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さいたまスポーツシューレ事業共同発表に立花代表が出席

19日、さいたま市のソニックシティにて、さいたまスポーツシューレ事業共同発表が行われ、浦和レッズから立花洋一代表が出席した。



さいたまスポーツシューレは、さいたま市が市内のスポーツ施設や宿泊・飲食・研修施設などとネットワーク化することで、スポーツを「する場」、「学ぶ場」を確保しつつ、企業、大学、団体等が持つ最新の知見や技術を活用したサービスを提供する「さいたまスポーツシューレ事業」を展開していくという取り組み。

今回のさいたまスポーツシューレ事業共同発表には、浦和レッズの他、さいたま市、運営母体である一般社団法人さいたまスポーツコミッション、大宮アルディージャ、株式会社ジェイコムさいたま、ラフレさいたま、株式会社NTTデータ経営研究所、NTTコムウェア株式会社、国立大学法人埼玉大学の代表者が出席した。



初めに、清水勇人さいたま市長から「新たなスポーツ産業の成長の場とすることで、民間力を最大限に活用した取り組みを進めていきたいと思っています。ここにお集まりのプロチーム、大学、企業のみなさまとは、このさいたまスポーツシューレの仕組みの中で、それぞれがお持ちの施設、人材、知見、技術などの貴重な資産を市とスポーツコミッションと共に、ネットワーク化して機能させることで、相応に協力、連携しながら、新たな取り組みを柔軟かつ効率的に実施していきたい。そして、地域のスポーツ振興と地域経済の活性化を図り、『スポーツのまち さいたま』の実現を目指していきたいと思います」と挨拶があった。



その後、各代表が今後の取り組みやさいたまスポーツシューレに期待する思いを語る中、立花代表は、「スポーツシューレと聞いたときに、一番最初に思い出すのは、Jリーグの初代チェアマンの川淵三郎さんが、東京オリンピックの合宿でドイツを訪問した際に、とにかく広くすばらしい施設に、これがやっぱり世界なんだ、と感じておられました。それから60年くらい経っている中で、我々浦和レッズが、このさいたまスポーツシューレで、新たなことに取り組むことができることに非常に大きな期待を持っています。さいたま市、スポーツコミッションにできる限りの協力をしていきたいと思っています」と力強く語った。



最後には、全員で手をつなぎ記念写真を撮影し、共同発表は終了となった。

【立花洋一代表】
(共同発表式に参加された感想は?)
「随分前からいろいろな話はありましたけど、やっと動き出したということで、どれだけ活用していくのかが、スポーツコミッションの大きな課題だと思っています。我々がどれだけ一緒になって参加して、成果を挙げていくことをこれからやらなければいけないという気持ちでいっぱいです」

(浦和レッズとして協力できることは?)
「浦和レッズという会社が民間の会社である以上、今回このような形で立ち上がったので、事業という面で真剣に考えないといけないきっかけとなっております。我々浦和レッズとしても、レッズランドができてかなり時間が経ちますが、これをどのような方向に持っていくかということが、非常に大きな課題だと思っています。ここのところをうまく利用して、さいたま市、我々も含めてWINーWINになること、それがすべて地域のみなさんに貢献できて、喜ばれることが大前提になります。こういった形をどうしていくのかという絵を描き出そうということです」

(川淵三郎さんの話をされていたが?)
「川淵さんがおっしゃっていたのは、このようなスポーツ施設が地域に根差しているというところだと思います。それが日本のいろいろな地域にできないかな、ということが初めにあったと思います。そういう意味では、サッカークラブがたくさんできて、J1からJ3まで55チームありますが、その一つひとつを見ると、どれだけ地域貢献できているか、どれだけの施設を持って運営しているか、という視点では、なかなか今まで考えていなかったんじゃないかなと思います。なので、60年経ってやっとそういうことを考えるようなるきっかけになったということを申し上げました。日本一のスポーツ都市を目指す、と清水市長がおっしゃっていますが、それを実行することが非常に重要だと思いますし、それができるのは、さいたま市だけだと思いました。これからいろいろなことができるので、さいたまに住んでいて良かったなと思いましたし、みなさんが健康で長生きできる、そんなまちにこれからしていくんだな、と思いました」

(シューレの意味合いで、『学ぶ』という意味合いが込められていると聞いたが、浦和レッズができそうなことについては?)
「練習施設がまずありきだと思いますが、宿泊もありますし、いろいろな人を育てる場所だとスポーツシューレについては思っています。ですから、こういう時代ですので、さきほどから出ているAI(人工知能)であったりICT(情報通信技術)などを使って、どういった分析をして、それを浦和レッズも活用したいと思いますし、地域がそういったもので新しい取り組みができるようになって、それを基にして活性化する、あるいは人々が働く場が新しく生まれると思います。なにより日本一のスポーツ先進都市ということがいいことですね」

(平成31年度は女子サッカーチーム、特に中学生年代のチームが減ってしまうという話がスポーツコミッションから出ていたが、レディースチームのノウハウの提供も考えられるのでは?)
「もちろんそうです。レッズレディースは、まさに地域にいる女子サッカー選手のみならず、スポーツを志す女子選手の憧れであって、そういう人たちが集う場所がレッズランドだったりします。今までそういったことをみなさんから得ましたので、これはお返ししないといけないと思います。我々もいろいろな経験を積んできているので、それを通じてもっともっと女子サッカーが盛んになればいいと思いますし、それをやるのが我々の仕事だと思っています」

(代表に就任されてから、多くの方々とお会いする機会が増えたと思うが、つながりを感じられるいい機会なのでは?)
「それでなくても数千人の方々とお会いしています。その中でいろいろなアイデアも浮かびますし、そういう方のお話を聞いて、やらなければいけないこともたくさんあります。なによりもチームが勝つことが大事なので、そこもやらなければいけません。やることは満載ですが、自分ができる限り、24時間、365日、サッカーのことだけでなく、浦和のことを考えて、一生懸命がんばっていきたいと考えています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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