開幕カードが決定しました。率直な心境を教えてください
「スタッフから最初に聞いたときは、ベレーザ(日テレ・東京ヴェルディべレーザ)かぁ…って思いましたけど、でも、そこで勝てば勢いがつく。スタートダッシュを決められるので、全力で開幕に向けて準備をしたいと考えています」

開幕戦は味の素フィールド西が丘でのアウェイゲームですね
「2019シーズンのベレーザ戦(2019プレナスなでしこリーグ1部第13節/3−2でレッズレディースが勝利)が、今もめちゃくちゃ印象に残っています。華さん(柴田華絵)と(菅澤)優衣香さんが出られない状況で、全員がハードワークをして勝ち切れた試合でした。あのときよりも、もう少し余裕を持った試合をしたいですが、何よりも勝つことに貪欲にいきたいですね」

そして、第2節は浦和駒場スタジアムでのホーム開幕を迎えます
「やっぱり、ホームではより勝ちたい気持ちが強いです。レッズレディースを応援してくれる多くの方々に勝つ姿を見せたい。内容も大事ですけど、結果にこだわって勝利を一緒につかみたいです」

その想いは試合前、ウォーミングアップのときの挨拶でも伝わってきます
「いつ頃から始めたのか忘れてしまったのですが、アップ前の一礼で、「応援よろしくお願いします」って誰かが言い出して。それに負けないように声を出しているんですよね。見に来てくださったみなさんに「よろしくお願いします」というシンプルな気持ちを伝えたいという想いで…今シーズンも続けていきます!!」

栗島選手は、アカデミーからレッズレディース一筋。プロ選手としての想いも強いと思います
「小さい頃からここにいて、自分が現役中にプロのリーグができるとは思いませんでした。レッズレディースでプロ選手になれたのはうれしいですし、その分、責任もあると感じています。やっぱりプロとしてみんなが見入ってしまうような、面白い試合をしたいですね」

その上でプロ1年目はどんなシーズンにしたいですか?
「個人的には昨シーズン、フル出場があまりできなくて、すごく悔しかった。その気持ちを今シーズンはぶつけようと思っています。私の良さは、守備。
球際にいける、予測をしてボールを奪うというところなので、その良さを忘れずにプレーをしていきたいです。チームとしての目標は、初代女王。プレシーズンマッチをとおして、もう一度見直さないといけない部分も出てきました。WEリーグを戦う中で、ほかのチームは打倒・レッズレディースのような気持ちで戦ってきます。でも、私たちも完成したチームではありません。まだまだ未熟で、改善できるところや、伸びしろもあります。チャレンジャーの気持ちで戦っていきたいですし、やっぱり優勝は1試合1試合に勝って、初めて見えてくるもの。タイトルは大きな目標ですが、目の前の試合に勝たないと届かないものなので、一つひとつのプレーにこだわって、目の前の相手に負けないようにがんばります」

最後に、ファン・サポーターのみなさんにメッセージをお願いします
「いつも応援ありがとうございます。開幕に向けて、最後の対外試合です。本当に見ていて楽しいと思ってもらえる試合をしたいですし、チーム一丸となって勝利をつかみたいと思います!」



 みなさん、こんにちは。2021 WEリーグ プレシーズンマッチを終え、三菱重工浦和レッズレディースは、開幕前、最後の対外試合を迎えました。勝敗のかかった戦いではないとしても、プロとしての試合であり、スタジアムで、または放送配信などで試合を見てくださるたくさんの方々がいます。プレシーズンマッチ同様、今、ベストな選手たちをピッチに送り、この一戦に臨んでいきたいと考えています。

 チーム内では、虎視眈々とスタメンを見据え、このチャンスをつかもうとがんばっている選手たちがいます。選手にとって“選考”される時間というのは、精神的にも本当にきついものでしょう。ですが、同時にいい経験になるものです。日本の代表の座を目指して戦ってきた選手、レッズレディースのスタメンの座を目指して戦っている選手。立場は違いますが、その状況の中で、どれくらいタフに戦えるか。選手たちが見せてくれるものも非常に楽しみにしています。

 そして、9月のリーグ開幕に照準を合わせていく中で、開幕カードが決定しました。レッズレディースは敵地・味の素フィールド西が丘で、日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦します。日本の女子サッカーを代表する2チームが開幕戦でぶつかるのは、「当然のこと」だと率直に感じたものです。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは素晴らしい選手も多く、個々もうまい。ゲーム運びも長けている上にホームゲームで戦うことができます。レッズレディースにとって、簡単にはいかない試合となるでしょう。球際や一歩目など、本当に些細なところで勝敗が分かれるゲームになる。だからこそ、集中を高めて、頭の中を真っ白にしてベストをつくし、チャレンジャー精神を忘れずに挑まないと、足元を救われる結果となってもおかしくはないのです。「レッズレディースはここまでやってくるのか」というくらいに、相手を脅かさないと得点も生まれません。その覚悟を持てるかどうか。

 強い気持ちを持って試合に臨むことができたなら、みなさんにもよろこんでもらえるような好ゲームとなり、WEリーグを代表する試合になるでしょう。まずは、開幕戦。あとにもさきにも語り継がれる一戦となるよう、レッズレディースは一丸となり、覚悟を持って進んでいきたいと考えています。そして、続く第2節はホーム開幕です。第1節に勝利できたとしても、第2節で勝ち点を奪えないと意味がない。覚悟と緊張感がともなった集中力をこの試合でも出さないといけないのです。

 メンタル面でも非常に難しいリーグの入りになるかもしれません。何が起こるか分からない中で、いいときも悪いときもあるでしょう。しかし、そうした場面でも、よりどころになるのが、磨き続けている技術なのです。

 どんな天候でも、どんなモチベーションでも、たとえ逆境になったとしても、技術は支えになる。そこを積み重ね、気持ちの面でもいい形で試合に臨めるようにしていくのは、我々スタッフの大きな役割でもありますが、選手たちに望む覚悟もまた、一夜漬けでは意味がありません。それは、選手たち自身が、わかっていることでしょう。覚悟を持って取り組んでいくことで一試合の大きさをより感じることになる。そうすると1本のパスが変わってくる。同じようなペースで進む毎日の延長に、開幕があるのです。

 その過程で迎える最後の対外試合。いい準備につなげていくためにも、レッズレディースとしていい流れをつくり、その上で勝利をつかんでいきたいと考えています。一緒に女子サッカーを盛り上げていきましょう。本日も、応援をよろしくお願いします。

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