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vsC大阪 プレビュー「9月初戦を白星で飾り、上位浮上への勢いを」

明治安田生命J1リーグ 第25節 vsセレッソ大阪は9月1日(土)19時3分より、埼玉スタジアムで行われる。

レッズは前々節の清水エスパルス戦で3-3と引き分け、前節の名古屋グランパス戦では1-4の逆転負けを喫した。シーズン前半の低迷から脱却し、一度は上位をうかがえる状況に持っていきながら、アウェイ2連戦で勝利を手にすることができなかったのは痛かった。

そのため、今節は、気持ちを切り替え、あらためて上位への挑戦権を得るために勝ち点を積み重ねるリスタートの試合となる。相手のC大阪は、昨シーズン2冠の好成績を受けて今シーズンは試合数が多くなっており、7月18日のリーグ第16節からリーグ前節のサンフレッチェ広島戦があった8月25日まで12連戦をこなしてきた。

どのチームにとっても気象条件は平等だが、例年以上の猛暑ということもあって疲労の色は濃く、なかなか白星を手に入れることができない日々が続いている。リーグでは第22節、第23節に連勝して地力のあるところを見せたが、前節は首位の広島に0-1と競り負けた。ただ、尹 晶煥監督の指揮の下、チーム全体にハードワークの意識が根付いているのは間違いない。現在は9勝9分6敗。勝ち点36で6位にいる。

ゴールを量産している選手はいないが、誰が出てもしぶとい戦いを見せてくるはず。また、セットプレーの際にはゴール前に185cm前後の長身選手をそろえてくる。高い精度のキックを持つMF清武弘嗣、DF丸橋祐介がいるだけに、CKなどセットプレーの守備時には集中が大切になってくる。

7月22日に行われた前回の対戦では、15年から昨年までレッズでプレーした高木俊幸に先制点を決められて1-1のドローだった。高木はその後も好調を維持しており、今シーズンは6得点を挙げている。遠目からでも思い切ったシュートを打ってくるタイプであるだけに、警戒が必要だ。

レッズは前節終了時の成績が8勝8分8敗、勝ち点32で9位となっている。3位のFC東京との勝ち点差は9。まずはそこをターゲットにできる状況をつくっていきたいところで、そのためにもホームに上位チームを迎え撃つ今節は勝利することが重要になってくる。

期待が膨らむのはリーグ8戦6得点のFWファブリシオだ。レッズでのデビュー戦だった7月22日のC大阪戦でフル出場を果たしたが、ゴールを挙げることができず、チームも引き分けたとあって悔しい表情を見せていた。

ファブリシオのプレーで目立つのは6得点ともすべて試合の後半に決めていること。しかもそのうち3点は90分以降のゴールだ。得点への執念が光る彼に刺激され、攻撃陣の意識はさらに活性化されているだろう。もちろん、ここ2戦で7失点と課題が浮き彫りになっている守備面での修正力も試されるところだ。

リーグは残り10戦となった。9月の初戦で白星を飾り、上位浮上への勢いとしたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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