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ACL vsアルヒラル プレビュー「アウェイでの第1戦。アウェイゴール、そして勝利を」

アジア2万クラブの頂点を懸けて戦うAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017決勝・浦和レッズ対アルヒラル(サウジアラビア)の第1戦は、11月18日(土)19時15分(日本時間19日午前1時15分)より、アウェイのキング・ファハド国際スタジアムでキックオフされる。

3年連続6度目のACL挑戦で、07年以来、10年ぶりの優勝を目指すレッズは、グループステージを首位で通過し、ラウンド16で済州ユナイテッド(韓国)に、そして準々決勝では川崎フロンターレに逆転勝利を収め、準決勝では優勝候補と言われた上海上港を下して決勝に進出した。ACL決勝に2度進出したJクラブは過去になく、レッズが初めて。今回はJリーグ、そして日本を代表して戦う大勝負となる。

ホームにレッズを迎えるアルヒラルは サウジの首都リヤドを本拠とし、今年はクラブ創設60周年という古豪。ACLの前身であるアジアクラブ選手権を2度制し、サウジ国内リーグの優勝回数はリーグ最多の14度を誇る、中東屈指の強豪クラブだ。

戦力は攻守とも充実している。ブラジル、ウルグアイなどの選手をはじめとする外国籍選手はもちろん、新旧サウジアラビア代表が大勢所属しており、選手個々のレベルは高い。

GKアブドゥラー・アルムアイフ、DFオサマ・ハウサウィ、DFヤシル・アルシャハラニ、ダブルボランチのMFサルマン・アルファラジ、アブドゥラー・オタイフはサウジ代表として9月のW杯アジア最終予選で日本と対戦している。攻撃陣に外国籍のタレント勢、守備陣はサウジアラビア代表勢というメンバー構成は、上海上港と共通するものがある。

攻撃陣の迫力は上海上港を超えるほどではないが、中東勢が得意とする鋭いカウンターアタックは、要注意だろう。

そしてチームを率いる指揮官はアルゼンチン人のラモン・ディアス監督。93年に開幕したJリーグで横浜マリノス(現 横浜F・マリノス)のエースストライカーとして活躍し。Jリーグ初代得点王に輝いた名選手だった。昨年10月にアルヒラル監督に就任し、1年でACL決勝に駒を進めた手腕は高く評価されている。

第1戦をアウェイで迎えるレッズは、14日に日本を出発し、UAEでのミニキャンプを挟んで、サウジアラビアでの6時間の時差と気温差に身体を慣らしながら調整を進めてきた。

また、日本代表に選出されて欧州遠征に参加していたGK西川周作、DF槙野智章、DF遠藤 航、MF長澤和輝、FW興梠慎三の5人は15日夜に欧州からサウジに到着し、チームに合流した。欧州とサウジとの時差は2時間。こちらは時差調整はほとんど必要ない状況だ。

日本代表のベルギー戦で代表デビューを飾った長澤はレッズと同じインサイドハーフでプレー。また、槙野はブラジル戦とベルギー戦でいずれもセンターバックとしてフル出場した。槙野はレッズではこのところ左サイドバックで出場しているが、アルヒラルとの第1戦はDFマウリシオが出場停止のため、センターバックに入ることが予想される。アルヒラル戦は9日間での3試合目ということで疲労はやや心配だが、日本代表でセンターバックの予行演習ができたことはプラス材料になるだろう。

8か月ぶりに日本代表復帰を果たした西川は「代表では高いモチベーションで良い練習をできた」と刺激を受けてサウジに乗り込んだ。14日のベルギー戦で出番のなかった興梠と遠藤は試合後、2人だけでシャトルランを行い、ACL決勝戦に向けてぬかりなく準備を進めていた。

11月5日の鹿島戦で足を痛めて心配された青木拓矢がしっかりとコンディションを上げてきたことも含め、チームは心身共に良い状態でACL決勝を迎える。

ホーム&アウェイで行われる決勝は、2試合の勝利数が並んだ場合、アウェイゴールの多い方が勝つことになる。後からホームゲームが待っているレッズは、もちろん勝つのが一番ではあるが、アウェイゴールを手に入れることが非常に重要になる。

リヤドでは日本からの応援ツアーに参加した約250人のレッズサポーターが集結する。大勢の後押しを受け、良い結果を手にして日本に帰ってきたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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