ)

GROUP C:トットナム(イングランド)、アトラス(メキシコ)、リバー・プレート(アルゼンチン)、パチューカ(メキシコ)、カトリカ(チリ)



過去参加チーム

2006年U17日本代表、2007年U17日本代表、2008年U17日本代表、2009年U17日本代表、2010年U17日本代表・FC東京、2014年横浜Fマリノス、2015年浦和レッズ

過去2010年U17日本代表が準優勝した以外は日本のチームが予選を突破したことが無い。







1月15日(金) コパ・チーバス第1戦 チーバス戦



初戦はホストチームのチーバス。今大会の初戦は大会の開幕戦でもあり、メキシコ全土に生中継でテレビ放送されるという試合でした。

結果は2−1でなんとか勝利を収めることができました。昨年の大会から念願の初勝利をホストチームから奪うことができとても嬉しく思っています。

試合の立ち上がりは、外国人との間合いやプレースタールの違いに少し適応できていない局面も見られましたが、積極的にボールを奪いに行こうとする姿勢、球際でしっかり戦う姿勢は非常に良く表現できていたと思います。

そんな中13分、左サイド高い位置からドリブルで仕掛けることで奪ったFKを2年生の時里元樹が直接決めます。あまり角度のないところからのFKでしたが、GKのポジションが少し逆サイドに寄っているのを見逃さずに、ニアポストギリギリに蹴り込んだシュートのクオリティは非常に素晴らしいものでした。

以降は我々のミスからカウンターを受けて決定的なピンチの局面も2度ほどありましたが、GKの2年生、山田晃士のファインセーブもあり前半は無失点で乗り切ることができました。自分たちでボールを意図的に奪いに行く形は前半の中でも何度か作り、相手ゴール前まで運ぶことができましたが、シュートを打つ意識が希薄で追加点を奪うことはできませんでした。しかし我々が取り組んできた組織的・戦術的に構築された守備はこの大会でも十分通用するという手応えを感じることができました。

後半に入り相手のプレッシャーも少し落ち着いて、自分たちがボールを保持してチャンスを作ることもできました。リスタートからの決定的なピンチも何度かありましたが、GK山田の前半に引き続きのファインセーブもあり粘り強く戦う中、62分時里が追加点を奪います。自陣左サイドからのクリアボールを相手CBが処理をミスしてそのままGKと1v1になったものを冷静に決めることができました。

試合終盤はチーバスよりのジャッジに苦しめられましたが、昨年の経験をもとに全て想定内というメンタリティでロスタイムのPK1失点で逃げ切ることができました。

この初戦の勝利は、昨年のこの大会での経験を積み上げた成果だと考えられます。高所順化に対しても昨年より1日多く準備期間を取れたことでパフォーマンスを上げることができましたし、何よりも選手たちが相手選手の強さ、戦う姿勢に臆することなく立ち向かえた事、試合終盤も慌てる事なく勝負事に徹する事ができた事が成長を感じられた部分でした。

まだまだ1試合に1試合を大切に準備するという点では物足りない部分も見られますが、選手たちが『目標は優勝!』と口にした責任感を信じ第2戦以降も頑張っていこうと思います。

(育成スタッフ)

Copa Chivas Internacional 16 Aグループ

18日に行われました『Copa Chivas Internacional 16』のの試合結果をお知らせします。

2016年1月18日(月)9:00キックオフ・San Rafael
浦和レッズユース 〇2-1(前半1-0) BOCA JUNIORS
得点者:25分 橋岡 48分 時里

GK 山田
DF 関慎、橋岡、遠藤、高橋
MF 松尾(→高山)、影森(→シマブク)、松高、伊藤、鈴木【→川上エド(→長倉)】
FW 時里(→大西)


Copa Chivas Internacional 16 A グループ

17日に行われました『Copa Chivas Internacional 16』のの試合結果をお知らせします。

2016年1月17日(日)12:00キックオフ・San Rafael
浦和レッズユース 〇1-0(前半0-0) PALMEIRAS
得点者:68分 時里

GK 山田
DF 関慎、橋岡、遠藤、大西(→高橋)
MF 松尾(→高山)、シマブク(→影森)、松高、伊藤、鈴木(→川上エド)
FW 長倉(→時里)

【次戦情報】
2016年1月18日(月)9:00キックオフ・San Rafael
vsBOCA JUNIORS


ケラミックカップ2016試合結果

1月17日(日)に行われました、ハーレンフースバル・ケラミックカップ2016(ドイツ・モンタバウア)予選リーグ二日目の結果をお知らせします。

2016年1月17日(日)予選リーグAグループ
9:58キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース●0-8 FC Schalke04(ドイツ)
11:22キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース○5-3 TSV 1860Munchen(ドイツ)
12:46キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース●1-6 KKS Lech Poznan(ポーランド)

出場選手
河畑・西尾・立川・弓削・関・白土・樋口・北村・木下・関根・荻原・甲斐

予選リーグ7チーム中6位のため決勝トーナメントに進出することができませんでした。


Copa Chivas Internacional 16 A グループ

16日に行われました『Copa Chivas Internacional 16』のの試合結果をお知らせします。

2016年1月16日(土)15:00キックオフ・San Rafael
浦和レッズユース △1-1(前半1-1) MIDTJYLLAND
得点者:35分 鈴木

GK 山田
DF 関慎、橋岡、遠藤、高橋
MF 鈴木(→シマブク)、影森、松高、伊藤、川上(→川上エド)
FW 時里(→松尾)

【次戦情報】
2016年1月17日(日)12:00キックオフ・San Rafael
vsPALMEIRAS


ケラミックカップ2016試合結果

1月16日(土)に行われました、ハーレンフースバル・ケラミックカップ2016予選リーグの結果をお知らせします。

2016年1月16日(土)予選リーグAグループ
13:56キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース●1-2 VFB stuttgart
15:48キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース●2-3 1.FC Koln
17:40キックオフ@モンタバウア
浦和レッズユース●3-4 Tus Koblenz

出場選手
河畑・西尾・立川・弓削・関・白土・樋口・北村・木下・関根・荻原・甲斐

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