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ACLグループステージMD4 vs北京国安 同点に追いつくも、悔しいドロー

8日、浦和レッズは埼玉スタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ MD4、北京国安戦に臨んだ。必勝をかけたホームゲームだったが、引き分けという結果に終わった。

レッズの前線は李の1トップに石原・武藤の2シャドーという組み合わせ。柏木・青木がボランチに入り、阿部が公式戦ではおよそ1年ぶりにベンチスタートとなった。

序盤からレッズの最終ラインに積極的なプレスをかけてくる北京国安に対し、レッズは長いボールを使ってチャンスメイクを図る。しかしなかなかいい形で前線にボールが入らず、北京国安がボールを保持して攻撃を仕掛ける時間が続いた。

両サイドハーフがFWよりも前に位置するような北京の攻撃時の形に対し、レッズはしっかりとブロックを作って対応。また、2度にわたって北京国安のフェイズラフが裏に抜け出す場面を食い止めるなど、粘り強い守備をみせる。しかし33分、CKからユー・ダーバオに先制点を決められてしまった。一方のレッズも橋本や武藤が左サイドで裏に抜け出してチャンスを作るが、決めきることはできず、レッズは1点のビハインドを背負って前半を終えた。

ミシャ監督はハーフタイムで平川を関根に代え、後半をスタートさせる。後がないレッズは立ち上がりから鋭い出足を見せるようになり、試合のペースを握り返していった。

65分、橋本に代えて高木を起用。72分には石原を下げて阿部を左ストッパーに入れ、槙野を左ワイド、高木を左シャドーという攻撃的な布陣へとシフトする。そして74分、高木のCKを槙野が頭で決め、レッズがついに試合を振り出しに戻した。

サポーターの後押しを受けて勝ち越し点を狙うレッズは、85分には関根、87分にも高木が惜しい場面を作る。その後北京国安のラン・ジョンが李への乱暴な行為で退場処分に。レッズは10人の相手に対し、那須を前線に上げて勝ち越し点を奪いにいった。しかし相手を崩しきるには至らず、最後は槙野のクロスに合わせた李のヘッドがクロスバーの上へと外れたところで、試合は無情にもタイムアップ。試合は北京国安と勝ち点1を分け合う結果に終わった。

この結果、レッズのグループステージ突破の可能性は、厳しい状況になったが、まだ諦めるのは早い。この日の後半に見せた、アグレッシブな戦いを残り2戦でも見せられれば、チームが奇跡をたぐり寄せることは、不可能ではないはずだ。

次戦は4月12日(日)に行われる、明治安田生命J1リーグ 1stステージ第5節、川崎フロンターレ戦。アウェイ・等々力陸上競技場での一戦は、17時にキックオフされる。

【槙野智章】
「ホームでしたし、グループステージ突破に向けて勝ち点3を取りにいくというゲームを、キックオフと同時にひたむきに走り、全力で立ち向かっていきました。少し自分たちが思い描いていたゲームプランとは違いましたが、後半の45分間が勝負だと思っていました。0-1でしたから、ゴールを目指しにいくと同時に、チームの規律を守るということを頭に入れていました」

(阿部の投入でポジションが前になったが?)
「阿部選手が100パーセントの状態ではなくベンチスタートだったので、交代で入ったときに攻撃を活性化するというメッセージを受けて前に上がりました。ゴールを取れましたが、そこからもう少しゴールに絡むプレーや1枚はがす動き、前に厚みを加えるプレーを出せたらと思いました」

(コーナーキックから得点したが?)
「セットプレーはレッズの強みだと思っています。良いキッカーも、中に入る選手もいる中で、ゴールが取れたことは良かったと思います」

(多くのサポーターが駆けつけていたが?)
「平日の夜、気温が低い中でもたくさん足を運んでいただき、サポーターの皆さんにはいつも感謝しています。僕たちが勝ち点3という結果をプレゼントできなかったことにもどかしさはありますが、最後の最後まで声援を送っていただいて感謝しています」

(突破の可能性がある残り2試合に対しては?)
「数字的にはまだ可能性があると思っていますし、試合が終わった後の選手の表情やロッカールームでの話し合いでも、ポジティブなものが見えたと思っています。ゲーム内容を見ても、結果は勝ち点1でしたが、次につながるものだったと思いますし、自分たちの力がアジアに通用すると思っています。残り2試合、自分たちの全ての力を出して、ひたむきに頑張っていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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