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vs北京国安プレビュー「リーグ首位の勢いをACLにつなげる!」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG・MD4、北京国安戦は4月8日(水)19時30分より、ホーム埼玉スタジアムでキックオフされる。グループステージ6試合中3試合を終えた折り返し点での成績は、1位北京国安(勝ち点9)、2位水原三星ブルーウィングス(同4)、3位ブリスベン・ロアー(同4)、4位浦和レッズ(同0)。レッズは後のない状況に置かれている。

しかしながらレッズには、グループステージを突破する可能性がまだまだあることを忘れてはいけない。そのための必須とも言える条件が、北京国安戦での勝利だ。仮にこの試合で引き分けて勝ち点1の上乗せに終わっても可能性は残るが、その道は限りなく細いものとなってしまう。

一方、埼スタにやってくる北京国安にとっては、グループステージ突破を懸けた1戦になる。ここでレッズに勝てば2位以内が確定するという状況だ。

現在首位の北京国安は、強力なFW勢を擁し、守備も強固。ここまでの3試合すべてに無失点勝利を収めている。前線のFWデヤン・ダムヤノビッチ(モンテネグロ)、FWエルトン・フェイズラフ(スウェーデン)は長身で空中戦に強く、テクニックもあるので要注意。レッズとしてはまず、FWに良いボールを配球させないことが肝要となる。

カギを握ることになりそうなのは、前線からの守備だ。アウェイでの第1戦を見る限り、北京国安はロングボールを多用するという従来の中国チームのイメージとはやや違い、後ろからしっかりつなごうという意識が見えた。

裏を返せばそこは狙い目にもなる。レッズとしてはJ1リーグでもトライしている、高い位置からの守備でビルドアップの自由を奪いつつ、奪った後はショートカウンターも織り交ぜながら果敢にシュートを打っていきたい。攻守の切り替えを素早くすることや、あるいは、ピッチの横幅と縦のバリエーションをうまくつかって相手を揺さぶりたい。

4日の松本山雅FC戦のゴールシーンは見本となるだろう。関根貴大の縦突破とエリア内深くまで切れ込んでの攻撃が布石となり、中を警戒した相手をあざむくかのように森脇良太がミドルシュートを決めた松本山雅戦には、固い守備ブロックを攻略するヒントが詰まっていた。

もちろん、縦の揺さぶりだけではない。サイドチェンジを入れながら左右幅をいっぱいに使うことで、ブロック間の距離を広げるような試みも有効だろう。

松本山雅戦から中3日の連戦ではあるが、今回は移動のないホームでの戦いであり、熱い声援があればあるほど選手の力になる。ホームでの北京国安戦を勝利し、アジアの道をさらに突き進んでいこう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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