みなさん、こんにちは。20日(月・祝)は17時から浦和駒場スタジアムで、プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第11節、アルビレックス新潟レディースと対戦します。

リーグ再開後は、ここまで2試合を戦いました。ジェフL戦は、内容としてはそんなに悪くはなかったと考えています。ただゲームの流れの中で、一発のパスを狙うなど、少し個人ががんばりすぎたところがあり、最終的にはあまりいい形を作れませんでした。昨シーズンと比べて成績を残せていませんから、焦りもあったのだと思いますが、そこでしっかり判断できるかどうかが実力です。

AS埼玉戦ではジェフL戦の反省を生かし、ゲーム全体の流れとしては良くなったと考えています。しかし、最後のシュートやパス、クロスの精度が少し悪かったです。ここで1つ勝てたことは大きかったと思いますが、それだけに次の試合である今節がとても重要になってきます。

夏の暑い中での戦いになりますが、やることは基本的には変わりません。ただ、ゲームの中でのペース配分に気をつけたり、選手のローテーションもしていかなくてはいけないと思っています。また、現在はケガ人もいますが、それはリーグを戦う上ではつきものです。そこをどうするかがチーム力だと思いますし、対戦相手を考えながら、いろんな選手を使っていかなくてはいけないと考えています。

新潟Lとはいつも接戦になり、ほとんどの試合が1点差という結果になっています。よく組織された、いい守備をするチームですので、おそらくなかなかチャンスを作れない展開になるでしょう。少ないチャンスを確実にものにできるかどうかが勝敗を分けると思います。焦れずに粘り強く戦い、勝利を目指していきたいです。

新潟Lの上尾野辺選手は非常にいい選手で、特にセットプレーに関しては、岡山湯郷Belleの宮間選手に匹敵するものがあり、警戒が必要です。AS埼玉戦では不用意なファウルをすることがありましたが、相手にセットプレーを与えないよう、気をつけなくてはいけません。

浦和駒場スタジアムでは、最近は勝てていませんし、今シーズンはまだ連勝がありません。そしてお互いの順位を考えても、新潟L戦は何としても勝利したい試合です。

その中で選手たちには気負いすぎず、のびのびとプレーして欲しいですし、スタジアムに来ていただいた方々に喜んでいただける結果を残したいと思っています。

新潟L戦でも、選手たちは最後まで全力で戦いますので、熱いサポートをお願いします。