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vs川崎 プレビュー「激戦必至の年間勝ち点首位攻防戦を制する」

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節 川崎フロンターレ戦は、8月20日(土)19時4分、埼玉スタジアムでキックオフされる。

前節、レッズはアウェイで名古屋グランパスに快勝し、リーグ4連勝。夏場の戦いの中で試合のペースをコントロールしながら、勝負どころでチャンスをしっかりと得点に結びつけ、勝ち点を積み重ねてきた。

現時点で、年間勝ち点2位のレッズと1位の川崎との勝ち点差は2。レッズが勝利すれば、年間勝ち点で首位に立つという非常に注目度の高い首位攻防戦となる。

川崎はここまで、攻撃面ではリーグ最多の51得点と、存分に持ち味を発揮。失点もレッズと並んでリーグ最少の21失点と少なく、25試合を戦ってわずか2敗と、攻守に安定感を見せている。

前線にはJ1リーグ3年連続得点王の大久保嘉人、2ndステージで7試合連続得点を記録した小林 悠など、警戒すべき選手は多い。彼らに質の高いパスを供給する、中村憲剛ら中盤の選手にも要注意だ。

試合のポイントには、ハードワークと攻守の切り替えを挙げたい。パスをつないで攻撃を組み立てる川崎のスタイルに対し、暑さの中でどこまでプレッシャーをかけて自由にさせないかが重要になる。また、ボールを失った瞬間の切り替えから奪い返せれば、相手の攻撃の起点をつぶすだけでなく、より相手ゴールに近い位置で攻撃を再開することにもつながる。走って戦い、相手の良さを出させないことが、勝敗のカギを握るだろう。

10試合無敗が続く中で、攻撃では、得意のコンビネーションによる得点だけでなく、カウンターやセットプレーなど、多彩なゴールパターンを見せている。川崎がどのような出方をしてきても慌てず、落ち着いて試合を進めながら、隙をついてゴールを狙いたい。また、2試合連続でアシストを記録している、GK西川周作の精度の高いキックにも注目だ。

そして、「1stステージ同様に、僕がゴールを決めて、ホームで必ず勝利したい」と川崎戦への意気込みを語るのが、武藤雄樹だ。一時期は得点から遠ざかっていたが、現在は3試合連続ゴール中と本来の実力を発揮。背番号9にはこの試合でも、勝利をたぐり寄せるゴールに期待したい。

また、リオデジャネイロオリンピックを戦ったU-23日本代表に参加していた、興梠慎三と遠藤 航が今週からチームに合流した。重要な戦力である2人の復帰は大きいが、チームは彼らを欠いた4試合で4連勝と最高の結果を残しており、その間に好プレーを見せていた那須大亮や高木俊幸らもいる。ブラジルから戻ったばかりの2人の状態も踏まえ、ミシャ監督がどのような選手起用をするのかも、興味深い点だ。

2ndステージ優勝、そして年間勝ち点1位を争う両チームの対戦とあって、激戦は必至。スタジアムには多くのファン・サポーターが詰めかけ、試合の質、雰囲気ともに、国内トップレベルの試合となるだろう。その中で、チームの目標である年間勝ち点1位に向け、レッズを愛する人々の力を結集し、何としても勝利をつかみ取ろう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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