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vsG大阪「中断明け、アウェイで劇的な逆転勝利を飾る」

16日、Jリーグ第14節が行なわれ、浦和レッズは万博記念競技場に乗り込み、ガンバ大阪と対戦した。
リーグ戦は5月26日のFC東京戦を区切りに、一時中断。ヤマザキナビスコカップ予選・サガン鳥栖戦を挟み、3週間、チームはじっくりとトレーニングを積み重ねて、調整を続けてきた。リーグ戦はここまで、6勝4分3敗の勝ち点22、5位につけている。再開初戦、アウェイとはいえ、勝ち点をさらに積み上げて、上位進出を目指したい試合だった。
レッズのスタメンはGK加藤、DF坪井・永田・槙野、ボランチが阿部と小島の組み合わせに。アウトサイドの右が平川、左が梅崎、2シャドーに柏木とマルシオ リシャルデスが入り、1トップは原口が務めた。小島は今シーズンのリーグ戦初先発となった。
雨が降り続く中、試合はガンバボールで19時3分、キックオフ。レッズは3分に梅崎がミドルシュートを打ったが、その後はなかなかフィニッシュまでは至らない。逆にガンバのパウリーニョに何度か強烈な左足シュートを見舞われた。そして15分、そのパウリーニョのシュートを加藤が弾き、与えた左CKから、佐藤に頭で決められ、先制を許した。
さらに22分には平川が負傷、宇賀神と交代。29分、追いついたのは縦への早いコンビネーションから。相手陣中央でマルシオが柏木へつなぎ、さらに柏木は相手DF裏へ送る。これにタイミングよく反応した原口がエリア内中央やや右で受けて、枠内左隅へと蹴り込んだ。41分にはクロスからポストに当たるヘディングを許すなど、危ないシーンも作られていたものの、加藤の好セーブもあって前半は1-1のまま終了する。
後半に入ると一進一退の展開に。前半同様、パウリーニョに鋭いシュートも浴びるが、56分には宇賀神の右クロスから原口がヘディングシュートも見せる。また63分にはマルシオ→矢島、65分には坪井→山田暢と、選手を入れ代え、勝利を目指していく。
その後、69分には原口、71分には槙野がエリア内からシュートを見せるなど、相手ゴールを脅かすレッズ。時おり激しく降り注ぐ雨の中、攻勢を強めていく。そして逆転ゴールが決まったのはアディショナルタイムに入ってからのこと。相手陣で山田暢がボールを保持、柏木へとつなぎ、柏木が裏のスペースへと送る。エリア内左に入り込んだ梅崎がこれを受けて中に切り込み、右足でフィニッシュ。これが枠内右のサイドネットに突き刺さった。
最後の最後まで走り続け、勝利を求めて戦ったレッズが劇的な展開で勝ち点3をつかみ取った。レッズ側のスタンドからはともに勝利を喜ぶサポーターからの歓喜のコールが繰り返し、とどろいていた。
次節は6月23日(土)19時から、埼玉スタジアムで行なわれる第15節ベガルタ仙台戦となる。

梅崎 司
「90分通して、なかなかボールが出てこない時間が続いていて、最後の最後、良いボールが入ってきました。
ファーストタッチも良くて、その後はよく分からないですが、流れは完璧にできたと思います。正直、今日は決めたいという強い思いがあって、決めなければいけないという意識もありました。鳥栖戦で負けてしまって、すごく悔しい思いもありましたし、もう一度、新しいレッズが今年、いくんだというところを見せよう、と試合前にも話していました。
そういう意味では、前半はあまり良いゲームではなかったですが、後半は気持ちを出して、良いゲームができたからこそ、最後のゴールにつながったと思います」
(次節に向けては?)
「この勝利を無駄にできないし、これからもっと上にいくためにも、勝ち続けることが大事です」

原口元気
「チームとしても個人としても重要な試合だったので、しっかり点を取って勝つことができて良かったと思います」
(前半の展開については?)
「チャンスはあったと思いますし、あそこで陽介君と話し合っていた形で点が取れて、狙い通りの形でした。今日はピッチが濡れているので、試合前に、陽介君から、グラウンダーで速いパスを出すと言われていました。そのとおりボールが入ったので良かったです。
最後はみんなが頑張ったから、ああいうゴールが生まれたと思いますし、もちろん、梅崎選手のゴールは素晴らしかったですが、みんなで頑張った結果だと思います」
(オリンピック代表の予備登録に入っているが?)
「まだ予備登録なので。しっかり最終メンバーに入れるようにがんばりたいです。アピールをするためにJリーグでやるわけではないですが、リーグ戦でもしっかりアピールできるようにしていきたいです」
(次戦に向けては?)
「相手は首位なので、ここで負けてしまったり引き分けてしまったら、差も縮まらないので、勝って上位で戦うんだぞというところを見せていきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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