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第11節 vs 名古屋「前半に2ゴール許し敵地で敗戦」

12日、浦和レッズは豊田スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第11節 名古屋グランパス戦に臨んだ。

勝ち点20で順位を2位まで上げていた名古屋との対戦。レッズは前半にマテウス、ジョーという強烈な外国籍選手二人にゴールを許し、0-2で敗れた。

オリヴェイラ監督はリーグ第8節以来、負傷離脱していた柏木陽介を先発に起用。3バックの一角にはAFCチャンピオンズリーグのブリーラム・ユナイテッド戦に続き岩波拓也が入り、コンディションが心配されたエヴェルトンも中盤に名を連ねた。

立ち上がり、武藤がペナルティーエリア内で抜け出すなどしてゴールに迫ったが、その後は名古屋に主導権を握られる。中盤の底でジョアン シミッチが攻守においてバランスを取り、ガブリエル シャビエルが2列目を自由に動いて攻撃のタクトを振るった。レッズはなるべく高い位置でボールを奪ってカウンターにつなげたいところだが、最終ラインまで押し込まれる回数が多く、カウンターでも出足の鋭い相手のプレスに自由を奪われ、攻撃の形を作り出せなかった。

17分、西川の興梠に点で合わせるライナー性のパントキックから一気にペナルティーエリア手前まで侵入するも、その後、ボールを失いカウンターを受けてしまう。攻撃を遅らせることには成功したが、ペナルティーエリア手前まで押し込まれ、最後は長谷川の楔のパスをジョーが落とし、マテウスの強烈なミドルで先制を許した。

前に急ぎ過ぎていた攻撃のテンポを落とし、自陣でボールを丁寧につなぎながら自分たちのリズムを作り出そうとするレッズ。ボールを動かすことでスペースができ、武藤がギャップでボールを受けるなど、少しずつ中盤でのコンビネーションが生み出される。しかし、41分にはガブリエル シャビエルのファーサイドに送ったパスの折り返しをジョーに押し込まれて0-2とされてしまった。

2点のビハインドで迎えた後半。
スコアを動かそうと59分に、オリヴェイラ監督はエヴェルトンに代えて長澤和輝、武藤に代えて荻原拓也を2枚同時に交代させる。荻原は投入直後に 左サイドを得意のドリブルで仕掛けるなど、果敢な攻撃参加で勢いをもたらしていった。

65分以降、2点のリードを生かしてしたたかにゲームを進める名古屋の前に、守勢に立たされる。ゴールこそ許さないが、自陣に押し込まれる時間が続き、75分、オリヴェイラ監督は最後の交代カードを使い、柏木に代えて汰木康也をピッチに送り出した。

84分には荻原のループパスを興梠がペナルティーエリア内で受けてシュートまで持ち込むもGKランゲラックに阻まれてゴールならず。レッズはその後も相手の攻撃に耐えながらゴールを目指すも奪えず、0-2で敗れた。

次戦は5月17日(金)19時33分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第12節 湘南ベルマーレ戦となる。

【槙野智章】
(試合開始直後に脚を痛めるシーンもあったが?)
「なんとか大丈夫です。最後までやり遂げることはできました。様子は見なければいけませんし、まずはしっかり治したいです」

(今日の試合を振り返って)
「相手も非常に力のある選手が多いですし、戦術の整ったチームですので、難しさはありました。なんとか難しい展開を打破しようとはしましたが、残念な結果になってしまったことは申し訳なく思っています。この敗戦から多くのことを学ばなければいけません」

(守備に徹する時間が長かったが?)
「ボールを持たれる時間も多かったですし、ピッチ上でどうすべきなのか混乱するところもありました。一つのプレーでなんとか流れを変えたいと思っていましたが、なかなかそうした時間帯がなかったことは残念に思います」

(課題を挙げるとすれば?)
「一つや二つではないと思います。攻撃のバリエーションだったり、守備から攻撃に転ずるときの選手同士の距離感だったり、もっとたくさんあると思います。ただ、試合も続きますし、とにかく続けていかなければいけません。ファン・サポーターのみなさんに対しては、本当に謝らなければいけない結果だったと思います」

(今日は『母の日』だが?)
「結果は残念なものでしたが、しっかりファイトすることはできたと思います。32歳になったということで、今日の敗戦もそうですが、僕に求められる仕事はまだまだありますので、これからさらに大きくなるために、親に対して元気な姿を見せ続けたいと思います」

(敗戦をどのように生かしていきたいか?)
「チームの結果が悪いときこそいろいろなことが見えてきます。チームの空気や人間性が見えてきますので、そういったことも強くなるためのきっかけだと思います。口で言うのは簡単ですが、しっかりとピッチの上で表現することが大切だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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