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vs広島 プレビュー「来季ACL出場権獲得へ、アウェイで勝ち点3を」

明治安田生命J1リーグ 第31節 vsサンフレッチェ広島は10月29日(日)16時3分より、エディオンスタジアム広島でキックオフされる。浦和レッズは10月14日のリーグ神戸戦、18日のACL上海上港戦、22日のリーグG大阪戦の3連戦を終えて、今回は久々に中1週間での試合。リーグの残り4戦を全勝で突き進もうと、選手たちは士気を高めてアウェイの広島に向かおうとしている。

レッズは現在、13勝7分10敗、勝ち点46で7位にいる。堀監督が就任した後の8月は、3勝1分けと無敗の好スタートを切ったが、ACLや天皇杯を平日に挟む厳しい7連戦となった9月からリーグでは思うように勝ち点を伸ばすことができない苦しい時期となった。リーグはここ5試合で1勝4分け。次こそは勝利をつかみ取らなければいけない一戦だ。

好材料はある。リーグは白星に恵まれていないが、直近の公式戦2試合であるACL上海戦、リーグG大阪戦の前半に試合内容の改善をはっきりと示したことだ。

まずは守備。一時よりもチャレンジ&カバーの意識が高まり、動きもスムーズになっている印象だ。

また、攻撃ではレッズらしくボールを保持しながら連動して相手を崩していくシーンが増えているほか、セットプレーでも点を取れている。20得点で得点ランキング首位の興梠に加えて、キャリアハイである12得点を記録しているラファエル シルバがここにきて調子を上げているのもポジティブな要素だ。

対戦相手の広島は苦しいシーズンを過ごしている。開幕から黒星が続き、降格圏内に低迷。7月には12年から指揮を執って12、13、15年にチームをリーグ優勝に導いた森保一前監督が解任され、スウェーデン人指揮官のヤン ヨンソン監督が就任した。その後の12試合は4勝4分け4敗とやや盛り返しているが、前節終了時16位と、残留争いから抜け出せずにいる。
システムについては、ヨンソン監督が就任してからは4-2-3-1で戦うことが多かったが、ここ2試合は4-1-4-1を採用しており、ミラーゲームになることも予想できる。

とはいえ、同じこのシステムでも戦いのコンセプトは異なっているとみて良いだろう。レッズがボールを保持して主導権を握ろうとするのに対して、広島は奪ってから縦に速いカウンタースタイルで戦っている。レッズとしてはまずは局面ごとに球際で負けないこと、そして攻守の切り替えをしっかり意識していくことが重要になる。

レッズは現在、ACLで10年ぶりに決勝に進んでおり、誰もが来季もまたアジアの舞台で戦いたいと強く思っている。そのためには、来季ACL圏内である3位に入ることが必要だ。

現在、3位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は9。レッズができるのは、残り4試合を全部勝ち、"何かが起こる可能性"を自分たちで引き寄せていくことだ。熱い気持ちを広島のピッチで余すところなく発揮し、勝ち点3を手にしたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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