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vs川崎 プレビュー「雌雄を決する第2戦。総力を結集し、逆転でのベスト4進出を」

10年ぶり2度目のアジア王者を目指して挑むAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦 vs川崎フロンターレは9月13日(水)19時30分より、埼玉スタジアムで行われる。

浦和レッズは8月23日に敵地で行われた第1戦を「1-3」で終えた。しかし、ここはまだホーム&アウェイの折り返し地点に過ぎない。雌雄を決する第2戦へ向け、赤き戦士たちの士気は大いに上がっている。

第1戦では33分、50分に失点し0-2とされたものの、76分に武藤雄樹が貴重なアウェイゴールを決めた。終盤に3点目を失ったのは痛かったが、武藤の得点のお陰で、ホームでの第2戦で大逆転劇を演じる可能性は決して低くない。

レッズがベスト4へ進出するために条件はさまざまだが、最もシンプルなスコアは「2-0」だ。90分を終えた時点で浦和が2-0ならそこで準決勝進出が決まる。

失点があった場合はスコアによって勝ち上がりの行方が変わってくる。

90分を終えた時点で浦和が「3-1」なら15分ハーフの延長戦(アウェイゴールなし)に突入し、これでも決まらなければPK戦で決着をつけることになる。なお、レッズが1失点した状態で90分勝利を収めるには4得点以上が必要だ。

また、2失点してしまうと勝ち上がりの条件は極めて厳しくなる。90分を「4-2」で終えてもアウェイゴールの差で勝ち上がることはできず、5得点以上が必要だ。

戦い方としては失点のリスクを考えながら、機を見てたたみかける攻撃を仕掛けることが必要になるだろう。川崎の立場で考えると、先に1点を取ることで優位性をさらに増したいと思うはず。レッズとしては、ある程度攻撃的に来ることが予想される川崎がボールを保持しているところでミスを誘い、素早くカウンターに持って行くという戦いが効果をもたらすかもしれない。

ここで吉兆といえるデータがある。レッズは過去にACLで2度の準々決勝進出(07、08年)を果たしてきたが、いずれも第2戦を「2-0」で勝ち、ベスト4に駒を進めてきたのだ。

さらには今季のACLラウンド16では済州ユナイテッドとのアウェイでの第1戦を0-2で落としながらも、ホームでの第2戦で90分終了時に2-0、そして延長で森脇が3点目を入れ、2戦トータル3-2で大逆転勝利を収めた実績がある。あきらめずに戦い抜けば奇跡が起きるということを実践した経験は大きい。

川崎は現在、リーグ戦でも絶好調の難敵と言える。ボールポゼッションがうまく、前線の選手たちが次々とポジションを変えながら連動して攻める力がリーグ屈指であるのは認めざるを得ない。

ただ、このところのレッズは、相手の良さを封じる守備を見せつつある。また、この夏は対戦相手と比べると連戦続きのためにコンディションが厳しいということがほとんどだったが、川崎とはほぼ同じ条件。走り勝つことや球際で上回ること、攻守の切り替えを速くすることで負けることなく、意地を見せて勝ち抜きたい試合だ。

目指すべき「2-0の勝利」には全員が力を合わせることが不可欠。総力を結集して、埼玉スタジアムを最高の「レッズワンダーランド」にしよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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