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vsG大阪「相手のカウンターにはまりホームで完敗」

22日、埼玉スタジアムでのガンバ大阪戦。ホーム・埼スタでのリーグ戦では優勝を決めた2006年最終節以来、対ガンバ戦では勝利のないレッズ。さらなる上位を目指すためにも、チームは必勝の態勢で臨んだ。
16時4分、曇り空の下、レッズボールで試合はキックオフされた。
前節横浜F・マリノス戦と同じ布陣ではじまった前半、ボール支配率では優勢に進めながらもフィニッシュまで至っていなかったレッズは19分に失点。FKから自陣ペナルティーエリア左にボールを入れられ、振りの速いシュートを許して0-1とされる。先制された直後にもカウンターから決定機を作られるが、加藤が前に出てシュートコースを狭めてミスを誘って事なきを得る。
その後もレッズは攻撃の形を作るのに苦心、ディフェンスラインからMFへのパスをカットされてエリア内への侵入を許してしまう場面も複数見られた。
36分には自陣右からのアーリークロスに際し、ゴール前正面でFWレアンドロをフリーにしてしまい、ヘディングシュートでネットを揺らされて0-2とリードを拡げられてしまう。
40分過ぎに柏木の左からのクロスをマルシオが頭で合わせ、これがこの試合のレッズの初シュート。前半は0-2のまま折り返すこととなった。
メンバー交代なく臨んだ後半、立ち上がりから相手陣に押し込んだレッズだったが、チャンスを作ることはできず。逆に57分にはエリア内でこぼれたボールをフリーで打たれるも、シュートはバーを越えて救われる。しかし60分、ガンバが追加点。2点目のアシストをしていた左サイドバック藤春の突破を許し、ゴールエリア付近まで切り込まれてマイナスクロス、レアンドロに軸足の後ろを通すトリッキーなワンタッチでゴールを決められて0-3とされる。
63分、3点を追うベンチは坪井と平川を下げ、宇賀神とポポを同時投入。坪井の位置に阿部、阿部の位置に柏木が下がり、ポポがシャドウに。宇賀神はそのまま平川のいた右サイドに入った。投入から2分後、ポポが左サイドからエリア内のマルシオに決定的なボールを送るが、GKのプレッシャーもあってマルシオはフィニッシュできず。71分には原口に代えて野田をピッチへ。ポポが1トップとなり、梅崎がシャドー、野田は左のワイドに入った。
しかし、レッズはその後も攻めあぐね、87分には4失点目。レアンドロに代わって入っていたパウリーニョにワンツーで抜け出され、最後は加藤をかわしてのゴールを喫する。さらに90+2分にもパウリーニョにゴールを許し、スコアは0-5に。一方のレッズは1試合を通して相手ゴール枠内へと飛んだシュートが後半アディショナルタイムに放った1本。今シーズン最多となる4万6,046人が詰めかけた一戦だったが、屈辱的と言っていい完敗に終わった。
次節は29日(土)、J1第27節。国立競技場にて19時キックオフ、柏レイソルと対戦する。

槙野智章
「今日の試合には大勢のサポーターが来てくれるのは分かっていましたし、ガンバ大阪との試合は伝統のある試合。その中でこういう試合になってふがいないです」
(その中で自分たちのやりたいことができた部分はあったか?)
「0-5という結果でコメントしずらいですが、1、2点と失点した後、盛り返す力がなかなか出なかったです。ただ、この敗戦で大崩れしてはいけないです。次の試合で、今日出た課題をしっかり修正して、今年の浦和は違うというところを見せていきたいです。
チーム状態が悪かったわけではなく、ガンバの勢いに最初押されてしまいました。でも選手は最後まで戦っていましたし、この結果は受け止めないといけないですが、ひきずってはいけないです」
(後半はどうだった?)
「1点取れれば流れが変わるのは分かっていたので、もう少し、後半の頭から畳みかけていれば良かったのですが。
試合後のロッカーで同じ方向を向いていくという話し合いができていたし、監督から「もう終わってしまったことは変えられないが、未来は変えられる」という話もされました。このまま引きずっていてはいけないです。この負けをエネルギーに変えていければいいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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