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ACL vs済州ユナイテッドFC プレビュー「総力を尽くし、逆転勝利でラウンド16突破へ」

AFCチャンピオンズリーグ2017ラウンド16第2戦済州ユナイテッドFC戦は、5月31日(水)19時30分より、埼玉スタジアムで行われる。

24日にアウェイの韓国・済州で行われた第1戦で、浦和レッズは0-2の黒星スタートとなった。ACLノックアウトステージではホーム&アウェイの2試合の勝利数とゴール数が同じだった場合は、アウェイゴールの多いチームが勝ち上がるというルールになっていることから、レッズが第2戦で逆転勝利を収めるためには、3点差以上での勝利が必要となる。

なお、90分終了時に2-0だった場合は15分ハーフの延長戦に入り(延長戦ではアウェイゴールの適用なし)、それでも決着がつかない場合はPK戦を行う。

「3点差以上での勝利」という条件はもちろん厳しいものだが、ACLグループステージ6試合で18得点を挙げ、1試合平均3ゴールを記録してきた今季のレッズにとっては、決して非現実的な数字ではない。

しかも今回の舞台は埼スタ。芝の特徴や照明の位置など、すべてにおいて勝手知ったるホームグラウンドで複数ゴールを決めるべく、選手たちはすでに気持ちを切り替えている。

一方で、複数得点と同じくらい重要な要素として、先に失点しないことも挙げられる。なぜなら、仮に1点を失うとレッズは4得点が必要になるからだ。たとえ0-0の時間が続いたとしても、焦りは禁物。逆に1点を返せば相手が焦ってくるはず。そうなれば、2点目がより近づく。

第2戦の守備面で教訓となるのは、開始7分に不本意な失点を喫したアウェイでの第1戦だ。クサビのパスを奪われてカウンター攻撃を受けたのは、ある意味想定内だったが、その後の対応が悪かった。クロスへの寄せが甘く、また、ゴール前では人数が足りていたにもかかわらず、誰が誰をマークするのかが曖昧になっていた。第2戦では、攻守の切り替えなど基本を徹底しつつ、カウンターを受けた際の対応策を修正して臨むことが重要なカギとなる。

攻撃面では特別な心配はないだろう。レッズの前線のコンビネーションはACL出場チームの中でも最高レベル。バリーエーション豊富な攻撃パターンに自信を持ち、シュートは積極的に、そして精度を意識して打っていくことだ。

済州は手強い相手だが、1試合やったことで警戒すべき攻撃はカウンター一本であることがはっきりした。延長に入れば、長身選手の投入でパワープレーがあるかもしれないが、そうなれば全員が一丸となって対応するのみだ。

2点のビハインドを追う今回の戦いでは、レッズが勝ち上がるとすれば自ずと劇的な試合内容になる。スタジアムを真っ赤に染め、最高の雰囲気でチームを後押しし、大逆転劇の目撃者になろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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