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vs神戸プレビュー「ホームで勢いを持続させ、2ndステージにつながる戦いを」
明治安田生命J1リーグ 1stステージ第17節ヴィッセル神戸戦は、6月25日(土)19時3分より、埼玉スタジアムでキックオフされる。
浦和レッズは、6月11日の鹿島アントラーズ戦からガンバ大阪戦、サンフレッチェ広島戦と3連敗を喫していたが、22日のFC東京戦で劇的な逆転勝利を収め、悪い流れを断ち切った。
次は1stステージ最後の一戦。FC東京戦の勝利を意味あるものとするためにも、そして何よりシーズン当初から最大の目標として掲げてきた年間優勝を目指して行くためにも、勝利を収めることが必要となる90分間だ。16節までの戦いでレッズの1stステージでの順位は3位に確定しているが、士気を高めるのが難しくなる要素はない。
相手は5勝5分6敗と黒星が先行している神戸だが、敵地で浦和を倒そうとする功名心は旺盛なはずだ。今季は、かつてヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でニコスシリーズを制し、前任地の柏レイソルではJ1リーグ、ヤマザキナビスコカップ(今年9月からYBCルヴァンカップに名称変更)、天皇杯などで優勝したブラジル人のネルシーニョ監督が着任して2年目。
外国籍監督としてはJリーグで最も数多くの試合で指揮を執ってきた知将は、レッズの長所を消しつつ、はまると爆発的な力を発揮する攻撃陣をうまく使いこなして来ようとするだろう。チーム最多7得点のレアンドロと4得点のペドロ・ジュニオールで2トップを編成し、横浜F・マリノス時代から浦和戦にはめっぽう強い5得点の渡邉千真を2列目に配置する布陣は脅威と言える。
現在は6試合白星がなく3分3敗と戦績は低調だが、外国籍指揮官として、ネルシーニョ監督の次にJリーグ経験の長いミシャ監督が「J リーグはどのチームも力の差がなく、どこが優勝しても不思議でない世界的にも珍しいリーグだ」と語ってきたように、心して掛からなければならない相手であるのに変わりはない。
油断をするなというのは老婆心になるが、G大阪戦、広島戦、FC東京戦と3試合連続で立ち上がりに失点していることは気になる。また、ボール保持率の高いレッズがつねに警戒すべきなのがカウンター攻撃。連戦の疲労で攻守の切り替えが遅くなりがちなところを高い意識で乗り越えてほしい。
攻撃では、ここ2試合ゴールが生まれてきたのが光明だ。広島戦とFC東京戦では関根、宇賀神、槙野とFW陣以外が得点した。FC東京戦では李も得点している。FW勢としては4月29日名古屋戦以来のゴールであり、再びチームに勢いが出てきたはずだ。
守備では警告の累積により神戸戦は槙野が出場停止になる。G大阪戦で森脇の穴を埋めた加賀、ほぼ毎試合ベンチに入っている那須、あるいは宇賀神が1列下がることも考えられるが、いずれにせよここはチーム全体での意思統一が一層必要になる。
今シーズンは1stステージが終われば休みなくすぐに2ndステージが始まる。FC東京戦の後半につかんだ勢いを持続させ、有終の美を飾りつつ、2ndステージにつなげる戦いをしたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
浦和レッズは、6月11日の鹿島アントラーズ戦からガンバ大阪戦、サンフレッチェ広島戦と3連敗を喫していたが、22日のFC東京戦で劇的な逆転勝利を収め、悪い流れを断ち切った。
次は1stステージ最後の一戦。FC東京戦の勝利を意味あるものとするためにも、そして何よりシーズン当初から最大の目標として掲げてきた年間優勝を目指して行くためにも、勝利を収めることが必要となる90分間だ。16節までの戦いでレッズの1stステージでの順位は3位に確定しているが、士気を高めるのが難しくなる要素はない。
相手は5勝5分6敗と黒星が先行している神戸だが、敵地で浦和を倒そうとする功名心は旺盛なはずだ。今季は、かつてヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でニコスシリーズを制し、前任地の柏レイソルではJ1リーグ、ヤマザキナビスコカップ(今年9月からYBCルヴァンカップに名称変更)、天皇杯などで優勝したブラジル人のネルシーニョ監督が着任して2年目。
外国籍監督としてはJリーグで最も数多くの試合で指揮を執ってきた知将は、レッズの長所を消しつつ、はまると爆発的な力を発揮する攻撃陣をうまく使いこなして来ようとするだろう。チーム最多7得点のレアンドロと4得点のペドロ・ジュニオールで2トップを編成し、横浜F・マリノス時代から浦和戦にはめっぽう強い5得点の渡邉千真を2列目に配置する布陣は脅威と言える。
現在は6試合白星がなく3分3敗と戦績は低調だが、外国籍指揮官として、ネルシーニョ監督の次にJリーグ経験の長いミシャ監督が「J リーグはどのチームも力の差がなく、どこが優勝しても不思議でない世界的にも珍しいリーグだ」と語ってきたように、心して掛からなければならない相手であるのに変わりはない。
油断をするなというのは老婆心になるが、G大阪戦、広島戦、FC東京戦と3試合連続で立ち上がりに失点していることは気になる。また、ボール保持率の高いレッズがつねに警戒すべきなのがカウンター攻撃。連戦の疲労で攻守の切り替えが遅くなりがちなところを高い意識で乗り越えてほしい。
攻撃では、ここ2試合ゴールが生まれてきたのが光明だ。広島戦とFC東京戦では関根、宇賀神、槙野とFW陣以外が得点した。FC東京戦では李も得点している。FW勢としては4月29日名古屋戦以来のゴールであり、再びチームに勢いが出てきたはずだ。
守備では警告の累積により神戸戦は槙野が出場停止になる。G大阪戦で森脇の穴を埋めた加賀、ほぼ毎試合ベンチに入っている那須、あるいは宇賀神が1列下がることも考えられるが、いずれにせよここはチーム全体での意思統一が一層必要になる。
今シーズンは1stステージが終われば休みなくすぐに2ndステージが始まる。FC東京戦の後半につかんだ勢いを持続させ、有終の美を飾りつつ、2ndステージにつなげる戦いをしたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】