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長谷部 誠選手が浦和レッズアカデミーの選手たちを激励

浦和レッズOBでアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)に所属する長谷部 誠選手が、浦和レッズユース・ジュニアユースの選手たちを激励した。





5月26日の試合前に埼玉スタジアムで行われた長谷部選手のトークセッションは、浦和レッズとブンデスリーガの共同企画で実現した。浦和レッズアカデミーに所属する58人の選手が参加し、浦和レッズOBのウーベ・バイン氏もその様子を見守った。

長谷部選手は藤枝東高校からプロを目指すとき、周囲の反対を受けたという。「プロに行っても厳しいんじゃないか」とも言われたが、決して諦めなかった。「周りの人の意見も大事だと思う。でも一番大事なのは、決断に対して最終的に責任を持てる自分がどうしたいか。僕はプロに行ってチャレンジしたいという気持ちを大事にして決断しました」と当時の心境を明かした。

2002年、長谷部選手は浦和レッズに加入する。プロ1年目は壁にぶち当たった。「練習参加もせずに入ったので、初めて練習したときは『とんでもないところに来たな』という感覚だった」と振り返った。シーズン前の鹿児島トレーニングキャンプには参加できず、サテライトリーグの試合でも出場機会は限られていた。

「プロ1年目もそうだし、ドイツに行って3、4ヵ月はベンチすら入れず、練習も一緒にさせてもらえないときもあった。いろいろな困難があると苦しいし大変だけど、それを乗り越えればさらに大きくなれる。そういう経験をしてきたことで、今では困難なことが来るとワクワクする」と胸を張る。

日本を離れて気付いたこともある。「ドイツやヨーロッパの国を見ているけど、日本のユース年代の環境はすばらしい。みんなは今いる環境に感謝しないといけないし、これからどれだけ変われるかだと思う」と助言する。

「僕が見て感じるのは、中学・高校年代だったら日本のレベルはドイツとそこまで変わらない。試合をして勝つこともある。だけど、そこから先の伸びはドイツと差がつく。17、18歳でブンデスリーガのトップチームで試合に出ている選手もいる。浦和のトップでレギュラーとしてプレーするぐらいの気持ちでやってほしい」

最後に長谷部選手が浦和レッズアカデミーの選手たちにエールを送った。「今を全力でがんばってほしい。僕自身もそのその時で積み重ねてきて、今ここでみんなに話せている。今を楽しんで、そして今をがんばってください」



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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