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2016年度経営情報の開示について

2016シーズンのトップチームは、「ピッチ上での規律」を重視し、すべての戦い[J1リーグ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、YBCルヴァンカップ、天皇杯]において2015シーズンを上回ることを目指し、選手補強も行って戦ってきました。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が強調した相手陣内でのプレー時間を長くするというコンセプトをチームが実践し、リーグ戦においては、監督就任の2012シーズン以降最も勝点が多い74ポイント(Jリーグ最多タイ記録)を獲得、得失点差においてもプラス33という数字を残し、年間勝ち点1位を獲得することができました。チャンピオンシップ(CS)優勝は逃したものの、YBCルヴァンカップでは13年ぶりに優勝し、2016シーズンは、最もチームが安定し、強さを発揮したシーズンでした。
クラブは、筆頭株主の三菱自動車工業株式会社が、他のJリーグクラブを保有する日産自動車株式会社から資本参加を受ける方針となったことに伴い、資本構成が大きく変わりました。筆頭株主は、新たに三菱重工業株式会社と三菱自動車工業株式会社が共同出資して設立したダイヤモンドF.C.パートナーズ株式会社となり、今まで以上に強固な支援体制となりました。また、16年ぶりとなる第三者割当増資を実施し計2億2,560万円の資本増強を行いました。第三者割当増資先は、ダイヤモンドF.C.パートナーズ株式会社をはじめとする三菱グループ各社のほか、地域で浦和レッズを支える地元企業計16社で株主企業・団体数は15社増え45となりました。

2015、2016シーズンの2シーズンで導入されたCSを加えた18試合平均入場者数は38,208人(前年度38,745人)でした。リーグ戦の平日開催が増えたことが減少原因になる一方、CS決勝が増加要因となりました。総入場者数に関しては、2015シーズン75万7,279人でした。2016シーズンは83万7,237人になり、7万9,958人増えました。
営業収入は66億600万円と4年連続で増収となり、この収入規模は2009年度を7年ぶりに超える水準になりました。
事業費用と一般管理費を合わせた営業費用は、64億2,600万円で、営業利益1億8,000万円、当期純利益1億7,300万円となり、6年連続の最終黒字となりました。
営業収入の内訳では入場料、広告料、グッズ販売、Jリーグ分配金等の全収入が前年に対し増収となりました。入場料収入は、カップ戦の2試合増やCS決勝出場もあり23億7,500万円(前年度比2億100万円増)でした。パートナー収入は、新規パートナーの獲得等があり25億9,300万円(前年度比4,500万円増)になり5年連続の増加。グッズ収入は、ルヴァンカップ優勝記念グッズや選手記念グッズ等により7億7,800万円(前年度比9,100万円増)となりました。

純資産は11億8,700万円と設立以来初めて10億円を超えました。第三者割当増資を行った結果、資本金/資本準備金が1億6,000万円から3億8,500万円に増加しました。利益剰余金合計も8億100万円になり、過去最高の金額で自己資本比率に関しても59%になりました。
第三者割当増資による資金で、チーム強化のための選手補強並びに練習トレーニング環境改善への投資、及びクラブ基盤増強のためのシステム投資などを行ないます。

クラブは「絆づくり」と「快適なスタジアム」への取組みを続けました。「絆づくり」ではREX CLUBの取組みを強化したほか、ファンショップ、グルメショップ、イベントといった活動も改善してきました。
2017シーズンは、トップチームには7選手が加入し、さらに安定したチームづくりを継続しつつ、「すべてにおいてバージョンアップ」を図り、育成やレディースを含め「強くて魅力あるチーム」づくりを継続します。
クラブは、創立25周年となることから様々な企画を実施します。レッズランドを公益社団法人にするほか、ハートフルクラブの活動強化などJリーグ百年構想への取組みも継続します。オンラインチケットサイトとREX CLUBを接続させるなど楽しみをひとつずつ増やしていきます。また、差別撲滅や安全なスタジアムづくりに向けたSPORTS FOR PEACE!活動も継続していきます。

2016年度経営情報
https://www.urawa-reds.co.jp/club/managdata.html

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