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vs川崎プレビュー「序盤戦の山場、上位対決を制しチームに勢いを」

明治安田生命J1リーグ1stステージ第8節 川崎フロンターレ戦は4月24日(日)16時3分より、等々力陸上競技場で行なわれる。

浦和レッズは、20日にアウェイで行なわれたAFCチャンピオンズリーグのシドニーFC戦で勝ち点1を手に入れ、2007年以来9年ぶりとなるACLグループステージ突破を果たした。

オーストラリアからの長距離移動を含めた中3日の連戦とあって、フィジカル面は非常に厳しい状態だ。しかし、21歳になったばかりの関根が「きつさを顔に出していたらもっときつくなってしまう。逆に、移動もある厳しい日程の中でどれだけ期待に応えられるか、自分でも楽しみです」と話すように、メンタル面は充実している。

武藤も「川崎戦は、ギアが上がらないまま90分が終わってしまったF・マリノス戦のようなことはしたくない」と、すぐに気持ちを切り替えており、必勝を期しての戦いとなる。

毎年、破壊力のある攻撃力を武器として戦ってきた川崎だが、風間八宏監督が就任して5年目を迎えた今シーズンは、その攻撃力に一層磨きが掛かっている。

第7節を終えて18得点はリーグ断然トップ。唯一無敗の5勝2分、勝ち点17で首位に立っている原動力が、この攻撃だ。

中でも、2013年から3年連続で得点王に輝き、現在Jリーグ歴代最多の通算161得点を記録している大久保嘉人には最大の注意を払わなければいけない。ゴール前での嗅覚もさることながら、シュートに至るまでの駆け引きもうまく、気を抜いてはいけない。大久保以外にも、切れ味鋭い動きでチャンスメークからフィニッシュまで受け持つ小林 悠、司令塔の中村憲剛ら、警戒すべき選手は多い。

レッズは今回、首位チームに対し、『挑戦者』として向かっていく立場だ。ただ、順位は3位だが川崎との勝ち点差は1とわずか。試合結果によって順位は入れ替わる。

レッズが相手より優っているのは攻守のバランスと高い連動性だ。大久保と並び、得点ランキングで日本人トップの5得点を挙げている興梠はただ今絶好調。とりわけ、李とのあうんの呼吸から多くのチャンスを作っており、武藤を含めた「KLM」で12得点中9得点を決めている。1トップ2シャドーの活躍はつねに勝利のカギを握っている。

また、オーストラリア遠征に参加しなかった宇賀神や森脇には、運動量で他の選手をカバーすることも含めて多くのことが要求されるだろう。シドニーFC戦でズラタンが負傷したのは痛いが、これまで出場時間の少なかった高木や石原、駒井への期待も膨らむ。

守備陣には川崎の攻撃から勢いをそぐような、積極的な守備を望みたい。もちろん、体力面を見れば両チームには差がある。我慢の時間帯にはより集中力を高めることも忘れたくない。

川崎戦は序盤戦の山場になる。首位チームを叩くことで勢いをさらにつけ、ホームに戻って来よう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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