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vs新潟「アウェイでスコアレスドロー、勝ち点1を積み重ねる」

前半戦を3位で折り返したレッズは14日、東北電力ビッグスワンスタジアムで16位アルビレックス新潟と対戦。前節と同じ先発メンバーでレッズは19時3分のキックオフを迎えた。
前半は互いに堅い守備と素早い切り替えからのカウンターの応酬に。10分にはアルビレックスのCKを永田が頭で跳ね返し、エリア外で原口が拾って速攻。ドリブルでハーフウェーラインを越えた原口が1人を股抜きで置き去りにして、相手ペナルティーエリアアーク手前で右へ展開。平川がニアポストにグラウンダークロスを送り、マルシオが右足でタッチするが、ファーサイドに向かったボールはわずかにゴールを外れた。2分後には自陣エリア右を突破されてシュートを許すも、加藤が弾いてこぼれ球は槙野がフォロー。23分には新潟・田中のエリア外からのシュートがブルーノ ロペスに当たって完全に加藤の逆をつく場面もあったが、ボールは枠を外れて救われる。
4-4-2のアルビレックス新潟は守備時にはボランチ2枚がディフェンスラインに入って6-2-2の形を取ることが多く、レッズはこの守備をなかなか崩せない。40分過ぎに梅崎がサイド突破から2度ほど良い形を作ったが得点には結びつかず。アディショナルタイムには柏木がシュートフェイントから決定的なパスを供給するが、槙野のファーストタッチは大きくフィニッシュできない。クリーンで見応えのある45分だったが、スコアは0-0のまま終了する。
メンバー交代なく臨んだ後半、開始早々の47分にアルビレックスの田中にエリア右角から強烈なシュートを許すが、ゴール右上隅に飛んだシュートは加藤がセーブ。49分には平川の右クロスを原口が頭で合わせるが、これはアルビレックスのGK東口が弾き出す。両GKの好守でスコアは動かないまま試合は進行。その後も遠めから積極的にシュートを放つアルビレックスにレッズは何度かゴールを脅かされるが、枠内に飛んできたシュートは加藤が見事に防ぎ続ける。
攻撃では61分、カウンターからチャンスメーク。阿部がドリブルで持ち上がり、柏木からエリア内ゴール正面のマルシオへ。ターンしたマルシオだったが、相手の冷静で集中した対応にフィニッシュはできず、エリア内右の平川へ。フリーでボールを受けた平川はワントラップして右足を振ったが、ミートしきれず、シュートはゴール左に外れてしまう。
アルビレックスの鋭いカウンターをしのぎつつ攻めていたレッズは75分、疲労の色が濃くなった平川と啓太の2人を同時にベンチへと下げ、宇賀神と小島を投入。この交代直後、宇賀神の右クロスをマルシオがゴール正面フリーで受けるビッグチャンスが巡ってくるが、ヘディングシュートは不発に終わってしまう。
85分には梅崎がエリア左脇での1対1から縦に突破してクロス、ファーサイドで飛び込んだ宇賀神が右足で押し込もうとしたが、シュートは不運にもGK正面へ。その後も原口のエリア内左からのシュートや、マルシオのパスに抜け出した宇賀神がGKと競り合うなど惜しい場面があったが、ゴールネットを揺らすことはできず。90+3分、集中した守備を見せてきた永田がクロスをヘディングで跳ね返して足をつった直後、試合終了の笛。両チームサポーターの歌声が途絶えることのなかったゲームは0-0のスコアレスドローに終わった。
次節は7月28日(土)、第19節。18時から埼玉スタジアムでジュビロ磐田戦に臨む。

坪井慶介
(攻撃参加が多かったが?)
「点にならなくて残念でした。でも、もちろん守備が前提で、攻撃のところでいければ、という考えは持っています。今日は特にその意識でした」
(カウンターを受けながらも、無失点に抑えた)
「しっかりカウンターに対応していこうと考えていたし、ボールを取られたときの切り替えの部分で、全員が危ないところへ帰ってくることができていました」
(勝ち点1については?)
「最低限ですね。ハードな試合になると思っていたし、簡単にはいかないと思っていましたが、結果は大事です。満足はしていませんが、最低限の勝ち点は取れたし、自分たちのサッカーをやっていくことは変わりないです」
(相手の守備ブロックを崩せていたが?)
「そういうトレーニングをしていますからね。攻撃陣に関してだけではなく、後ろから良いボール運びができれば良い攻撃ができます」
(無失点については?)
「収穫ですね、前回の試合(サガン鳥栖戦)でバタバタして失点してしまっていたので、そこは良かったです。相手の分厚い守備の中を何とかこじ開けられたのも良かったです」
(中央とサイドの使い分けもスムーズになってきた?)
「状況に応じて中と外を使い分ける判断が、2人、3人と同じ感覚でできるようになってきました。0-0ということで、勝てない原因は考えないといけないですが、チームとしてやるべきことは少しずつ進歩しています」

マルシオ リシャルデス
「非常に良い試合だったと思います。明らかに僕らのが方が多くチャンスを作っていましたし、その中で1ポイントは残念ですが、次まで時間がありますし、しっかり反省と修正をして、次に臨みたいです。
後半の方が、コンビネーションとかはっきり見せられたのではないかと思います。ただ、前半はそういうものがしっかり見せられた内容ではなかったですが、悪い内容でもなかったと思います。
個人的にも惜しいシーンがあって、もう少し違ったポジショニングを取っていればゴールできたのでは?というところもあります。今後しっかりと修正をして、次に生かしたいです。
相手は、守備をしっかり固めて、どこにいてもDFがいるという状況でした。ただもっと効果的な動きをすることで、チャンスが増えると思います。
ホームで勝ち点3を取らないといけない責任を感じているし、非常に強い磐田と次は対戦することになりますが、自信を持って戦えるように備えていきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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