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vsFC東京 『ホーム開幕戦』で勝利を決める


14日、2010シーズンのホーム開幕戦となる第2節のFC東京戦。晴天に恵まれた埼玉スタジアムには5万96人の観衆が詰めかけ、選手入場時にはスタンドではコレオグラフィの演出。赤地に白のダイヤが散りばめられ、ゴール裏には巨大なハートの『12』が描き出された。
14時2分、FC東京のキックオフで始まった試合は、両チームとも攻撃時には不用意に人数をかけることのない慎重な立ち上がりだった。
ゲームが動いたのは19分。ペナルティーエリア左脇でボールを受けた宇賀神がエリア角の柏木へはたいて縦へ。エリア内で柏木のリターンを受けた直後に倒されてPKを獲得した。これをポンテがゴール左に決め、1-0と先制する。
その後は、サイドからのコンビネーションを生かした崩しや、縦へ抜け出す選手に合わせたボールなどでチャンスを創出。37分には、ペナルティーエリアの右外で得たFKで、柏木が左足で放ったシュートがポストに跳ね返され、こぼれ球を達也が狙ったがこれもポストに嫌われた。39分にはFC東京・森重が2度目の警告を受け、11対10に。FC東京は前半終盤からスピードのある石川直を投入、レッズのポゼッションを元にした攻めに前線の人数を減らして守り固め、カウンターを狙うという図式に。後半がはじまってからも、試合はこの流れで進行した。
しかし、59分にFC東京はDFに代えてFWを、さらに68分には『10』番・梶山を投入し、得点を狙いにくる。レッズは決定的なチャンスは作らせなかったものの、1人多い数的優位をうまく生かせず受け身に回りはじめ、逆にレッズが守ってカウンターというゲーム展開となった。
そんな中、72分には負傷した平川に代わり、2種登録されているユース所属の岡本が右サイドバックの位置に入ってJリーグデビューを果たす。83分には、豊富な運動量で攻撃を支えた柏木に代わって啓太がピッチに。啓太は中盤でバランスを取りながら、チームを落ち着かせた。終盤、FC東京はFW平山目掛けてハイボールを放り込んでくるが、レッズは山田暢、坪井の両センターバックが体を当てて自由に仕事をさせず、ロスタイムの4分も守り切り、1-0で今シーズンの1勝目を挙げた。なお、FC東京に対してはこれで2005年以降10勝1分け0敗とし、連続無敗を11試合まで伸ばした。
次戦、第3節は、21日(日)、NDソフトスタジアム山形でモンテディオ山形戦に挑む。

【試合後コメント】
柱谷幸一GM
「今シーズン、ホームでの最初の試合でした。結果という部分に関しては、勝ち点3を取れてよかったです。ただ、1-0で何とか逃げ切って勝ちましたが、実際にFC東京が10人になってからも何度かチャンスがあったように、こちらが2点目、3点目を取らないといけません。そうしないと、安定したゲーム運びの中で勝ち点3を取れるようになっていかないと思います。
内容についても、全体的にもっと上げていかないといけないというのは、当然あります。ただ、前半、ボールを動かしながらイニシアチブをとってゲームを進めていくという部分に関しては、ある程度、自分たちの時間を作ることができました。レッズが目指すサッカーというものも見ていただけたのではないかと思います。そして、フェアプレーはうちにとって大きな課題ですが、今日の試合は選手たちが本当にフェアに戦ってくれたと思います」

山田暢久
「勝ったことには満足です。相手が10人になって、相手は引いてそこからカウンターやセットプレーでのチャンスを狙ってきました。できればうちは2点目がほしかったけど取れなくて、その部分は残念でしたが、勝てたことが大きいです。
後半の途中で、相手にペースをつかまれましたが、それ以外はよかったと思います。後ろの僕たちにとってはもう1点がほしいというのがありましたが、よく耐えて0点に抑えたと思います。
ビジュアルは見ました!いつもあれには鳥肌が立ちます。とにかく、ホーム初戦に勝ったのは大きかったです。これで次はもっと落ち着いてできると思います」

ポンテ
「11対11のときは本当にチーム全体で魅せていたと思うし、前半はすごくよくて、1点目を入れて2点目、3点目も取れるチャンスがありました。
(後半パスを回された理由は?)たぶん、少し守備的になってしまったことが原因としてあると思います。もうちょっとプレッシャーをかけていれば、相手のボールを奪えているところがあったと思います。そういうミスのところから2点目、3点目を入れていければよかったと思います。待っていたら失点を食らってしまって、試合を難しくしてしまいます。点を決めてから相手を待ってしまったので、前線と中盤の距離感をもっと近くしてできればよかったです。もっとチャンスが作れたと思います。
勝つのはいつもいいことです。あとはホームで、大勢のサポーターの後押しで勝てたのはよかったです。もっとみんな得点を期待していたと思います。でもまずは、目標としていた勝ち点3を取れたことがよかったです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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