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vs仙台プレビュー「運動量と素早い攻守の切り替えで上回り、敵地で勝ち点3を」

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第3節ベガルタ仙台戦は7月13日(水)19時4分より、ユアテックスタジアム仙台で行なわれる。

浦和レッズは前節の柏レイソル戦で2-0の無失点勝利を収め、連勝を4に伸ばした。無得点試合が4試合続き、3連敗という苦しみを味わった1stステージ中盤戦以降のころと比較するとチーム状態は確実に異なっている。敵地での仙台戦は相性が良くないが、今のレッズの勢いを試合でしっかりと表現できれば、自ずと結果がついてくるだろう。

対戦相手の仙台は現在、レッズとは対照的にステージをまたいで3連敗中だ。3試合はいずれも3失点。守備が不安定な状況に陥っている。

レッズとしてはこの守備の乱れを突いていきたいところだ。そのためには、敵地での試合ではあるが、まずはしっかりとボールを保持し、主導権を握ることから試合を進めていくこと。ベースとなる部分を試合の中でつくっていくことが大事になる。

ここで頼りになるのが、4連勝の要因にもなっている、攻撃のバリエーションだ。レッズはまず、敗れはしたものの6月18日のサンフレッチェ広島戦で関根と宇賀神の両ワイドが得点。続くFC東京戦ではストッパーの槙野が2得点、そして李がリーグ戦で約2ヵ月ぶりのゴールを決めた。

これで勢いがついた興梠はヴィッセル神戸戦で2得点と加速。すると、2ndステージ第2節の柏戦では攻撃トライアングルの1角である李も興梠との絶妙なパス交換で中央突破を図り、見事なゴールを決めた。興梠の活躍に刺激を受けての得点は、武藤にも好影響を与えている。

4月29日の名古屋グランパス戦を最後にゴールから遠ざかっている武藤は古巣との一戦に燃えており、「仙台のサポーターにもしっかりしたプレーを見せたい。埼スタでの仙台戦では連続でゴールを決めているので、次はユアスタでもゴールを決められたら嬉しい」と意気込んでいる。

チーム全体を見ると、ハードスケジュールだった6月の5連戦時には運動量が落ちていたがこのところは戻ってきており、前節の柏戦ではボールを失った後の攻守の切り替えが素晴らしかった。前半はむしろ柏ペースだったとも言える試合で、3月12日の1stステージ第3節アビスパ福岡戦以来となる無失点勝利を収めたのは決して偶然ではなく、攻守の切り替えを全員が高いレベルで意識した結果だった。

さらに、仙台相手にはセットプレーに対する警戒も高めていかなければならず、司令塔の梁勇基に危険な位置でのFKやCKを与えないことは非常に重要だ。そのためには、なるべく高い位置で相手の攻撃を食いとどめる必要があるだろう。コンパクトに守備を保っていくことも大切だ。

柏戦から中3日。梅雨明けはまだだが、気温の上昇は著しく、日によってはかなりの悪コンディションも予想される。やるべきことは体力のマネジメントをしっかりとしながら、相手を上回る運動量を見せ、勝利を手にすること。敵地でも勝ち点3を手にしてホームに戻って来よう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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