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vs鹿島 プレビュー「準決勝に勝利し、決勝の埼スタに戻って来よう」

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 準決勝 vs鹿島アントラーズは12月5日(水)19時4分、茨城県立カシマサッカースタジアムでキックオフされる。

浦和レッズにとっては、2006年度以来12大会ぶり3度目の優勝と同時に、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指しての戦いだ。

対戦相手の鹿島とは今季、リーグで2度対戦しており、1勝1敗と五分の成績だ。ただし、勝ったのは直近の対戦だった10月20日のリーグ第30節。前半のうちに先制を許したレッズだが、後半開始から間もない52分に岩波拓也が柏木陽介の右CKを頭で合わせて同点とすると、60分に武藤雄樹の強烈なシュートで勝ち越し。終盤にも武藤がもう1点を加え、3-1と快勝した。

また、12月1日のリーグ最終節 vsFC東京では、今シーズンのリーグ初先発を果たした李 忠成、柴戸 海、荻原拓也が躍動した。李は9分にセットプレーから先制点。柴戸は1-1と追いつかれた直後の48分に素早いリスタートから2-1とする勝ち越しゴール。そのお膳立てをしたのが荻原のドリブルによる仕掛けだった。

そして最後は、5月2日の川崎フロンターレ戦以来、半年ぶりの公式戦先発を果たしたアンドリュー ナバウトの折り返しから李が再び決めて3-1。チーム全体が良いイメージのまま準決勝に臨むことができる状況だろう。

主力メンバーたちも心身共に状態は最高潮に達している。リーグで2年連続15得点以上を叩き出した興梠慎三にとって鹿島は古巣でもあり、燃えない訳がない。しかも興梠は、天皇杯で通算12ゴール、リーグカップで通算19ゴール、そして、AFCチャンピオンズリーグでは通算得点数が日本人歴代最多の18得点と、ノックアウト形式になる大会で強さを示している。

ホームスタジアムで戦うことになる鹿島は、シーズン終盤になるにつれて勝負強さを発揮してきた。ACLで優勝し、リーグでは3位フィニッシュ。手強い相手であることは否めない。しかし、連戦のツケも一部では出てきており、FW鈴木優磨やDF内田篤人がケガから復帰した一方で、MF三竿健斗やMFレオ シルバが負傷を抱えている。試合を進めていく中で必ず穴が生じる場面が出てくるはず。レッズとしては相手以上のクレバーさを見せて、ゴールを奪い落としていきたい。

心強いデータがある。レッズは2度目の天皇杯制覇だった06年度に、準決勝で鹿島に勝って決勝に進んでいるのだ。当時を知る唯一の選手である平川忠亮は、今季限りでの現役引退が決まっている。レッズが手にした主要タイトルをすべて知る平川を気持ちよく送り出し、歴史をつないでいくためにも、まずは鹿島に勝利することが必須だ。

決勝の開催地は埼玉スタジアムと決まっている。ホームスタジアムで行われる伝統の天皇杯決勝に出ないで終わるわけにはいかない。総力を結集して勝利を収め、埼スタに戻って来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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