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vs横浜FM「GW2戦目、ホームで惜敗」

3日、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムでの第9節横浜F・マリノス戦に臨んだ。前日から降り続いた雨のためスリッピーなピッチで、19時4分に試合はキックオフされた。
前節と同じメンバーでスタートしたレッズは7分、右CKに槙野がフリーでゴール正面へ。マルシオ リシャルデスが蹴ったボールを頭で捉えるが、シュートは惜しくもバーを越えて絶好の先制機を逃す。そして4分後、相手に与えたCKのリバウンドをペナルティーアーク付近から打ち返され、放物線を描いたボールがネットを揺らす。
先制後、引いて守るF・マリノスに対し、レッズはしっかりしたビルドアップからの攻撃を試みたが、なかなかフィニッシュまで辿り着けず。16分、21分とマルシオがFKから直接ゴールを狙ったものの、どちらもわずかに枠を外れ、前半は0-1のまま折り返すこととなった。
後半、ミシャ監督は開始から柏木に代えて原口を投入。54分には啓太を下げて小島をピッチへ。カウンターを受けるリスクを負いながら人数をかけ、レッズはF・マリノスエンドへと押し込む。しかし同点弾が奪えないまま、71分には坪井に代えてデスポトビッチを投入。坪井の位置には阿部が、阿部の位置にはマルシオが下がり、前線はデスポトビッチの1トップにポポ・原口の2シャドーという形を敷く。
F・マリノスの人数をかけた守備に攻めあぐねていたレッズだったが、78分、ついに同点に。中央から阿部が左の梅崎へ展開、梅崎はフォローについた槙野へと戻す。エリア外左でボールを受けた槙野はボディフェイントで1人をかわすと、右足に持ち替えて丁寧にコースをつくシュート。右足で巻いたボールはゴール右上に収まる。移籍後初得点の槙野は、拳をにぎりながらコーナーフラッグへと疾走し、膝から滑り込んだ。
その後は、両チームとも勝ち越し点を求めて互いに攻め合う展開に。
86分には途中出場のマルキーニョスにエリア外からのシュートを許し、これは加藤がナイスセーブ。しかし、与えたCKをファーサイドでマルキーニョスに頭で叩きつけられ、1-2と突き放されてしまう
アディショナルタイムの4分を含め、選手はF・マリノスゴールを目指してボールを運び、原口のクロスをデスポトビッチが胸で落とし、永田が右足でフィニッシュする場面もあったが、シュートは惜しくも枠の右へ。
悪天候ながら44,422人が詰めかけた埼玉スタジアムで、残念ながら勝利を飾ることはできなかった。
次戦は3日後の5月6日(日)、16時からエコパスタジアムで第10節ジュビロ磐田戦に臨む。

槙野智章
「ゲームとしては、自分たちのやりたいことができたと思います。その中で、1点追いついた後に、もう1点、2点と追加点を取りにいくように、もう少し前に仕掛けられれば良かったです。セットプレーは、最後は個の部分のところかなと思います。
もう1点は狙いにいきたかったです。1点を入れた後、サポーターのみなさんのWe are REDS!コールの後押しがあったので、あれとともに僕たちもしっかりと気持ちを全面に出して、追加点を取りに行くサッカーをできればと思いました」
(移籍後の初ゴールだったが?)
「たぶん、自分がゴールを決めたJリーグの試合で負けたのは初めて。非常に残念です。このチームに入って、ことごとくチャンスで外してきたので、しっかり練習した中で取れたゴールですから、これが最後にならないように、もっと大事なとき、そしてチームに価値のあるゴールを取っていきたいです。でも僕の仕事はゼロで守ること。最近、失点ゼロで抑えることができていないので、しっかり突き詰めていきたいです」
(セットプレーでの失点についてはどう感じている?)
「セットプレーは個ですから、自分の対するマークの選手を抑えることが大事ですが、それ以前に簡単にコーナーキックにしないとか、ファウルしないということが問題かなと。それと、立ち上がりの失点が目立つので、しっかりと課題の一つとして徹底的にとりあげていかないといけないと思います」
(連敗しないことが大事になるが?)
「今日の敗戦をしっかり受け止めないといけないですが、中2日なので、チームとして次の試合に気持ちを向けないといけないですし、順位表を見てもまだ上位にいるので、次勝てば上位戦線に残れると思います。ケガ人もいるかもしれないですが、次の試合が大事になります」
(柏木は痛そうだった?)
「うーん、練習していないですし、コンディションに問題はあったかもしれません。でも彼の分もカバーしてみんなでやらないといけなかったと思います」

マルシオ リシャルデス
「これがサッカーですね。今日起きたことを学んでいきたいです。彼ら(横浜F・マリノス)は自分たちのチャンスをしっかり生かしたと思います。誰かのせいにするのではなく、僕たちは自分たちに起きたことを反省して次に生かさないといけないと思います。
今日失った勝ち点3を、次の試合に懸けて取り返すだけです。勝って入ればものすごく良い状態になれたのを逃してしまったのが残念なのですが、上の位置にいるということは楽じゃない。しっかりと、今日起きた良くないことを修正しつつ、ジュビロ戦に向けて頭を切り換えて備えていくことが重要だと思います」
(中2日で切り替えるには、やはり頭の切り替えが第一?)
「頭ですね。いい意味で今日という日を忘れて、しっかり良い準備をしていくだけです。今日が僕たちが負けた最初の試合ではないし、最後の試合でもない。次のための準備をしていくことがこの仕事に必要なことです。僕らのチームは非常に強いチームですが、まだ成長段階です。僕らがここまでに作ってきたリズム感や培ってきたものを絶対に無駄にしないように、しっかりとこれからも良い働きをすることが重要です。
もちろん休息も大事ですし、本当に頭を切り換えて次の試合に備えていくことですね」
(負けはしたが悲観材料だけではないと思うが?)
僕らとしては試合の最後に点を入れられたことが本当に悲しいです。でも槙野選手が同点ゴールを取ってくれたので、ここから、と思ったときに2点目を取られてしまいました。でもサッカーは集中力を欠いてしまうといつでもああいうことが起こります。自分たちの集中力が足りなかったと思うので、しっかり修正していきたいです。
(槙野のゴールはマルシオをお手本としたようなシュートだったが?)
「僕の方がキレイだとは思いますが、試合に負けていてああいうゴールを入れてくれた。ものすごく良いシュートでした」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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