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vs鳥栖 プレビュー「勢いを持ち込み、ベスト4進出を」

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 準々決勝 vsサガン鳥栖は10月24日(水)19時3分、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でキックオフされる。

優勝すればタイトルと同時に来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる伝統のビッグトーナメント。レッズは2006年度以来12大会ぶりの、そして平成最後の王座を目指して総力を上げて戦いに挑む。

なお、規定により4回戦までに他チームで出場した選手は登録外となり、レッズは今夏にモンテディオ山形への期限付き移籍から復帰した茂木力也が、そして鳥栖は鹿島アントラーズから移籍加入した金崎夢生が該当する。また、AFC U-19選手権に出場中の橋岡大樹、荻原拓也、田川亨介(鳥栖)は不在となる。

ベスト8の相手である鳥栖は、リーグで降格圏の17位と不振に陥っていることから、10月19日、2016年から指揮を執っていたマッシモ フィッカデンティ前監督との契約を解除し、U-18監督とトップチームコーチを兼任していた金 明輝氏を後任監督とする人事を発表した。

すると、金監督の初陣となった10月20日のリーグ前節ベガルタ仙台戦で、今夏に加入した元スペイン代表FWフェルナンド トーレスがリーグ戦6試合ぶりにゴールを決め、チームも3-2で勝利。2010FIFAワールドカップ 南アフリカ優勝などの実績を持つストライカーは、これまでなかなか連係がうまくいかず、苦労していた印象があったが、監督交替や仙台戦の勝利により、さらに上向いていると見た方が良いだろう。

トーレスは天皇杯4回戦(ラウンド16)のヴィッセル神戸戦でも得点しており、危険度は高い。テクニックにすぐれた小野裕二のドリブルやパス、FKを直接決める力を持つ原川 力のキックも要警戒だ。

4回戦の東京ヴェルディ戦(1-0)に続いて熊谷での試合となるレッズは、リーグ前節の鹿島戦で3-1と快勝した勢いをそのまま持ち込みたい。オズワルド オリヴェイラ監督が就任してから半年。指揮官が組むハードなトレーニングメニューにより、選手たちは90分間戦い切るフィジカルが確実に向上した。鳥栖戦はリーグから中3日だが、技術はもちろん、体力でも相手を上回る自信を全員が持っているはずだ。加えて、鳥栖には今季のリーグで1分け1敗と勝利を収めていないことも、今回の対戦へのモチベーションをかき立てる要素だろう。

相手はブロックを敷いた守備からカウンターを狙ってくることが予想される。レッズがボールを保持する時間も作れるはずだが、前掛かりになりすぎると逆襲を食らう危険性もある。丁寧にボールをつないでチャンスをつくり、確実に決めること。相手ボールの際には鹿島戦のようにつねにプレッシャーをかけていくこと。全員でファイトし、走ること。勝利に必要なことをしっかりとピッチで表現し、ベスト4へ進もう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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