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vs川崎フロンターレ「アウェイで攻め続けるも追加点を奪えず」

7日、チームは等々力陸上競技場での第31節川崎フロンターレ戦に臨んだ。浦和レッズのディフェンスライン中央には、前節で負傷退場した永田に代わって山田暢が今シーズンリーグ戦では初先発となった。試合2日前に別メニューから合流を果たしたばかりの柏木もピッチに立った。
19時3分、フロンターレのキックオフで始まった前半、立ち上がりはFKからマルシオ リシャルデスが相手ゴールを脅かすなど惜しい場面があったものの、その後はフロンターレがボールを支配。だが、レッズは焦ることなく厚い守備ブロックを作って、フロンターレの時間をしのぐ。
先制は19分。ボールを回して相手を押し込み、跳ね返されてからもリバウンドを拾って攻め続けて生まれた。右サイドに流れたマルシオからのマイナスのグラウンダーを柏木がエリア右角で受け、左足でシュート。決して強いシュートではなかったが、ボールはDFの間を抜けてゴール右下に吸い込まれた。
リーグ戦では9月1日のさいたまダービー以来となる先制点を挙げたレッズだったが、22分にレナトのFKが壁に当たって加藤の頭を越え、同点に。28分には、再びレナトの左足で直接FKを決められて逆転を許してしまう。
その後34分にも流れの中からレナトにハットトリック達成となるゴールを決められ、リードを拡げられる。
守備時には5バックに近い形を採るフロンターレをなかなか崩せないレッズ。槙野が左サイドを攻め上がってエリア脇まではいくのだがゴール前の混戦状態もあって効果的なボールは配給できず。前半は2点ビハインドのまま終えることとなった。
はじまった後半、レッズは啓太・阿部のダブルボランチも一方が積極的に前へと顔を出して攻撃を構築。フロンターレのカウンターを凌ぎながら攻勢に出た。53分にはエリア左・槙野からの横パスをマルシオと原口が連続してワンタッチでつなぎ最後は柏木がフリーでエリア内へと侵入したが、ファーストタッチが大きくなってシュートはできず。しかし58分、左クロスをマルシオと相手選手がエリア内で競り、ゴール前にこぼれたところを槙野が右足で蹴り込んで2-3と追い上げる。
勢いに乗ったレッズはその後も相手エンドに押し込んだ状態で試合を展開。FKやCKから、相手ゴールを脅かした。
しかし72分、カウンターからフィニッシュを許す。フィニッシュそのものは啓太が懸命に足を伸ばしてカットするが、これが逆にボールは相手の目の前にこぼれてしまう。これを後半開始からピッチに立った山瀬に蹴り込まれて2-4と再び突き放されてしまう。
78分には平川を下げて宇賀神を右サイドに投入。2点差を追って攻め続けたレッズは形を作りつつも、ゴール前で人数をかけたフロンターレの守備を崩せず。2-4のまま、終了となった。
次節は10日後の17日(土)第32節。14時から埼玉スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦する。

鈴木啓太
「失点ゼロでいきたいという部分もありましたし、自分たちでコントロールしてゲームを作っていこうという話で試合に臨みました。
試合はコントロールしていたと思いますが、セットプレー2発で逆転されてしまって、そこから相手のやりたい形でさせてしまったと思います。
後半に入ってからも自分たちのペースで、チャンスも作れていた中で1点差に詰め寄ったところまでは良かったんですけど…。自分たちの狙いとする部分は出せてたと思いますが、4失点目が3点目を取りにいくパワー、エネルギーをちょっと奪ってしまったかなと思います」
(相手は人数をかけた守備をしてきたが?)
「それでもチャンスは作れていたと思いますし、あと一歩というところまではいけていたと思うので、そのあたりは自分たちがやってきたことは間違ってないと思います。
ただ、そこからゴールというところが、サッカーで一番大切なものだと思うので、そこが勝敗の分かれ目でもあるし、その前に失点してしまっている部分がより試合を難しくさせてしまったかなと思います」
(リーグ戦は残り3試合だが?)
「最近同じようなことをずっと言っているような気もしますが、自分たちがやっていることは間違ってないと思います。ただその中で結果が出せてないというところは見つめ直さなきゃいけないと思うので、トレーニングから集中して、進んでいる道を信じて、精度を上げてやっていきたいです。
次は広島とですが、自分たちが開幕からどれくらい成長したかを見せるチャンスでもありますし、やはりホームで勝ってないので、しっかりと勝ち点3を取りたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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