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vsシドニーFC プレビュー「アウェイでも自分たちらしいサッカーで勝利を目指す」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージMD5 シドニーFC(オーストラリア)戦は、4月20日(水)20時(日本時間19時)より、シドニー・フットボールスタジアムでキックオフされる。

シドニーFCはグループHで現在首位、そして浦和レッズは2位。両チームともこの試合でグループステージ突破が決まる可能性があり、互いに必勝を期しての一戦となる。

4試合終了時のグループHの成績は以下の通り。
1位 シドニーFC(3勝1敗、勝ち点9)
2位 浦和レッズ(2勝1分1敗、勝ち点7)
3位 浦項スティーラーズ(1勝1分2敗、勝ち点4)
4位 広州恒大(2分2敗、勝ち点2)

レッズがMD5でグループステージ突破を決める条件は以下の通り。
・レッズ勝利の場合→浦項が引き分け以下で決定
・レッズが引き分けた場合→浦項が負ければ決定(※レッズと広州恒大が最終節に勝ち点で並んでも直接対決でレッズが広州恒大に勝ち越しているため)
・レッズが負けた場合→浦項対広州の結果にかかわらず最終節に持ち越し

今回の相手のシドニーFCは、2月24日に埼玉スタジアムで行われたレッズとの初戦を0-2で落として黒星発進となったものの、それ以降の3試合はすべて1点差勝利で3連勝を収めている。

3試合で挙げた4得点はすべて違う選手によるもので、的を絞らせない攻撃が特徴だ。

勝利のためのお手本となる試合はやはり、2月24日のMD1での対戦ということになるだろう。その試合のシドニーFCは、最終ラインに5枚を並べてレッズの攻撃を警戒しながら前半をスタートさせた。一方のレッズは、槙野や森脇が積極的に前線に顔を出し、連動したプレスから相手陣内でボールを奪ってショートカウンターへとつなげていった。

試合が動いたのは開始8分。梅崎のクロスを起点に武藤がゴール。その後は次第に相手に押し込まれる時間もあったが、落ち着いた対処でしのぎ、後半は縦パスから素早いフィニッシュへとつながっていく場面を増やしながら追加点を狙った。

すると、65分には興梠がPKを決めて2-0。終盤は守備陣が最後まで集中力を切らさず、無失点勝利に導いた。

警告の累積で森脇が出場停止になる今節だが、レッズとしてはMD1と基本的には変わらず、自分たちらしい戦いを見せていくことが重要になるだろう。レッズのコンビネーション攻撃はどんな相手にも通用するクオリティーがあるはずだ。

とはいえ長距離移動を伴っての中3日の試合では、体力的な観点も考慮すべきと言える。シドニーFCがホームで全勝していることを思えば、流れや展開によっては耐える時間帯も出てくることが予想される。要所では身体を張ることを惜しまずに、集中して戦うことが不可欠になる。

レッズは今、2007年以来となるグループステージ突破の大きなチャンスを迎えている(2008年は前年優勝によりノックアウトステージからの出場)。ACLの難しさを十分に知っているだけに、ここまで来たからにはこの機会を逃すわけにはいくまい。最後は気力を振り絞ってでも走り抜き、勝利を手にして日本に戻って来よう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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