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vsサガン鳥栖 プレビュー「昨年の悔しさを心に刻み、総力戦で連勝を伸ばす」

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第13節サガン鳥栖戦は10月3日(土)16時04分より、埼玉スタジアムで行なわれる。

清水エスパルス、鹿島アントラーズとのアウェイでの連戦を制した浦和レッズは現在、柏レイソル戦から3連勝中で年間勝ち点1位をキープしている。2ndステージの順位も3位に浮上し、首位のサンフレッチェ広島とは勝ち点5差。年間勝ち点1位と完全制覇を目指し、チームは高いモチベーションに溢れている。

3節ぶりのホームゲームでの勝利と今季2度目の4連勝を目指す次節。シーズン終盤戦、残り5節となったこのタイミングでの鳥栖との対戦とあれば、ホームとアウェイとの違いはあれ、やはり昨季第33節の苦い記憶がよみがえる。

勝てば他会場の結果次第でリーグ優勝の可能性があったレッズは、試合終了間際にセットプレーから失点して1-1に追いつかれ、ガンバ大阪に抜かれて2位に陥落した。

誰もがガックリと肩を落とすしかなかった苦い過去。あれから11ヵ月、選手たちは「強くなる」と誓い、今季は1stステージ無敗優勝、そして現在に至っている。

サガン鳥栖戦を前に昨季終盤なぜ失速したのかを振り返ったときに選手が口にするのが、「去年は少し恐がりになって、うまくいかないと皆がビビっているという感じだった」(宇賀神)「チームのためにと考えすぎてリスクを冒すことに消極的になりすぎていた」(梅崎)ということだ。守備面でも「鳥栖戦の最後のセットプレーでは、チーム全体がどこかで弱気になっていた」(西川)

このように、レッズには昨年の悔しさを心に深く刻み込んでいる選手が何人もいる。だからこそ、「同じ轍を踏んではならない」(柏木)。つまり、相手のことを考えるよりも先に、「自分たちのサッカーをする」という部分が一層大事になってくるのが鳥栖戦である。

鳥栖は12年のJ1初昇格から昨年までリーグ上位を争う成績を残してきたが、今季は1stステージに2度の2連勝があっただけで、2ndステージは連勝がなく、ここ5試合は勝ち星から遠ざかっている。エースストライカー豊田陽平が負傷離脱していた時期もあり、現在年間順位14位。J1残留争いと苦戦を強いられている。

けれども逆に言えば、切羽詰まった状況の相手だからこそ警戒しなければいけない。特に対レッズ戦7試合6得点の豊田陽平にはボックス内で仕事をさせてはいけない。きっちりと体を寄せて空中戦を封じたい。また、豊田に当てたこぼれ球、セカンドボールを狙う周りの選手もフリーにしてはいけない。

そんな中、必勝を期すレッズには昨年の悔しさを知る選手だけではなく、今季から新たに加わった実力者も大勢いる。特に前線は充実している。すでに11得点の武藤を筆頭に、高木はここ3試合で2得点。また、後半途中から出ることの多いズラタンは、相手からしてみれば最高に厄介な選手だろう。

ベテラン平川は「これから先は総力戦だ」と言葉に力を込める。大事な残り5戦の最初の試合にスッキリと勝ち、連勝を伸ばしながらラストスパートをかけていきたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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