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vs甲府 プレビュー「相手の強固な守備ブロックを崩し、リーグ3試合連続無失点勝利へ」

国際Aマッチウィークによる中断を挟み、明治安田生命J1リーグ戦が12日ぶりに再開する。浦和レッズの次の一戦は、4月1日(金)19時34分よりホーム埼玉スタジアムで行なわれる1stステージ第5節・ヴァンフォーレ甲府戦だ。

甲府はここまで1勝1分2敗、勝ち点4で15位。ヴィッセル神戸との開幕戦を2-0で制し、幸先の良いスタートを切ったものの、その後はガンバ大阪に0-1、サガン鳥栖に1-1、川崎フロンターレに0-4と、攻守のバランスに苦しんでいる。ただ、3月23日のヤマザキナビスコカップグループステージでは同大会の昨季優勝チームの鹿島アントラーズに2-1と競り勝った。定評のある守備に、一発の攻撃力が噛み合いつつある様子だ。

今シーズンの甲府を牽引するのは、昨シーズン期限付きで移籍していた柏レイソルで14得点を挙げ、2シーズンぶりに古巣に戻ってきたFWクリスティアーノだ。

開幕の神戸戦でチームの全2得点を叩き出すと、鳥栖戦でも1得点。まだ4試合とはいえ、リーグでのチーム全得点を決めているというのは脅威と言える。

警戒すべきはクリスティアーノだけではない。鹿島戦では今シーズン新加入のMFビリー セレスキーとFWニウソンがゴールを決めた。セットプレーのキッカーも務めるクリスティアーノを含め、外国人トリオにはタイトな守備で自由なプレーをさせないようにしたい。

攻撃面では、甲府の強固な守備ブロックをいかに崩すかがカギとなる。単調な攻めで崩すのは難しいことから、相手を前後左右に揺さぶるような工夫が必要だ。

例えば柏木陽介は、守備ラインの裏を狙うことや、相手を片方に寄せてからサイドチェンジを行うこと、そして的確にクサビのパスを入れるということを考えているだろう。もちろん、中央を固められればミドルシュートを狙って相手守備を引き出すのも効果的。多くの引き出しからより有効な攻撃をピックアップしてぶつけていきたい。

そんな中、今シーズンは開幕から攻撃陣が好調であることが頼もしい。第4節までの得点は昨シーズンの5得点を上回る7得点。得点者の顔ぶれを見ても、3得点の興梠慎三を筆頭に、武藤雄樹、ズラタン、李 忠成もゴールを決めており、チームに勢いがある。

守備陣も現在2試合連続無失点勝利中と好調だ。さらに、3月29日に埼玉スタジアムで行なわれた日本代表のワールドカップ・アジア2次予選シリア戦でゴールマウスを守り、5-0の圧勝に貢献したGK西川周作は、「レッズでも無失点勝利を」と意気込んでいる。

4月はリーグとAFCチャンピオンズリーグを合せて計7試合が行われる厳しい日程であり、甲府戦は連戦の口火を切る大事な試合だ。13年から昨年までの対甲府戦の成績は2勝4分と引き分けが多く、そのことからも難しい対戦カードであることが分かるが、それだけに勝てば勢いがさらに増すはず。3試合連続無失点勝利へ向け、全員のハードワークで4月を白星スタートとしよう。
(URD:OM)


■ヴァンフォーレ甲府戦のチケットはこちら
http://urawa-reds.pia.jp/event.do?eventCd=1604242

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