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ACLグループステージMD1 vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ「ACL初戦、アウェイ4ゴールで好スタート」

21日(火)19時(日本時間17時)、オーストラリア・シドニー近郊のキャンベルタウン・スポーツスタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 グループステージ MD1 vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(以下WSW)戦がキックオフされた。

アウェイスタンドの一角に陣取るサポーターの歌声が響く中、気温約22度、まだ明るさの残るスタジアムに登場した浦和レッズの先発メンバーは、GK西川、3バックが右から森脇、遠藤、槙野、ダブルボランチに阿部と青木、左右ウイングバックは関根と宇賀神、2シャドーが武藤と李、1トップに興梠。18日の鹿島アントラーズ戦から先発3人を入れ替えてのキックオフとなった。

試合はWSWボールでキックオフ。18日のシドニーダービー(シドニーFC戦)から先発6人を入れ替えたWSWは、4-2-3-1のフォーメーションで、前線からプレッシャーを掛ける積極的な立ち上がりを見せる。

黄色(ボルトカラー)のユニフォームをまとうレッズも、立ち上がりから積極的な入りを見せ、試合開始早々の1分、相手DFのミスを突いた李が、両チーム通じてのファーストシュートを放った。

時間がたつに連れて徐々にポゼッションを高めていくレッズ。ピッチコンディションに注意を払いながらもしっかりとつなぐサッカーでリズムをつくり、13分、森脇から宇賀神のサイドチェンジから中央へ折り返し、最後は武藤が左足ダイレクトシュート。GKにキャッチされたが、レッズらしい攻撃の形を見せた。

25分ごろから相手にボールを持たれることが増え始めたレッズは、興梠が相手との接触で痛んだこともあり、30分過ぎからは1トップに李が入り、興梠がシャドーへポジションを変えたが、前半は危ない場面はほとんどなし。相手シュートをゼロに抑えてハーフタイムに入った。

後半は両チームともメンバーを変えずにスタート。興梠を1トップ、李をシャドーに戻したレッズは56分、鮮やかな先制点を決める。センターサークル付近で相手からボールを奪い返した李がドリブルで持ち運び、後ろから追い越した興梠にスルーパス。GKとの1対1となった興梠が冷静に流し込み、待望の先制点が生まれた。

動揺を見せる相手に対し、畳みかけるレッズは58分、興梠のループパスに李がゴール正面から左足ボレーシュートを決め、2-0とリードを広げると、68分には武藤の左CKに槙野が右足で合わせて3-0とする。

大量リードにも攻撃の手を緩めないレッズは、70分、武藤に代えてレッズでのデビュー戦となるラファエル シルバを投入。79分には青木に代えて那須をボランチに入れ、85分には興梠を下げて矢島がピッチに入った。すると、その1分後には矢島のパスを受けたラファエル シルバがドリブルから巧みなクイックシュートを蹴り込み、4-0と大差をつけた。

守っても、青木に代わって入った那須が中盤をさらに引き締め、選手交代で攻撃を活性化させようと試みる相手に対してシュートまでいかせることなく、無失点で試合を終えた。

レッズはACL出場6度目にして、アウェイでのグループステージ第1戦に初勝利。大きな勝ち点3とともに、得失点差でも大きな成果を手に入れる、最高のスタートを切った。

次戦は25日(土)12時30分から日産スタジアムで行なわれる明治安田生命J1リーグ開幕戦の横浜F・マリノス戦となる。

【興梠慎三】
「前半、真ん中が全然空いていなくて、スカウティングでもそれは聞いていたので、サイドから崩そうとしていました。サイドまで行くのは良かったですが、そこからがなかなか点につながりませんでした。クロスを上げるよりドリブルで中に入ってワンツーで崩すとかした方が良かったかな、と思います。

後半、僕がサイドに張っていたときに関根とのワンツーで抜けたことがありましたが、ああいうシーンがもっと作れたかな、と思います。でもアウェイで4点取れて勝てたというのは良かったです」

(自身のゴールシーンについては)
「ファーストタッチがうまくいったので、冷静に決めるだけでした。良かったです」

(李選手へのアシストのシーンは)
「自分は打てなかったので、チュンだけを見ていました。蹴る前にバウンドが少し変わって難しいボールになってしまいましたが、それをしっかりチュンが決めてくれました。2点目が早く取れたことが良かったです」

(良い形でACLの初戦を終えた)
「欲を言えば富士ゼロックススーパーカップも勝ってここに来たかったですが、重要度から言えばこの試合とリーグ開幕の横浜FM戦の先発をどうするか、監督もすいぶん迷ったと思います。そのくらい大事な試合を勝てて、何より大差で勝ったのが良かったです」

(ACLのアウェイで、勝って帰ることがほとんどなかった)
「守備陣が我慢強く失点ゼロで抑えてくれていたので、後半スペースも空いてくるだろうと思っていました。守備に助けられたところもあります」

(前半、引いてもらう場面が多かったが)
「前で張っていても、中を締められているのでボールが出てこないから、動き回った方がいいだろうと3人で話し合ってやっていました。後半は、後ろからうまく持ち運びができるようになって、僕たちにもスペースができました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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