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「FUJI XEROX SUPER CUP 2015」前日公式会見にミシャ監督と阿部が出席

27日、『FUJI XEROX SUPER CUP 2015』の会場・日産スタジアムにて浦和レッズ・ガンバ大阪の両チームによる前日公式会見が行われ、レッズからはミシャ監督とキャプテンの阿部勇樹が出席した。





最初に、両チームの監督・選手へ明日の試合に対するコメントが求められ、ミシャ監督からは「両チームともAFCチャンピオンズリーグの初戦で敗戦を喫し、厳しいシーズンのスタートになりましたが、明日は両チームともハードに戦い、いいゲームをできればと思っています」、阿部は「ガンバとはシーズン中に何回も試合をすると思います。その最初の試合を素晴らしいものにしたいですし、何とか勝って、次のACLでの試合につなげていきたいと思います」と、意気込みを語った。



また、ガンバ大阪の長谷川健太監督は「両チームとも試合勘は戻っていると思いますので、みなさんが見ていて見応えのある、そして今後のACLの戦いに期待が持てる試合をしたい」、遠藤保仁選手は「今持っているものをすべて出したいと思いますし、相手も素晴らしいチームですので、いいゲームをできればと思っています」とコメントした。

続いて、会見は質疑応答へと移った。

■質疑応答
(ミシャ監督・阿部選手にお伺いします。昨年のホーム・ガンバ大阪戦の状況については?)
ミシャ監督
「あの試合は、我々は内容では相手を上回れていたゲームだったと思っています。ただ、内容で上回っているチームが必ずしも試合に勝つとは限らないのがサッカーです。我々としては明日のゲームで、昨年のホームでのガンバ大阪戦のようなゲームをしたいですし、それができれば、明日は必ず勝利できると思っています」

阿部勇樹
「あの試合は、素晴らしい雰囲気の中で、ガンバという最高の相手と試合をしました。勝って喜びたかったのですが、それが達成できずに残念です。ああいった雰囲気でのゲームはなかなかないと思いますので、今年はそういう試合を数多くできるようがんばっていきたいです」

(遠藤選手、阿部選手に伺います。ACLの初戦に敗れたショックは?また、日程が詰まっている中で、アジアでのグループステージと明日の一発勝負という、質の違う戦いに臨む上での難しさは?)
遠藤保仁選手
「ショックはないです。勝ち続けられるチームが強いのだと思いますが、1年間を通して全試合に勝つというのは不可能だと思っています。この間の試合で出た課題はたくさんありますので、それを次の試合で修正していくことは考えています。明日の浦和戦は全く違う大会ですし、プロの選手である以上、負けは許されないですから、それは明日もチームのために全力でプレーをしたいと思います」

阿部勇樹
「遠藤選手が言ったように、ショックはないです。日程に関しては、多く試合があることは逆に幸せであると感じています。試合が続きますが、チーム全員で戦っていますので、そこは問題ないと思います」

(長谷川監督と遠藤選手にお伺いします。レッズは昨年から多くの選手を補強しているが?)
長谷川健太監督
「非常に選手層が厚くなっていると思いますし、今シーズンに懸ける思いを感じます。明日のゲームは厳しい戦いになると思いますが、我々も今シーズン、さらに強くなろうということでスタートしています。内容も結果も素晴らしいものになるように、全員で戦っていきたいと思います」

遠藤保仁選手
「試合以外の時間は家族と遊んでいるので、浦和さんの試合は見ておらず、よくわかりません」

(ペトロヴィッチ監督にお伺いします。今シーズン、新たに加わった選手への期待は?)
ミシャ監督
「メディアの方が、新しく入った選手に注目して記事を書かれるのは理解できます。ただ、私自身は、まずはこれまで率いてきたチームがベースになる、ということを考えています。昨シーズンのチームは、最終節まで優勝を争い、ACLの出場権を得るという素晴らしいシーズンを送りました。その選手たちが引き続き、昨シーズンのようなプレーを続けてくれることが第一です。そして、新しく入ってきた選手に対しては、昨シーズンにいた選手よりもいいプレーを期待しているわけではありません。私は、彼らが昨シーズンにいた選手たちと同じくらいのプレーをしてくれれば、それで良しとしていいと思います。彼らは今シーズンの我々がACLとリーグを平行して戦う上で、いかにチームとして乗り切るかを考え、質と数の部分で必要と判断し、補強をした選手たちです。

まず、私が監督として大事にしていることは、昨シーズンに共に戦ってきた選手がベースで有り、大切な存在であるということです。彼らがこれまでがんばってきたことに関して、私は非常に感謝をしています。新しい選手に注目が集まるのもわかりますが、まずは彼らが昨シーズンの選手たちと同じレベルに来ることが、私が期待することです」

(選手のお2人にお伺いします。Jリーグのスタートの試合はどんな気持ちで迎えるのか?また、このカードを戦って感じる、相手の特長や嫌なところは?)
遠藤保仁選手
「本当に高いモチベーションと、今シーズンが始まるという自分自身やチームへの期待があります。浦和さんの嫌なところは、阿部ちゃんがピッチに立っていると嫌かな、と思います(笑)」

阿部勇樹
「何度開幕を迎えてもワクワクしますし、それはずっとやってきても変わらない気持ちです。ガンバは昨シーズンに3冠を達成しているチームです。攻撃力が強いと思いますし、今までのレッズとガンバの試合を振り返ると、引き分けで終わった記憶はあまりありません。どちらかが点を取って決着がつくのがほとんど、という関係だと思っています」



質疑応答は以上で終了し、最後には阿部と遠藤選手が固い握手を交わし、互いの健闘を誓い合って、会見は締めくくられた。また、会見後には、翌日の試合前に開催される、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜による「NEXT GENERATION MATCH」の公式会見も行われた。

「FUJI XEROX SUPER CUP 2015」は、28日(土)13時35分にキックオフされる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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