MENU

NEWS

vs柏 プレビュー「リーグ戦で再び白星街道へ」

明治安田生命J1リーグ第14節・柏レイソル戦は6月4日(日) 19時4分、日立柏サッカー場でキックオフされる。

浦和レッズは、5月31日に行われた済州ユナイテッドFCとのACLラウンド16第2戦で、2点のビハインドをものともせずに大逆転に成功し、9年ぶりのACLベスト8進出を決めた。

球際で激しい攻防を繰り返しながら、延長を含めて120分間戦った済州戦から中3日で迎える柏戦は、コンディション面で非常に厳しい状況となることが予想される。それでも選手たちは、気力を振り絞って最後まで走りきり、勝利をつかむことが任務であると分かっている。

柏は開幕から第6節まで2勝4敗と苦しんだが、第7節以降に息を吹き返し、前節終了まで実に7連勝。3連敗後の第4節には15位だったが、今はACLで試合数の少ないチームをかわし、暫定ながら首位に立っている。

目立つのは勝負所で見せる攻守の集中力だ。得点21はリーグ3位タイ、失点13は4位タイで、得失点差8も4位タイ。どこか飛び抜けているわけではないが、堅守速攻をベースに、要所で相手を上回ることで勝ち点3を積み重ねてきた。

攻撃の中心はゲームメークからセットプレーのキッカー、そしてフィニッシュまで何でもこなせるFWクリスティアーノ。サイドアタッカーの伊東純也のドリブル突破、前節の大宮戦で2得点を決めている武富にも要注意だ。

守ってはシュートストップに長けるGK中村航輔やセンターバックの中谷進之介らが中心だが、今季はそこに新たな戦力が加わっている。この3月、7シーズン過ごしたドイツからJリーグに復帰した元レッズの細貝萌がクローザーとして終盤に登場した試合は8連勝中だ。レッズとしては細貝が出て来られないような試合展開にしたいところである。

ACLベスト8進出で意気上がるレッズだが、リーグ戦ではここ4試合で1勝1分2敗と振るわない状況が続いている。現在、暫定首位の柏との勝ち点差は4だが、もしも今回敗れるようなことがあれば、その差は7まで開いてしまう。消化試合数が1つ少ないとはいえ、これ以上差を広げるわけにはいかない。

ここで思い出すべきことは、驚異的なカウンターの鋭さを誇った済州を3-0で破った31日の戦い方だ。攻めては丁寧なパス回しで不用意なパスカットをさせることなくビルドアップを図り、クサビのパスとサイドチェンジを使い分けてチャンスをつくる。守っては攻守の切り替えを素早くし、セカンドボール奪取で相手を上回る。球際での競り合い一つにもこだわりを持ちながらプレーすることができれば、自ずと勝利に近づくはずだ。

柏の連勝を止めて、リーグで再び白星街道へ。厳しい試合を制し、レッズの力を証明したい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

vs柏 プレビュー「リーグ戦で再び白星街道へ」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ