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『第20回交流サッカーフェスティバル』に、レッズレディースの山守、南、長嶋、大熊、ハートフルクラブコーチが参加

7日、埼玉スタジアムの第3・第4グラウンドで、埼玉県障害者交流センターが主催する『第20回交流サッカーフェスティバル』が開催され、レッズレディースから山守杏奈、南萌華、長嶋玲奈、大熊良奈の4選手が参加。ハートフルクラブからは落合弘キャプテンをはじめ、神野真郎コーチ、石黒琢也コーチ、伊藤健太コーチ、酒井友之コーチが参加し、15団体25チーム、約250人の参加者の方々と、サッカーを通じて楽しい時間を過ごした。

交流サッカーフェスティバルは、埼玉県内の知的障がい児・障がい者のサッカーチームに対し、日ごろの練習の成果を発揮する機会を提供すると共に、参加者同士の交流とサッカーの普及を図ることを目的に、埼玉県障害者交流センター主催で毎年実施されている。





開会式では、主催者である埼玉県障害者交流センターの大森明紀所長から「日頃の練習の成果を思う存分発揮し、選手同士や大会の運営に携わっている方々とも交流して、今日は一日思いっきり楽しんでください」と挨拶があった後、レッズレディースの選手と、ハートフルクラブのコーチたちが一人ずつ自己紹介をしていった。自己紹介の最後に、落合キャプテンが「一生懸命やることはものすごく楽しいことだから、それが一番大事なことです。一生懸命にやって、今日一日を楽しく過ごしてください」と、参加者に何事も一生懸命やることの大切さを伝えた。

開会式後、全員で大きな掛け声をだしながら準備体操を行い、その後、各コートで交流試合が始まった。レディース選手やハートフルクラブコーチたちは、第4グラウンドで行われた10分ハーフのフットサルに加わり、参加者のみなさんと交流を図った。



















冷たく強い風が吹く中で行われたゲームでは、レディース選手やハートフルクラブコーチたちは、参加選手たちに積極的に声を掛け、いいプレーには「ナイス」と声を掛けたり拍手を送ったりして、ゴールが決まれば選手に駆け寄りハイタッチをしたりするなど試合を盛り上げた。試合は笑顔と笑いの絶えない和やかな雰囲気で行われ、試合以外でも、参加者と会話をしたり、記念写真を撮るなどして、コミュニケーションを取っていた。



閉会式では、レッズレディースの選手と、ハートフルクラブのコーチから各チームの代表者に景品が手渡された。最後に、浦和レッズハートフルクラブを代表して、酒井コーチが挨拶をし、「いいプレーもたくさん見れましたが、うまくプレーできなかった人も、これからたくさん練習すれば必ずうまくなります。サッカーだけでなく、他のことも努力を続ければ、必ず自分の力になるので、そういう気持ちでこれからもサッカーをがんばって欲しいと思います」とメッセージを送った。

最後に、参加者全員で記念撮影が行われ、『第20回交流サッカーフェスティバル』は終了となった。

【落合 弘キャプテン】
「ああいうサッカーのやり方があるのかとか、あんなプレ―があるのかと何とも言えない感覚を味わいます。ただ、全体はサッカーでこうやって楽しめることはいいなと感じます。

いろいろなものを経験させてもらっているからこそ、みんなに経験してもらいたいと思います。特にサッカーをしている方たちに、こういうサッカーもあるんだということを知って欲しいと思います。どんなプレーをしても、一生懸命にがんばっているなという感覚ばかりなので、いい空気でサッカーを見ることができます。これはなかなかない経験だと思います。この空気をみんなに教えてあげたい気持ちです」

【酒井友之コーチ】
「風は冷たかったですが、天気が良い中でサッカーをやれたので、みんな楽しめたと思います。僕自身、何度か参加させていただいていますが、いろいろな方がいて、こっちも楽しませてもらっています。足が速くてシュートがうまい子もいましたし、シュートを外して泣いちゃう子もいました。そんな中にも笑いが起きて、とても楽しくみんなの笑顔が見れました。自分も含めて、笑いながら楽しくやっていたと思うので、とても良かったと思います。

普段から、ハートフルクラブとしても特別支援学校などに行っています。その中で、どんな子にもたくさん声を掛けることを意識してやっているので、今日もそうしていました。そういったコミュニケーションが大事だと思うので、今日もピッチの中でもハイタッチなどのコミュニケーションが取れたことは、良かったと思います」

【山守杏奈】
「サッカーでみんながつながることができて、楽しめるということを改めて実感しました。
自分自身、今後選手としてしっかりコミュニケーションを取って、ファン・サポーターの人たちにも感謝の気持ちを忘れずにしていきたいと思いました」

【南 萌華】
「短い時間でしたが、普段できない経験ができました。みんな上手でとても楽しい時間でした。
自分たちは、普段からサッカーをしていますが、楽しむということを忘れてしまうことがあります。今日、参加していた障がい者の方たちの楽しくサッカーをやっている姿を見て、サッカーを楽しむことは大事だなと改めて感じました」

【長嶋玲奈】
「最初は馴染めるのか不安でしたが、ゴールを決めたときなどに一緒に喜びを分かち合えたので、とても楽しませてもらうことができました。

みんな優しい方が多く、サッカーを通じて優しさを感じられる部分が多かったです。そういう方々に、しっかり楽しんでもらえるように自分もサッカーをしなければいけないなと思いました」

【大熊良奈】
「普段なかなか一緒にやることがない方々とサッカーができたことは、とてもいい経験になりました。

障がいを持っている方々と一緒にやるということは、どう楽しめばいいのか、一緒にどうサッカーすればいいのかと考えてしまうかなと思いましたが、子供たちも大人も、みんなで一緒に楽しめたことは大きかったです。

サッカーを楽しむことは一番大事だと思うので、自分のサッカーの中でも、人と触れ合うときでも、サッカーの楽しさを忘れないでやっていきたいと思いました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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