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vs新潟プレビュー「自分たちのリズムで試合を制しホームで勝利を」

明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第12節アルビレックス新潟戦は5月14日(土)14時4分より、埼玉スタジアムで行なわれる。

浦和レッズは前節、2年ぶりのさいたまダービーを制してリーグ戦4連勝を飾り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)と合わせて現在、公式戦12戦負けなしだ。ACLの関係でJリーグで消化試合は他より1試合少ないが、それでもリーグ首位と、強さを見せている。

新潟は昨季15位というギリギリのところでJ1に残留し、今季から指揮官が交代した。12年途中から昨年までチームを率いた柳下正明監督が退任し、新しい監督には昨年、柏レイソルで指揮を執っていた吉田達磨氏が就任。柳下前監督が推し進めていた前線からのプレッシングというスタイルから、ボールポゼッションを志向するチームへと変貌しようとしている。

ただし、新しい戦術を導入するのはえてして困難を伴うものであり、新潟も例外ではない。第11節までを終えた現時点での成績は、2勝3分6敗、勝ち点9で15位。吉田監督がチームに植え付けようとしている戦術に対し、全体的にまだしっくりいっていないようだ。

また、4月29日の第9節ヴァンフォーレ甲府戦で、それまでチーム最多5得点を挙げていたラファエルシルバが負傷離脱しており、決定力の部分にも不安が出ている。

そんな中で注意を払いたいのは、ボール奪取能力の高いレオ シルバや、豊富な運動量で台頭してきた加藤大の中盤コンビだ。

加藤は今季のJ1全チーム全選手のトラッキングデータ(走行距離)ランキングで、上位5位までを独占しているという、驚異的な運動量の持ち主。1試合平均で約14kmと、走行距離が並外れている。さらにセットプレーのキッカーとしてもプレーの精度は高く、新潟はチームの14得点中5点がセットプレーからのゴールだ。左サイドバック・コルテースのクロスも含め、このあたりには注意を払いたい。

また、今季は元レッズの田中達也がすでに3得点と好調。こちらも集中して守り切りたい相手だ。

ホームのレッズとしては、いかに自分たちのリズムで試合を運べるかが重要になってくる。まずは好調を支える大きな要因となっている前線からのプレスと素早い攻守の切り替えで相手の出足を封じ、主導権を握りたい。

攻撃では献身的なプレーが光る李忠成が4月のJ1月間MVPを受賞した。ゴールやアシストだけではなく、守備への貢献度も高いことが評価されての受賞。その事実が示すように、レッズのサッカーは11人の連動があってこそ威力を発揮するのだということがJリーグ全体に知られてきている。

新潟戦は2007年以来9年ぶりとなるリーグ5連勝も懸かる。18日(水)にはすぐにACLラウンド16第1戦・FCソウル戦が埼スタで行なわれる。新潟戦ではしっかりと勝ち点3を積み重ね、良い流れを継続させよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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