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第32節 vs札幌「武藤の2ゴールと全員守備で勝利をつかむ」

10日、浦和レッズは札幌厚別公園競技場で、明治安田生命J1リーグ 第32節、北海道コンサドーレ札幌戦に臨んだ。

レッズは武藤が2ゴールを決めて2-1で勝利し、勝ち点3をつかみ取った。

AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指し、リーグ3位の座を目指す両チームの戦いとなった今節は、オズワルド オリヴェイラ監督が前節のガンバ大阪戦から森脇と橋岡を入れ替え、アンカーには阿部を据えて試合をスタートさせた。

試合は序盤、レッズが主導権を握って進めていく。

6分には、左サイドの柏木からボールを受けた長澤が中央で持ち上がり、前線で待つ武藤にボールを預けると、武藤は胸トラップで相手を置き去りにすると、そのまま左足でシュートを決めて先制に成功した。

その後もテンポ良くボールを回してゲームを組み立てていくレッズ。柏木と長澤は中央で積極的にボールを引き出しつつ、チャンスと見るやDFライン背後への抜け出し、加えて鋭いスルーパスで厚みのある攻撃を作り出していった。

20分以降、都倉や三好にボールが集まりだすと、札幌の攻撃に迫力が生まれてくる。25分には、三好にドリブルでペナルティーエリア付近までボールを運ばれ、右サイドに展開されると、菅のクロスを進藤に頭で合わされて同点に追いつかれた。

しかし、35分には興梠が相手のパスミスをカットして攻撃をスタートさせると、宇賀神のクロスを武藤がペナルティーエリア中央で受け、トラップから素早く左足を振り抜き再びリードを広げることに成功した。

2-1で迎えた後半、立ち上がりから札幌の圧力の前に守勢に立たされる。チャナティップや荒野に強烈なシュートを打たれるが、いずれもボールは枠を捉えず、胆を冷やす場面が続いた。

我慢の時間が続くレッズは、前掛かりになる札幌のDFラインの背後にボールを送り、何度も興梠を走らせて打開を図るが決定機を生み出せない。

73分、オズワルド オリヴェイラ監督は阿部に代えて柴戸をピッチに送り出す。柴戸はそのままアンカーのポジションに入った。さらに、78分には橋岡に代えて森脇が投入された。

試合の主導権を手繰り寄せたいレッズは、その後も相手の攻撃を全員守備で跳ね返しながらカウンターでゴールに迫っていく。しかし、選手同士の距離感が悪く、前半に披露していたコンビネーションが生み出せない苦しい時間が続いた。

89分、最後の交代カードを使用し、興梠に代わってアンドリューがピッチに送り出され、最後まで全員が高い集中力で守備に奔走し、2-1で勝利をつかみ取った。

次戦は11月24日(土)14時からShonan BMW スタジアム平塚で行われる、明治安田生命J1リーグ 第33節 湘南ベルマーレ戦となる。

【武藤雄樹】
(すばらしい1点目のゴールだったが?)
「長澤からいいボールが来ました。相手の前でいいトラップができて、冷静に流し込むことができました。最初のチャンスだったので、しっかり決められて良かったです」

(2点目を振り返って)
「相手が僕の前で空振りしてくれて、僕のところがぽっかり空いていたので、冷静にシュートすることができました。宇賀神さんがサイドで仕掛けてくれた中で生まれたチャンスでした。サイドからの攻撃はチームとして練習してきたことなので、その成果が出たのかなと思います」

(ハットトリックは意識していたか?)
「前半で2ゴール取れましたので、正直少し狙っていました。後半もドリブルでゴール前まで持ち込んだシーンもあったので、あれが決まっていれば完璧だったと思います。まだまだ足りないと感じます」

(残り2試合の意気込みは?)
「とにかく残り2試合、勝つしかないですし、苦しい時期もありましたが、ファン・サポーターのみなさんも一年間ずっとサポートし続けてくれたので、最後にしっかりと勝利を見せなければいけません。また、勝つことによってACLや天皇杯にもつながってくると思います。必ず勝たなければいけません」

(30歳を迎えての最初の試合だったが?)
「それほど気にはしていませんでしたが、いい30代のスタートが切れたと思います。残り多くて4試合、しっかり結果が出せるようにがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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