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Jリーグアウォーズに8名が出席

9日、横浜アリーナにてシーズン1年間の表彰式である『2014Jリーグアウォーズ』が開催され、浦和レッズからは優秀選手として選出された西川周作、那須大亮、槙野智章、阿部勇樹、柏木陽介、興梠慎三の6人と、最優秀ゴール賞にノミネートされた李 忠成、功労選手賞を受賞した山田暢久の合計8人が出席した。

開会時間の18時になると会場内には華やかな演出と共にオープニング映像が流れ、ジョン・カビラさんと石山愛子さんの司会でスタート。ステージにはJ3のY.S.C.C.横浜の選手からJ2、J1と順に登場し、レッズの7選手もクラブカラーの赤いカクテル光線の演出の中、登壇した。

Jリーグの村井満チェアマンの開会宣言で始まった今回のアウォーズでは、浦和レッズは、まずリーグ戦における反則ポイントの年間合計数が34ポイント以下のJ1クラブが表彰されるフェアプレー賞を初受賞し、賞金500万円と楯を受け取った。西川はフェアプレー個人賞を初受賞し、公益財団法人日本サッカー協会名誉総裁の高円宮妃殿下より楯と賞金50万円を受け取った。登壇した西川は「これからも、フェアプレー精神を持って、子供たちのお手本になる選手を目指してJリーグを盛り上げていきたいと思います」と、スピーチを行った。また、受賞はならなかったものの、レッズは最優秀育成クラブとしてのノミネートも受け、李と柏木は最優秀ゴール賞にノミネートされた。

優秀選手賞の表彰では、場内の大型ビジョンで紹介されながら32人の選出選手が登壇。受賞選手を代表して柏木が正賞として記念メダル、副賞としてホワイトゴールド・ダイヤモンドピンブローチを受け取った。そして、優秀選手32人の中から選出されるベストイレブンを、西川がGKとして3年連続3回目の受賞。プレゼンターを務めたレスリング選手の吉田沙保里さんから、正賞としてブック型の楯と賞金100万円、副賞としてクリスタル・オーナメントを受け取った。マイクを向けられた西川は「これも監督、コーチングスタッフ、チーム関係者の皆様、ここにいる仲間のおかげだと思っています」と、笑顔を見せていた。

また、2013年シーズン限りで現役を引退した山田暢久が功労選手賞の表彰を受け、プレゼンターを務めた琴欧洲勝紀氏から正賞のブック型楯と腕時計を受け取った。山田は「今日はこの賞をいただき、大変うれしく思っています。たくさんの方々、関係者、サポーターの方々、両親、家族、仲間に支えられ、幸せなサッカー人生でした」と、感謝の言葉を述べていた。

さまざまな表彰が行われた『2014Jリーグアウォーズ』は約2時間ほどで閉幕。出席した関係者やファン・サポーターの方々などから温かな拍手を受け、出席の選手たちは会場を後にした。

【西川周作】
「ベストイレブンに値する選手がチームにたくさんいると思っていたので、1人というのは寂しいですが、来年は全員でこの場所に来たいと思います。フェアプレー個人賞をいただけたのは、2008年に僕が大きな失敗をしてたくさんの方に迷惑をかけましたし、フェアプレー精神を常に持ちながらやってきました。僕にとっては、失敗から学び成長を見せたことでいただけた価値あるものだと思います。常に、自分たちを目指そうとしてくれている子供たちの鑑になれるようにしたいです。チームとしてもフェアプレー賞をいただきましたが、常にハードに戦う中で自分たちがフェアプレーの気持ちを持っていないと得られないものだと思っています。来季も、よりスピーディーなサッカーを掲げながらも、フェアプレー精神を忘れずにみんなでやっていきたいです。今日はレッズのメンバーと来たわけですが、『みんなで来たいね』と話していました。今年の悔しさを糧に来年はそれを実現したいと思っていますし、そうできると信じています」

【那須大亮】
「2年連続での優秀選手は、まだまだやれたかなというのはありますが、自分の感触としては一定以上のものをつかめたので、あとはチームとしての結果かなと思います。ベストイレブンの周作は、誰もが認めるGKですし結果もしっかり残しています。しかもJリーグだけでなく、日本代表でも良いパフォーマンスをしていますから。誰もが入ると思っていたベストイレブンですから、素直に祝福したいです。ガンバ大阪を見て、ある意味、すごく良い刺激になりました。来年は全員で来ないといけないと思います。今年はつかみかけたチャンスがたくさんありましたから、来年こそしっかりとつかんでここに来たいです」

【槙野智章】
「優勝してからあまりニュースなどを見られなかったので、今日はじめてガンバ大阪の表情を見ましたし、うらやましいという気持ちになりました。何度かこの場に立たせてもらいましたが、毎年良い刺激をもらっています。見る光景も毎年違いますし、自分の心情も瞬間ごとに違います。今年は、個人賞というよりもチームとしてこのステージに立ちたかったなという思いです。それを目標にやっていましたから、少し複雑な思いはあります。何より、今年の最初にこの壇上に全員で立ちたいということを阿部さんと話していましたから、それが手からすり落ちたのは情けないですし、ふがいなさを感じています。

個人というよりチームとして評価されたいですし、チームで評価された先に個人に光るものがあると思います。サッカーはチームスポーツですから、みんなで評価される賞を取りたいです。フェアプレー賞をいただきましたけど、僕たちは攻撃主体のチームですから、その面でゴールが伸び悩んだとは思います。受賞したこと自体は素晴らしいですが、もっと良い賞が欲しいという気持ちがあります」

【阿部勇樹】
「今日このアウォーズに来られたことは嬉しく思いますが、今年はみんなで来ることしか考えていませんでしたが、それができませんでした。来年は、そうなるようにしたいです。来季はリーグの方式が変わるので、同じような表彰をするのかは分かりませんが、優勝したチームが全員で来るのは変わらないと思いますから、来年は実現したいです」

【柏木陽介】
「来年は全員で来たいです。初めてシャーレを掲げている姿を見て、悔しすぎました。優秀選手に選ばれたことはありがたいことと受け取っていますが、その悔しさが自分に対してあります。チームのため、誰かのためということもそうですが、来季からは自分がどうあるべきかということにチャレンジしたいです。エゴイストになるという意味ではなく、自分が活躍できればチームも強くなると思っていますから、チームのために必要な個人のレベルアップに意識して取り組みたいです」

【李 忠成】
「ガンバ大阪を見ていると悔しかったです。それは、レッズのみんながそうだったと思います。来年は全員で来たいですし、いろいろな選手が加入してくると思いますが、しっかりと試合に出て、ベストイレブンに入りたいという気持ちになりました。今年はベストゴール賞のノミネートだけでしたが、優秀選手に選ばれるくらいにならないといけないと思っています。でも、ここに出席するというだけで光栄です。来年も何かしらの賞を取って、ここに立ちたいです」

【山田暢久】
「このような賞をいただいて、ありがたいです。選手を引退して、これからが大事だと思っています。自分の知識と経験を育成部門などに伝えながら、下の世代にがんばってもらいたいと考えています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

■受賞者リスト■
・優秀選手賞
GK 西川周作
DF 那須大亮
DF 槙野智章
MF 阿部勇樹
MF 柏木陽介
FW 興梠慎三

・ベストイレブン
GK 西川周作(3年連続3回目)

・最優秀ゴール賞(ノミネート)
FW 李 忠成(4月6日 ベガルタ仙台戦)
MF 柏木陽介(9月20日 柏レイソル戦)

・フェアプレー賞(J1)
浦和レッズ(初)

・フェアプレー個人賞
GK 西川周作(初)

・最優秀育成クラブ賞(ノミネート)
浦和レッズ

・功労選手賞
山田暢久

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