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vs鳥栖 プレビュー「ラストスパートへ、勝ち点3獲得を」

明治安田生命J1リーグ第27節 サガン鳥栖戦は9月23日(土・祝) 16時4分より、埼玉スタジアムにてキックオフされる。

浦和レッズは20日の天皇杯ラウンド16(4回戦)で鹿島アントラーズに敗れ、天皇杯優勝枠での来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を残念ながら逃してしまった。鳥栖戦は、残り8試合となったリーグ戦で3位以内に入ることで、来季のアジアへの道をつなごうという決意で臨む一戦。そこは今季ACLでベスト4まで勝ち上がっているチームとしてのプライドでもある。

レッズは前節を終えて12勝4分10敗、勝ち点40で8位。首位の鹿島とは勝ち点差が18あるが、3位の柏レイソルとは勝ち点差10。8試合の成績次第で上にいく可能性は十分にある。

今節の対戦相手である鳥栖は、前節までの成績が10勝7分9敗、勝ち点37で9位につけている。システムは4-3-1-2が基本。就任2年目のイタリア人指揮官、マッシモ フィッカデンティ監督の下、堅守速攻スタイルのサッカーで戦ってきたが、今季は波に乗り切る時期がないままに来ている印象だ。

12年から昨年まで5年連続2ケタ得点を記録してきたエースストライカーの豊田陽平は、今季5得点。高さを生かしたプレーに注意を払いつつ、ペナルティーエリア内で自由を与えないようにしっかりとマークをつけたいところだ。

さらに危険なのは今季加入した14年ブラジルW杯のコロンビア代表FWビクトル イバルボだ。来日したての前半戦こそ機能していなかったが、夏場にチームにフィットし、最近は8試合連続先発で3得点。切れ味鋭いプレーでPKを3本獲得していることも見逃してはいけない。

そして、チーム最多の6得点を決めているリオデジャネイロ五輪代表MF原川力の右足から繰り出されるプレースキックも警戒しなければいけない要素だ。

迎え撃つレッズは、まずは連戦によるコンディションの問題を乗り越えなければならない。鳥栖戦は、9月9日の柏戦から10月1日のベガルタ仙台戦まで続く7連戦の5試合目であり、20日の天皇杯・鹿島戦から中2日という過酷な日程。また、ルヴァンカップを合わせると、9月に入ってから6試合目ということになる。

一方、ルヴァンカップも天皇杯もすでに敗退していた鳥栖は、この試合が今月3試合目。両者の疲労度には大きな開きがある。

レッズのメンバーには疲れを言い訳にする選手はひとりもいないが、意識だけで片付けられない疲労が出てくることは、リスク管理のひとつとして頭に入れておくべきだろう。とにかく重要なのは90分間、集中力を欠かさないことである。

チームは4-1-4-1システムを採用し始めてから、徐々に攻撃の迫力が出てくるようになってきた。守備時のマークの受け渡しのところは改善の余地があるが、試合を重ねるごとに選手たちは手応えを感じている様子だ。

また、鳥栖をはじめ、残り試合の相手はほとんどが4バックをベースとするチームであるということも、守備時に前からハメやすいという観点では利点となる。

まずは鳥栖戦でしっかりと勝ち点3を手にしつつ、成熟度を上げていき、ACLも含めたラストスパートを実現したい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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