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第5節 vs FC東京「終了間際の森脇のゴールで勝ち点1を獲得」

30日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第5節、FC東京戦に臨んだ。

39,055人が集まったホームゲーム、レッズは後半にFC東京に先制されるも、試合終了間際に森脇が同点ゴールを決め、ゲームを引き分けに持ち込んで勝ち点1を獲得した。

この試合では、これまで離脱していた武藤と青木が今シーズン初先発。チームは4バックを採用して、この試合に臨んだ。

レッズは最終ラインからボールを保持して試合を組み立て、相手守備の攻略の糸口を探っていった。中盤では柏木、長澤、エヴェルトンらが流動的にポジションを変えてパスをつなぎ、前線の武藤は精力的な動きで攻撃に絡んだ。また、この日右サイドバックに入った森脇も、積極的な攻め上がりを繰り返した。

互いに固い守備を見せたこともあり、決定機の生まれない展開が続いた中で、前半終了間際には右CKからエヴェルトン、槙野がヘディングシュートを放ったが得点には至らず、試合はスコアレスのまま、後半へと進んだ。

レッズは後半開始から、柏木に代わってマルティノスが出場。後半は前半と比べてややオープンな展開になったことで両チームが相手ゴールに迫るシーンが増え、53分には武藤が右ポスト直撃のシュートを放ってFC東京ゴールを脅かした。

しかし75分、FC東京のカウンターからパスをつながれ、最後はディエゴ オリヴェイラにヘディングシュートを決められ、先制を許してしまった。

1点を追う状況の中、レッズは82分に杉本と山中がピッチに入り、攻撃的な選手を増やして得点を狙っていった。87分には山中が強烈な左足FKでゴールを狙うも、ボールはクロスバーにあたって得点にはならず。

それでも諦めずに戦い続けたレッズは、試合終了間際の90+4分、右サイドの武藤からエヴェルトンを経由してペナルティーエリア左の山中へボールをつなぐと、山中が丁寧に入れた低いクロスを中央に入り込んだ森脇が左足で合わせ、ついにFC東京からゴールを奪い、試合は終了。土壇場の同点ゴールで、レッズはリーグでのゲームを3試合負けなしとした。

次戦は4月5日(金)19時33分に埼玉スタジアムでキックオフされる、明治安田生命J1リーグ 第6節、横浜F・マリノス戦となる。

【森脇良太】
(ゴールシーンを振り返って)
「負けていて、ゴールを取りにいかなくてはいけない状況で、高い位置を取ろうと思っていました。山中選手にボールがわたったときに、信じて空いたエリアに突っ込もうと考えていて、山中選手が非常にいいところを見てくれていたというか、本当にぽかっと空いたエリアに山中選手がボールを入れてくれたので、あとはふかすことなく枠にきっちり決める、それだけを意識してシュートを打ちました。8割ぐらい山中選手の得点でもおかしくない、それぐらいすばらしいクロスボールでした」

(オリヴェイラ監督が、「今季のベストゲームのひとつだ」と言っていたが、4バックをやってみた感想は?)
「悪くはなかったです。サイド攻撃というか、サイドで数的優位をつくって、自分が入った右サイドもいいコンビネーションで何度か崩そうとするところまではいけましたけど、そこからの、アタッキングサードに入ったところからの最後のクオリティーというのは、もっと上げていかなくてはいけないと思います。そこに目をつぶってしまってはチームとしての改善はないので、今日もまあまあのできでしたけど、もっとチームとして上げていける部分はたくさんあるなと感じました。でも、今シーズン初めてやった4バックにしては良かった、自分たちの狙いは出せたと感じています」

(相手が固い守備だった中で、前半からクロスを上げていたが?)
「正直、難しかったですね。サイドまではいけるんですけど、あれだけ中に人数を固められていれば、なかなかすばらしいコンビネーションをするチームでも、FC東京の牙城を崩すのは難しいのかなと、やっていて感じました。FC東京は、あれだけ守備ブロックをつくって、ペナルティーエリアの中に多くの人数をかけ、そこでボールを奪ってからのカウンターというのが彼らの狙いでした。それにはまらないようにというのは気を付けましたけど、それを意識しつつ、鉄壁を崩すというのは至難の業でした」

(山中選手が入って、少しリズムが変わったと思うが?)
「山中選手だけでなく、杉本健勇選手、マルティノス選手が入って、チームの流れを変えてくれたと思っています。そういう、途中から入ってきた選手がすばらしい活躍をしてくれると、最初から出ていた選手も、もっと活気づく、勢いづくところがあります。そういう意味では非常に大きな仕事をしてくれたと思います。最後の得点シーンでも、山中選手だったら間違いなくいいボールが来ると思って、あの場面は僕だけじゃなくいろいろな選手がゴール前に入っていたので、それは山中選手を信頼しているひとつの証かなと思っています」

(最後は目が合った?)
「僕は合ったと思います。山中選手はどうだか分かりませんけど、目が合ったことプラス、『ボールをくれ!』と心の中で、あの短い時間で5回は叫びましたね。そこからすばらしいボールが来たので、あとはしっかり枠に決める、というところだけでした」

(逆サイドから入っていったが?)
「何であそこにいたかはちょっと分からないんですけど、最後の最後、もう負けている状況だったので、あそこまでいけたと思います。あそこまで入ることによって、相手は絶対に嫌だなと思っています。チャンスがあったら最後だけでなくこれからも、試合の序盤、中盤でも、しっかりとああいう場面を出していきたいと思います」

【山中亮輔】
(今日は途中出場となったが、どんな思いで出場したのか?)
「ビハインドの展開だったので、少ない時間でしたけど、結果を残すことしか頭にありませんでした。ひとつ結果を残せて良かったと思います」

(FKのシーンについては?)
「個人的にはインパクトも良かったですし、入ったと思いました。あそこで決めきれないのは実力不足かなと思います」

(同点ゴールをアシストしたが、そのシーンについては?)
「(興梠)慎三さんと(杉本)健勇君が入っているのは見えていましたが、相手のサイドバックの選手がそのコースを切っていたので、マイナスのところで、モリ君(森脇)が入ってくるところまでちゃんと見えていました。そういったところの落ち着きみたいなものが今とても持てているので、そこは評価できるところかなと思います」

(2試合連続でアシストをしたが、今後に向けては?)
「やっぱりスタートから出たいという気持ちは常に思っています。こういう短い時間でしたけど、常に結果を出して、もっと使われる選手になっていければいいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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