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ACL ラウンド16 第1戦 vs 蔚山現代「杉本がゴール奪うも1-2で敗戦」

19日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ2019 ノックアウトステージ ラウンド16 第1戦 蔚山現代戦に臨んだ。

杉本健勇が先制点を入れるも前半に追いつかれ、後半に追加点を許し1-2で敗戦を喫した。

リーグ第15節 サガン鳥栖戦から中3日。大槻 毅監督はGKに西川周作、DFライン右から岩波拓也、鈴木大輔、槙野智章、右のワイドに森脇良太、左のワイドに山中亮輔、セントラルミッドフィルダーにエヴェルトンと青木拓矢を配し、2シャドーに武藤雄樹と興梠慎三、ワントップに杉本健勇という布陣で試合をスタートさせた。

レッズは立ち上がりからボールを保持し、複数人が関わるテンポの良いパス交換でプレスをいなしながら相手を押し込んでいく。こちらの出方を窺うように引いて守る蔚山現代に対し、2シャドーの興梠と武藤はギャップでうまくボールを引き出しながら局面をユニットで崩し、チャンスメークを繰り返していった。

森脇、山中、エヴェルトン、武藤、多くの選手がペナルティーエリア内外からシュートを放つもなかなかゴールをこじ開けられない。武藤とのコンビネーションで左サイドを攻略する山中は積極的にクロスを供給していくも、中で待つ杉本や興梠にはわずかに合わなかった。

迎えた37分、待望のゴールが訪れる。エヴェルトンの縦パスを中央で受けた興梠がそのボールを青木にワンタッチで落とすと、青木はペナルティーエリア内に走り込んだ杉本に浮き玉のパスを供給。杉本はこのボールをダイレクトで頭で合わせ、見事に先制ゴールを奪って見せた。

その後もボールを保持してゲームを優位に進めるレッズ。1-0のまま前半を折り返すかと思われたが、自分たちのミスから相手にアウェイゴールを許してしまう。42分、ビルドアップの途中でエヴェルトンが中央でボールを失い、イ グノのサイド突破を止めきれずにクロスを上げられると、チュ ミンギュに頭で合わされ同点を許してしまった。

迎えた後半、立ち上がりから攻勢に出てくる蔚山現代。前半と比べて押し込まれるシーンも見られたが、レッズはボールを奪うと興梠や杉本が起点となりながらスピーディーにボールを前に運び、カウンターを仕掛けていく。杉本は後方からのロングフィードのターゲットマンとしても役割を果たし、ボールを呼び込んでいった。

69分、大槻監督は杉本に代えて汰木康也を投入する。興梠がワントップの位置に入り、汰木は2シャドーの一角を担った。さらに、72分には耐えず上下動を繰り返していた森脇に代えて宇賀神友弥がピッチに送り出された。

チーム全体が連動しながら攻守においてコンパクトさを保ち、徐々に自分たちの流れを引き戻していく。槙野や岩波も高い位置を取り、蔚山現代に圧力を掛けていった。

しかし、前掛りになったところを蔚山現代は見逃さず、81分、カウンターからファン イルスにミドルシュートを突き刺されスコアを1-2とされた。

85分、大槻監督は青木に代えて柴戸 海を投入する。

ホームの意地を見せたいレッズ。最後の最後まで攻撃の手を緩めずに波状攻撃を仕掛けていく。しかし、ラストパスやフィニッシュが合わず、ホームで痛い黒星を喫した。

次戦は6月26日(水)20時から蔚山文殊フットボールスタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019ノックアウトステージ ラウンド16 第2戦 蔚山現代戦となる。

【杉本健勇】
(久々の先発出場となったが?)
「かなり久々だったので、自分のやるべきこと、自分のできることに集中して試合に入りました」

(先制点を振り返って)
「あれは青木くんが本当にすばらしいボールをくれたので、要求していた部分でもあったし、そこは良かったと思います」

(相手のDFラインは4枚になったり5枚になったりしていたが?)
「焦れずにボールを回すというか、相手を疲れさすというところは思っていましたけど、あんまり取りにも来ませんでしたし、相手は引いてカンターを狙って来ていたので、一点目は失い方が悪かったですけど、2点目はそのカウンターからやられてしまったので、非常に悔しいです。攻撃の面ではあと少しと言うかあと一歩のところが合っていたらもっと点も入っていたと思うので、一人ひとりがネガティブになるのではなくて、2-0で勝てばいいので、この一週間でしっかり合わせたいなと思います」

(守備時には相手の19番にプレスを掛けていたが?)
「そうですね。相手のセンターバック2枚も深みを取って来ていたので、そこであんまり行っても、自分の背中を使われるだけだったので、それなら引いて限定しながら行こうということはやっていました。そこはあまり問題なかったと思います」

(試合後には拍手と歓声があったが?)
「平日のナイターですが今日もたくさん来てくれていましたし、非常に勝利を届けたかったですし残念な結果になりましたけど、試合前から180分の試合だとみんなで話していましたし、まだ90分残っていますので、アウェイで厳しい戦いになると思いますけど、ファン・サポーターの後押しと言うか声援が必ず力になってくると思うので、選手とファン・サポーターが一つになって必ず次のラウンドに進みたいと思います」

(次のアウェイ戦に向けて手応えはあったか?)
「相手のホームなのでどういったやり方で来るのか分からないですけど、どんな状況になっても試合中に対応することが重要だと思います。勝てると思います。勝つだけではダメで、2-0で勝たなければいけないので、失点してしまうと厳しい状況になるのでしっかり守備もしつつ進みたいなと思います」

(距離感も良かったと思うが?)
「そこは距離感を保って良いコンビでできたらなと思っていましたし、悪くはなかったと思います。もっと良くなるところもたくさんあると思います」

(山中選手のクロスも多く入って来ていたが?)
「ヤマ(山中)はすばらしい左足を持っていますし、特に僕がいるときはどんどんクロスを狙ってくれと言っていますし、今日も上げてくれましたけど、あと少しで合うシーンもあったので惜しかったですね。次の試合で合ってくれたらいいなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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