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vs鳥栖 プレビュー「前回対戦の雪辱を果たし、勝ち点3獲得を」

明治安田生命J1リーグ 第21節 vsサガン鳥栖は8月11日(土・祝)19時3分より、ベストアメニティスタジアムでキックオフされる。レッズは5月5日の第13節に黒星を喫したのを最後に、前節のV・ファーレン長崎戦までリーグでは7試合負けなし(4勝3分け)と好調を持続している。

この間の失点はわずか3失点。名古屋グランパスと戦った7月18日の中断明け初戦以降は得点力も増しており、一時は下位に苦しんでいたところから、上位を狙えるところまできている。現在は7勝7分け6敗、勝ち点28で8位だ。

ただ、白星は先行していてもこれではとうてい足りない。鳥栖との試合は5月13日の第14節に埼玉スタジアムで0-0のドローという結果だっただけに、今回は絶対に勝ち点3を手にしたいところだ。

相手の鳥栖は現在4勝6分け10敗、勝ち点18で16位と低迷している。しかしながら、今夏の補強は世界的にも注目を浴びるものだった。アトレチコ マドリードを皮切りにリバプール、チェルシー、ACミランでプレーし、08年にはバロンドール投票で第3位にもなった元スペイン代表FWフェルナンド トーレスを獲得し、同じく7月に鹿島からFW金崎夢生も獲得した。

来日5年目のイタリア人指揮官、マッシモ フィッカデンティ監督の下、2トップを組んでいるトーレスと金崎は、鳥栖に加入してからまだ得点はないが、個の力が高いのは間違いない。レッズとしては彼らにボールを持たせないこと、持ったときに前を向かせないことが重要。また、2人に気を取られ過ぎて他の選手がノーマークになることも避けたいところだ。

敵地に乗り込むレッズとしては、守備面ではこれまでどおり、しっかりと個々が与えられたタスクをこなすことが求められる。一方で、攻撃ではもう一工夫が必要になるだろう。特に、複数の選手が連動した攻めを展開し、流れからのゴールを奪うことが重要。7年連続2ケタゴールと調子の良い興梠慎三はボールの引き出し方が上手く、武藤雄樹やファブリシオ、柏木陽介らのパスからフィニッシュまで期待が膨らむ。

台風の影響でここ数日は涼しい気温が続いたが、11日は再び猛暑の中での試合となることが予想されている。今週はミッドウィークの試合がなかったことで、前節から中5日と準備期間はしっかり取れているが、今まであった連戦の疲れは多少なりとも残っていると考え、慎重に試合を進めることも大事だ。そしてもちろん、フェルナンド トーレスを自由にさせないことが必要である。

上位勢を脅かし、逆転していくためにも、鳥栖戦は良い流れに乗ったまま勝ち点3を積み重ねていくべき一戦である。ホームで0-0に終わった前回対戦の雪辱もある。全力で勝利をつかみ、ホームに戻って来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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