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vsC大阪「アウェイでアディショナルタイムに失点、痛恨のドロー」

30日、浦和レッズは長居スタジアムでセレッソ大阪と対戦した。レッズは啓太がリーグ3試合ぶりに先発メンバー入り。平川も2試合ぶりに先発した。
19時3分、小雨が降る中、セレッソボールでキックオフ。立ち上がりは互いに様子をうかがいながらゆっくりと試合を進めていく中、先に仕掛けたのはレッズ。9分、自陣でボールを奪うと梅崎が左サイドから持ち上がり、原口へとつないで最後はマルシオ リシャルデスがミドルシュートを打った。
雨で濡れたボールを強烈に叩きつけたシュートは相手GKに弾かれたが、CKのチャンスを得る。10分、柏木のCKからの永田のヘディングシュートは枠をとらえなかったが、レッズの積極的な姿勢が目につくようになった。
レッズはその後徐々に全体が押し上げていき、20分、先制のチャンスが訪れる。槙野、原口とつないでこぼれてきたボールを、ボランチの位置から上がってきた啓太が柏木とのワンツーで右足シュート。相手GKの動きをしっかりと見て打ったシュートは、きれいなカーブを描いてネットを揺らした。啓太にとっては今シーズン初得点。リーグ出場300試合目を自らのゴールで祝した。
だが、その後は次第にセレッソがレッズ陣内に攻め込む時間が増えていく。30分には清武のクロスを柿谷が右ボレーシュート。33分にはケンペスの折り返しに再び柿谷が右足ダイレクトでシュートを打った。2つとも絶好の同点機。しかし、いずれもGK加藤がすばらしい反応でファインセーブし、1-0で前半を終了した。
1点リードした後、消極的になるのが今シーズン序盤のレッズの課題であることから、ミシャ監督はハーフタイムに「2点目を取りにいく姿勢をもっと見せる必要がある」とイレブンを鼓舞して送り出した。
ところがこの日もレッズはなかなか前へ出て行くことができない。そうこうするうちに、1点を追うセレッソが遠目からどんどんシュートを打ってくるようになる。8分に丸橋、9分に酒本、11分にケンペスが連続シュート。いずれも得点には至らなかったが、押し込まれたレッズは守備ラインが下がっていき、さらに相手ペースの時間帯が続く。
守勢の中、58分には平川が宇賀神と交代し、69分には柏木が達也と交代。ここでチャンスを作っていったのが宇賀神だった。69分、87分と右サイド深くをえぐり、マイナスのクロス。ただ、ゴール前に複数の選手が飛び込んだが合わない。90分には、81分に原口と交代してピッチに立ったランコがゴール前からシュートを打ったが、これも決まらなかった。
悪夢が訪れたのは90+1分。キム ボギョンのシュートを加藤が弾いたところに柿谷が詰めて同点ゴールを決められた。
後半アディショナルタイムに追いつかれてのドロー。心情的には非常に悔しいが、アウェイで勝ち点1を積み重ねたことでリーグ戦7試合連続負けなしということになった。次戦は7月7日(土)18時からのJリーグ第17節。ホームの埼玉スタジアムでサガン鳥栖と対戦する。

鈴木啓太
「勝てなかったことが一番、残念な結果になってしまいました。ただ、前半は良い形でゲームに入れていましたし、後半も決定的なチャンスを作れていました。その中でノブを中心に、DFに関しては何とか失点ゼロに押さえて先制点を取ることができたので、試合全体を通してみれば勝ちきらないといけないゲームでした。思い通りに進んだ部分はありましたが、残念な結果でした」
(300試合目にゴールを取ったことについては?)
「自分でもびっくりです。300試合やってきたというところは、客観的に見ればゲーム数だけ見ればやってきたなと思いますが、大事なのは今です。その300試合を301試合に生かせるかが重要になってきます。積み重ねた結果ではあるが、大事なのは次のゲーム。それをチームに還元できるようにしたいと思います」
(サガン鳥栖戦に向けては?)
「どんなに良いゲームをしても勝ちきらないと意味がないですし、ホームで勝つのはこのチームにとって大事なことです。勝つことがさらなるエネルギーになるので、勝ち点3を目指してやっていきたいです」

加藤順大
「みんながあれだけ走ってくれたので、最後防げたらよかったですが。あの時間帯の失点は非常に悔しいですね」
(もう1点を取ろうという指示が監督から出ていたが?)
「1点取りにいかなければならない試合だったし、取らなければいけない試合でした。
僕としては失点0でいきたい気持ちがもちろんあって、粘っていましたが、最後の最後のところでの失点だったので、普通の引き分けより何十倍も悔しいですね。
みんな、集中して守っていると思うのですが、失点より、追加点がほしいというのがありました。でもチャンスも作っていますし、これを続けていくことが大事です。この失点をみんなで反省して、次に生かしたいですね」
(7試合負けなしだが?)
「勝つためにやっていますし、負けていないといっても今日は引き分け。勝ちたかったです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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