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ACL vs上海上港 プレビュー「攻守で意識を高め、アウェイゴールを」

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦、上海上港戦は9月27日(水)20時(日本時間21時)より、中国・上海市の上海体育場でキックオフされる。

3年連続6度目のACL挑戦で10年ぶりの優勝を目指す浦和レッズは、ラウンド16で済州ユナイテッド(韓国)に、そして準々決勝では川崎フロンターレに、いずれもホームで行った第2戦の大逆転勝利で、2008年以来9年ぶりのベスト4進出を果たした。

準決勝の相手である上海上港とは、グループステージ(GS)で同組だった。GSでの対戦成績は1勝1敗。レッズは3月15日にアウェイで行われたGS第3節は2-3で敗れたが、4月11日にホーム埼玉スタジアムで行われたGS第4節ではラファエル シルバのゴールで1-0の勝利を収めた。GSの最終成績はレッズが1位、上海が2位だった。

上海上港は昨年から今年にかけて、世界的にも大きな話題となる大補強を行ったクラブだ。レギュラーメンバーにはブラジル代表として2014年ワールドカップ ブラジル大会に出場し、2018年ワールドカップ ロシア大会南米予選にも招集されてきたFWフッキとMFオスカルを擁し、さらにはFWエウケソンを加えたブラジル人トリオが前線に集結。そして、3人以外にも多くの中国代表選手を抱える強豪中の強豪だ。

目立つのはブラジル人3人と中国代表FWウー レイを加えた前線の4人による迫力のある攻撃。GS6試合では15得点、ノックアウトステージでは4試合で10得点と高いアベレージでゴールを決めている。

一方でGSでは9失点、ノックアウトステージでは8失点と守備は決してよいとは言えないだろう。広州恒大との準々決勝第2戦は5失点を喫し、PK戦勝利により辛くも準決勝に進んできた。しかも今回は背番号1のGKイエン ジュンリン、4番のDFワン シェンチャオ、5番のDFワン ジャジェの3選手が出場停止となっている。

アウェイゴールを狙っていきたいレッズとして対人守備では強さを見せるものの、連係面で難のある上海上港に対し、中央から攻撃するにせよ、サイドから攻めるにせよ、レッズらしい俊敏なパスワークで崩し、精度の高いシュートを打ち込んでいきたいところだ。

また、レッズはGS6試合で18得点7失点、ノックアウトステージ4試合で8得点6失点と、上海上港とほぼ互角の数字を残してきた。「コンビネーションのレッズ」「個の迫力の上海上港」とスタイルは若干異なるが、攻撃的サッカーをピッチで体現しながらアジア4強へ勝ち進んできたことは共通している。

アウェイでの第1戦ということで選手たちもゴールへの意識が高いのは当然として、一方で守備面でも今ひとたび意識を高めなければいけない。このところ公式戦6試合連続で先制点を奪われていることをしっかり受け止め、立ち上がりの集中力、90分を通しての集中力をもっと高めていく必要がある。そして、最終ラインは背後のケアについて選手同士でも意思統一を図っていくべきだろう。

上海には大勢のレッズサポーターの来場が見込まれている。ともに赤をチームカラーとするチーム同士とあって赤一色に染まる上海体育場で、アウェイゴールを手にしよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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