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vs広島 プレビュー「堅守を崩し、首位から勝ち点3を」

明治安田生命J1リーグ第18節 サンフレッチェ広島戦は、7月28日(土)19時3分より、エディオンスタジアム広島でキックオフされる。前節のセレッソ大阪戦に続いてアウェイに乗り込んで戦う今節は、上位との差を詰めていくため、何が何でも勝ち点3をモノにしていきたい一戦だ。

今シーズンの広島は開幕から絶好調だ。攻守ともに隙を見せることなく勝利を積み重ね、ここまで13勝2分け2敗、勝ち点41で、2位のFC東京との勝ち点差は7。リーグ優勝を飾った12、13、15年に勝るとも劣らない強さを発揮して首位を走っており、昨シーズンはJ1残留争いをしていたことが嘘のような強さを見せている。

指揮官は就任1年目の城福 浩監督。高い守備意識を要求しながらも積極的にボールを動かすスタイルは、ミハイロ ペトロヴィッチ元監督、森保 一元監督がつくってきた流れに沿ったものと言えるだろう。

その中で目立つのが、FWパトリックの躍動だ。ここまでの17試合で12得点を挙げ、得点ランキングトップに立っている実力者。彼がフィニッシャーとして機能していることが非常に大きい。

また、タイ代表FWティーラシンは途中出場が多いが4得点とまずまず。さらに、中断期間にはオーストラリアリーグからコソボ代表FWベサルト ベリーシャを獲得した。外国籍FWは189cmのパトリックを筆頭に、3人とも180cm超えの長身選手。そこに、泥臭さが売りのFW工藤壮人やMF柴崎晃誠が絡み、分厚い攻撃を見せている。

そして、驚異的なのは失点数の少なさだ。ここまでの17試合8失点という数字は、大分トリニータが08年につくった34試合24失点というリーグ記録をさらに下回るペースとなっている。

レッズにとっては、堅守の広島をいかに崩していくかが勝利のカギとなる。7月11日の天皇杯3回戦 松本山雅戦を含めると直近の公式戦3試合で奪った6得点はすべてCKからのもの。流れの中からのゴールで勝つことができれば、チームはさらに勢いをつけていくことができるだろう。攻撃面では決定力のある興梠慎三に加えて、前節にレッズでのデビューを果たしたFWファブリシオへの期待も大きい。

今節はメンバーの入れ替えもある。16年にレッズに加入して以来、4人の監督の下でつねにレギュラーとして活躍し、ルヴァンカップやAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献してきた遠藤 航が、前節を最後にベルギーリーグに移籍した。遠藤がプレーしていた右ストッパーの位置に誰が入るのか、また、それにともなって新たにチャンスを得る者は誰か。激しい競争でチームが活性化されていくことにも期待が膨らむ状況だ。

レッズは現在、勝ち点21で12位。首位の広島との勝ち点差は20あるが、試合ごとに勝ち点3を積み重ねていくことで混戦状態をつくりだしていけば、終盤戦に期待が持てる。今は目の前の1戦に必勝する姿勢で臨み、上位との差を埋めていくべき時期。リアルに勝ち点3を手にするための闘いにエールを送ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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