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vsG大阪 プレビュー「来季のACL出場権獲得へ、ハードワークし勝利を」

明治安田生命J1リーグ 第30節 vsガンバ大阪は10月22日(日)17時4分より、埼玉スタジアムでキックオフされる。

18日に同じく埼玉スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦 vs上海上港の勝利により、浦和レッズは10年ぶり2度目のACL決勝進出を決めた。4万4357人の観衆が詰めかけた中での1-0の勝利。熱狂の余韻の残るピッチは、今回は「ナショナルダービー」と呼ばれた試合の舞台となる。

ACLで快進撃を続けるレッズにとって、リーグは来季のACL出場権を懸けた一戦でもある。

レッズは、13勝6分10敗、勝ち点45で7位。9月9日から10月1日までの公式戦7連戦中に行われたリーグ5試合で勝ち点6を上乗せするにとどまったため、来季ACL出場圏に一気に近づくことはできなかった。しかし、3位から6位までの4チームも決して勢いがある訳ではなく、チャンスがないわけではないだろう。

レッズと3位柏レイソルとの勝ち点差は8で、残り5試合で追い抜くことは不可能ではない。ただし、そのためには残りの全試合に勝っていくことが必要になるだろう。

対戦相手のG大阪は、14年にはJリーグ、Jリーグカップ、天皇杯の3冠に輝いたものの、今季は苦しんでいる。

前節は最下位のアルビレックス新潟に0-1のシャットアウト負けを喫し、リーグ戦はここ5試合未勝利で3連敗。現在11勝7分11敗、勝ち点40で10位とくすぶっている状況だ。

特に、クラブ史上初のJ2となった13年から指揮を執った長谷川健太監督の今季限りの退任を発表してからは、公式戦8試合で2分6敗と、白星から見放されている。不振の要因は守備よりも攻撃。前節の新潟戦では崖っぷちで後がない相手に終始押し込まれ、ほとんどチャンスを作れなかった。

とはいえ、レッズ戦ともなれば、ポテンシャルの高い選手たちがここぞとばかりに目を覚ましてくることは、容易に想像できる。今夏に加入した韓国代表FWファン ウィジョやFW長沢駿は身長が高く、空中戦にも強い。

中盤に目を向けると、飛び出しを得意とするMF倉田秋は捕まえにくいところがあり、警戒したい選手。また、ボール奪取に長け、奪ってからの展開はもちろん、遠目からパンチ力のあるシュートを打てるボランチの井手口陽介にも注意しなければいけない。

レッズとしてはホームの利を生かし、ボールを支配しながら試合を進めたい。G大阪が週1回の試合ペースになっている中で、レッズは水曜日のACL上海戦を挟んでいる。アジア最高レベルの個の力を持つ上海と強度の高い試合をこなしたことで、90分を戦った選手は疲労が残っていることが考えられる。相手とのコンディション差、あるいは味方同士であっても選手によって疲労度の違いが出てくることも加味しながら、ペース配分を考えてプレーしたいところだ。そして、ゴール前での精度を意識しながらチャンスを逃さず、得点していきたい。

ACL上海戦では「THIS IS URAWA」のコレオグラフィーが力強く選手を後押しした。ナショナルダービーで見たいのも、“これぞ浦和"という選手たちがハードワークをし、勝利する試合だろう。互いの力を信じて、全力を出し切り、勝ち点3を掴み取ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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