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vs札幌 プレビュー「是が非でも勝利を収め、反攻に転じるきっかけに」
明治安田生命J1リーグ第19節、北海道コンサドーレ札幌戦は7月29日(土)14時3分、札幌ドームでキックオフされる。
現在、9勝2分け8敗、勝ち点29で8位に甘んじている浦和レッズにとっては、是が非でも勝利を収め、反攻に転じるきっかけとしたい一戦だ。
今節は両チームともコンディションづくりに苦労する時期を乗り越えながらの試合となる。札幌にとってのリーグ戦は、サマーブレークを挟んだことで、7月8日以来3週間ぶりだが、26日に大阪で行われたYBCルヴァンカップ・プレーオフ、セレッソ大阪戦からは中2日の連戦だ。
しかしながら、26日のC大阪戦にはリーグ戦の主力の大半が帯同せず、しかもベンチ入り16人での戦いだった。札幌は現在、4勝4分10敗、勝ち点16で15位と、J2降格圏すれすれの位置にいる。大阪遠征の人数を絞ったのも、それだけレッズ戦に懸ける意気込みが強いということだろう。
5年ぶりのJ1復帰となった今季の札幌は、現在15位という成績ではあるが、勝利数では08年と12年の年間勝利(4勝)にすでに並んでおり、健闘と言える成績を収めている。
得点パターンは主にセットプレーから。左利きのDF福森晃斗のプレースキックは非常に精度が高いうえに球質も良く、大宮アルディージャ戦での1試合2得点を含め、3得点を挙げている。
セットプレーの際、福森の横には右利きのファンタジスタ小野伸二も構えており、GKとしてはどちらが蹴るのか読みづらいのが悩ましいところだ。
さらに今節からは新外国籍選手が2名加わる。1人は、昨季までジュビロ磐田で2シーズンプレーしたFWジェイ。欧州の強豪であるアーセナルのユース育ちでイングランド代表経験もある長身190センチのFWは、昨季のレッズ戦でもゴールを記録したことがあり、要注意だ。都倉 賢と2トップを組めば、札幌が元々武器にしていたクロスからの攻撃にも威力が増すはず。こちらも厳重に警戒する必要がある。
もう1人の新加入は“タイのメッシ”の異名を取るタイ代表MFチャナティップ。158センチと小柄なドリブラーは、26日のC大阪戦で途中出場し、チームの攻撃にアクセントを加えていた。
5年ぶりに札幌ドームに乗り込むレッズは、サマーブレーク明けとなった22日のC大阪戦で4失点を喫した守備などを改善すべく、今週は火曜、水曜と2度にわたって2部練習を行った。札幌戦は問題点を改善できているかが試される試合となる。涼しい札幌での試合で、運動量を取り戻したいところでもある。
また、攻撃面では出場停止のラファエル シルバと入れ替わりで、左膝負傷で離脱していた李 忠成が約3週間ぶりに復帰する見込み。前節は出番のなかった武藤雄樹やこのところ調子を上げているズラタンにも期待が膨らむ。
レッズは前半戦、多くの勝ち点を取りこぼしてきたことで、苦しい状況を自らつくってしまった。8月いっぱいまでのリーグ5試合はすべて下位チームが相手となるが、まずは目の前の札幌戦に全力を注ぎ、しっかりと勝利を得て、反転攻勢のスタートを切りたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
現在、9勝2分け8敗、勝ち点29で8位に甘んじている浦和レッズにとっては、是が非でも勝利を収め、反攻に転じるきっかけとしたい一戦だ。
今節は両チームともコンディションづくりに苦労する時期を乗り越えながらの試合となる。札幌にとってのリーグ戦は、サマーブレークを挟んだことで、7月8日以来3週間ぶりだが、26日に大阪で行われたYBCルヴァンカップ・プレーオフ、セレッソ大阪戦からは中2日の連戦だ。
しかしながら、26日のC大阪戦にはリーグ戦の主力の大半が帯同せず、しかもベンチ入り16人での戦いだった。札幌は現在、4勝4分10敗、勝ち点16で15位と、J2降格圏すれすれの位置にいる。大阪遠征の人数を絞ったのも、それだけレッズ戦に懸ける意気込みが強いということだろう。
5年ぶりのJ1復帰となった今季の札幌は、現在15位という成績ではあるが、勝利数では08年と12年の年間勝利(4勝)にすでに並んでおり、健闘と言える成績を収めている。
得点パターンは主にセットプレーから。左利きのDF福森晃斗のプレースキックは非常に精度が高いうえに球質も良く、大宮アルディージャ戦での1試合2得点を含め、3得点を挙げている。
セットプレーの際、福森の横には右利きのファンタジスタ小野伸二も構えており、GKとしてはどちらが蹴るのか読みづらいのが悩ましいところだ。
さらに今節からは新外国籍選手が2名加わる。1人は、昨季までジュビロ磐田で2シーズンプレーしたFWジェイ。欧州の強豪であるアーセナルのユース育ちでイングランド代表経験もある長身190センチのFWは、昨季のレッズ戦でもゴールを記録したことがあり、要注意だ。都倉 賢と2トップを組めば、札幌が元々武器にしていたクロスからの攻撃にも威力が増すはず。こちらも厳重に警戒する必要がある。
もう1人の新加入は“タイのメッシ”の異名を取るタイ代表MFチャナティップ。158センチと小柄なドリブラーは、26日のC大阪戦で途中出場し、チームの攻撃にアクセントを加えていた。
5年ぶりに札幌ドームに乗り込むレッズは、サマーブレーク明けとなった22日のC大阪戦で4失点を喫した守備などを改善すべく、今週は火曜、水曜と2度にわたって2部練習を行った。札幌戦は問題点を改善できているかが試される試合となる。涼しい札幌での試合で、運動量を取り戻したいところでもある。
また、攻撃面では出場停止のラファエル シルバと入れ替わりで、左膝負傷で離脱していた李 忠成が約3週間ぶりに復帰する見込み。前節は出番のなかった武藤雄樹やこのところ調子を上げているズラタンにも期待が膨らむ。
レッズは前半戦、多くの勝ち点を取りこぼしてきたことで、苦しい状況を自らつくってしまった。8月いっぱいまでのリーグ5試合はすべて下位チームが相手となるが、まずは目の前の札幌戦に全力を注ぎ、しっかりと勝利を得て、反転攻勢のスタートを切りたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】